2004/12/31

サイトリニューアル

 明日から2005年ということでサイトの構成とデザインを見直すことにしました。新年だからかどうかは分かりませんが、いつも巡回しているブログでもこの時期デザインを変更したものが目につきます。ただ単に冬休みだからでしょうか。

1.下部ブログを増設してコンテンツを増やす。
2.2コラムから3コラムにして記事の両側にサイドバーを設置する。
3.CSSをちょっといじってデザインを少しだけ変更。

 新コンテンツとして「ベトナム語ジャーナル」と「Phong Tra Saigon」をつくりました。前者は、内容に関わらずベトナム語で書いてみようという試みです。後者の意味は、さしずめ「サイゴン茶房」といったところです。個人的に好きなPhong Traの雰囲気を体現すべく、関連記事をまとめます。当面は茶とコーヒーへのこだわりと思いになりそうです。
 どちらもとりあえず作っただけで、まだリンクを貼ってよいような状態にすらありませんけど、これもまた追々。

鳥インフルエンザ年


【ハノイ30日共同】ベトナム南部ホーチミン市の病院当局者は30日、同国南部タイニン省の少女(16)がH5N1型の高病原性鳥インフルエンザに感染したことを明らかにした。
 少女は28日に入院したが、詳しい病状は不明。10日前に病気の鶏を食べたという。


 今年は、鳥インフルエンザに始まり鳥インフルエンザに終わりました。まさに鳥インフルエンザの鳥インフルエンザによる鳥インフルエンザのための2004年でした。大晦日に発表するあたり、来年もまだまだ尾を引きそうな予感です。

 いつもは少し離れた場所でしたが今回はタイニンということでちょっと近くなりました。ほぼ一年に渡って我が家では鶏肉と卵を遠ざけてきたにも関わらず、我が家でもつい最近解禁した矢先のことでした。これでまた暫く鶏肉と卵とはおさらばです。

明日大晦日

 今年も残すところあと一日となってしまいました。ベトナムにいては全く新暦の正月の雰囲気などは感じることもなく、去年同様何事もないままに-来年の場合は普段と変わらぬ週末と同じように-過ごしそうです。
 サイゴンでは、クリスマスと旧正月の早めの準備に便乗した形で、街中では一部飾り付けがなされているところも見受けられますが、クリスマスが過ぎ去った今ではもうすでにテトへと気持ちは移っているようです。

 知人が次の日曜日、つまり1月2日に結婚式を行うというところからも、ベトナム人にとっての新暦の正月への認識具合を窺い知ることができます。
 ただ、元旦に仕事があるのも当然だという雰囲気があるこの国でも、最近は外国の風習に倣っていくらかの企業などでは1日だけ休むところはあるようです。

 私は明日から数日休みが取れましたけど、新年を迎えても特にやることもないので、どうしようかと思ってます。多分何もしないと思います。

2004/12/29

ちまちまボタン

 トップページの賑やかしのためにブログ界隈でよく見かけるちまちまボタンを並べることにしました。どこかの本にも書いてありましたが、ちまちまボタン80×15px [絵文録ことのは]の命名によるものだそうです。
 Taylor McKnight - //gtmcknightには今日現在2700を超える数のちまちまボタンが登録されています。ほとんど関係ないものですけど、大抵必要な物はここで揃いそうです。
 また、Button Maker :: Kalsey Consulting Groupで自分で作ることもできます。Button Maker for Japaneseは日本語にも対応しているので便利です。

 拾ってきたり作ったりしたところまではよかったんですけど、テンプレートを変更するのが面倒でまだ掲載してません。またそのうち。

2004/12/28

人気blogランキングに参加

今の順位は?

 
人気blogランキングに参加してみましたので、暇な方は↑クリックしてみてください。
 ここのところ時間があったのでいつもより多めに投稿してるんですが、なぜか今日だけ急にヒット数が増えました。なんででしょうか。

 今年ももうすぐ終わりを迎えますね。大掃除の一環として、記事を整理するためにカテゴリーを増やして再配分しました。整理しながら以前に書いたものを読み返してみると、我ながらよく書いたものだと思います。これで、埋もれていた記事をまた見つけてもらえればと思います。

2004年クリスマスイブ

ここ数年で定番になったドンコイの枝垂れ豆球です。今年は景気がいいのかレユアンとレロイでもやってました。
1228.jpg

2004/12/27

スマトラ地震・津波


インドネシアのスマトラ島沖で26日に発生した地震でインド洋沿岸諸国を襲った大津波の被害は27日、さらに拡大し、ロイター通信などによると同日昼現在、死者は10カ国で1万3000人を超えた。

 発生直後から鰻昇りに死者数も増え、徐々に被害状況も明らかになってきています。ベトナムにいては全く実感がないんですけど、ソマリアやケニアまで津波が届いて死者が出たそうですね。ベトナムはインドシナ半島の裏側なので直撃はないですが、まわりまわって、高波くらいは来るでしょうか。

 外国人が被害状況を見物したりデジカメで撮影しているニュース画像なんかをみると、この人もブログかなぁ、などと不謹慎にも思ってしまったりします。
 被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

Yahoo!ニュース - スマトラ地震・津波

生年月日の偽装


 神奈川県綾瀬市のベトナム人母子3人が、東京入国管理局横浜支局から母親の生年月日を偽装したと疑われ、強制送還の危機に直面している問題で、母子と支援団体が24日午後、在留を認めるよう求める約5800人分の署名を同支局に提出した。
 支援団体によると、母子3人は、永住権を持つベトナム人の夫を頼って来日した妻のグエン・ティ・トゥ・クックさん(39)と長女、二女。ベトナム戦争の混乱の中で正確な出生証明書が発行されなかったためクックさんの偽装が疑われた。
 高校2年の長女は大学進学を目指して勉強中で、二女も中学校に通っている。長女のトゥ・ハンさん(19)は「友達もできた日本で生活できるようにしてください、勉強させてください」と話している。
��共同通信)12月24日

 またまた日本の厳しすぎる判断です。日本の入管は厳密な審査を行いたいんでしょうけど、ベトナムはそんなに甘いもんじゃありません。ニュースになった今回は、ベトナム戦争の混乱の中でという釈明ですが、本当のところはそれもどうだかと私は思います。
 今でも田舎では出生届を出すのを忘れていて、あるいはそんなことも知らないほどの田舎者だったりして、戸籍の誕生日が本当のものと数ヶ月、あるいはそれ以上隔たりがあるという人も多くいます。

 この場合は故意にではないですが、実際は故意に戸籍を変える人も多いと聞きます。戦争当時、米軍やベトナム共和国政府に関わる人間は、諜報活動や戦略上定期的に姓名とともに生年月日を変更したということです。内戦という形態のために、当時のベトナム共和国では北のスパイや反逆者が大腕を振って生活していたわけですから、戸籍の変更は安全上必要なことだったのかもしれません。ですので、南の政権の関係者で戦後もベトナムに留まる事にしたベトナム人は、出生時の名前からいくつもの名前を経て現在の名前へとなっているわけです。
 他のケースでは、カンボジア侵攻や中越戦争の問題があります。共産党関係者以外は徴兵されて前線に送られる可能性が高かったそうです。直前にベトナム戦争が終結したばかりの国内では、今以上に南の人間、特に政権関係者への差別が強く、その子息たちが前線での戦闘を強いられ、多くが戦死あるいは重度の障害を負うことになったということです。共産党にしてみれば、ベトナム戦争の憂さ晴らし、見せしめ、さらにはベトナム共和国関係者を抹殺するためといった意図もあったのではないかと思います。
 戦争に行きたくないというごく単純な理由とともに、共産党のための戦争になんか行ってたまるかという感情が入り乱れ、かなりの数にのぼる人が土地を売り家を売り払って役人への賄賂を工面し、子息の徴兵を回避させるために一族の戸籍年齢を書き直したという事実もあるそうです。
 賄賂があれば何でもありのベトナムでは、恐らく今でも金さえあればなんでもできると思いますので、ベトナム人の戸籍がおかしいとかいうのは全く意味のないことだと思います。
 余談ですが、偽装が疑われているクックさん(39)。菊という意味のCucさんであることは容易に想像がつきます。ただ、「U」を使用する母音は2つあって、ひとつは「う」に近く、もう一つは「お」に近い発音になってます。菊の「Cuc」は後者であるので、正確には「コック」と発音した方がよりよいのではないかと思います。もともと音節の数が違うのですから、日本語の文字でベトナム語の正確な表記などは望めないといえばそうなのですけど、そう言うのにはちゃんと理由があります。
 「クック」と発音する「Cuc」は「糞」という意味なのです。

フォートラベルと相互リンク

 先週、フォートラベルに相互リンクの申請をしたところ返事が来ました。ここに掲載されました。

 フォートラベルはCMSで作成されてるみたいです。ベトナムに限らず世界各地のコミュニティサイトになっていて、メインコンテンツは全て投稿によって成り立っています。ある程度の固定客がつくと、あとは勝手にサイトの規模が大きくなっていくような、そんなサイトを私も見習いたいと思います。

ANA機遅延

 昨晩空港までお見送りに行った方から今朝電話がありました。てっきり日本かと思ったら、なんとニューワールドホテルにいるとのこと。半日遅れで、午後3時半ごろ発で、成田には真夜中到着の予定となっていました。旅行で来て暇な人達は喜んでいるかもしれません。仕事の人も今日は日曜日なので怒りも少しは収まるかもしれません。

 昨夜飛行機に乗り込んだものの乗客は一時間ほど機内で待たされた後、すぐにホテルに向かわされたとのことです。さすが日系だけあって対応が早いです。私も学生時代には随分そんな経験をしました。でも、当時は三流の航空会社ばかり使っていたので対応もひどかったです。最長はエアインディアで、バンコクに2日ほど足止めされたことがありました。その時は結局ホテルに泊まれましたけど、そこに至る過程は本当に長かったです。余計な出費をケチるためにインド人はぎりぎりまで頑張ったみたいでした。それでも、ホテルに行けたのでそれはまだいい方です。

 悪名高いビーマンバングラディッシュはひどかった。恐らく始めから遅延時間を予想できたのだと思いますが、ホテル代と食事代をケチり、乗客の批判を抑えるための仕打ちとしか思えないようなことをやってくれました。バングラ人は毎度3時間ずつぐらい小刻みに遅延時間を変更していくというせこい手を使って、結局空港内の飛行機の目の前で半日ぐらい待たされました。そこまで行くと犯罪ではないでしょうか。文句を言いつつもそれも話のネタになると気楽に思っていた学生時代は良かったですけど、今後はもう安い航空会社を利用することもないでしょう。個人的にはもうベトナム航空も乗りたくないと思うほど保守的になってしまいました。ベトナム航空は機材としては不満はないですけど、ベトナム人の会社ということで、なんかあったときにはやっぱり信用できません。
 乗客は空港からニューワールドまで、バスではなくタクシーに相乗りさせられて向かったそうです。運賃は当然航空会社持ちと事前の説明があったにも関わらず、そこはエアポートタクシーのバカベトナム人は本領を発揮していたと、件の知人が教えてくれました。運ちゃんはメーターを回して料金の話をひたすら話しつづけたそうですが、乗客全員が完全に無視を決め込むと、結局3万ドンを回ったところでメーターを消したそうです。
 ホテルにもう一度別れを告げに知人を訪ねるとベットの前の机の上に面白いものが置かれているのが目につきました。それは「ホテルからお客様へのお願いとアドバイス」というものでした。面白い記述を抜粋してみます。

快適にお過ごしいただくために、次のような点にご配慮ください
-お客様の安全のため、外から訪問される方にはフロントデスクにてご登録をお願いしております。また、夜9時以降の客室への訪問客の立ち入りはベトナム政府の法律によって禁じられております。
-路上やローカルの屋台で売られております食品はお召し上がりにならないことをおすすめいたします。
-タクシーをご利用の際は、タクシー会社名、車両番号をメモされることをおすすめします。
-ドリアンフルーツのホテル内施設への持込はご遠慮ください。

 えぇー。夜9時以降は法律で禁止されてるって。初めて聞きました。売春婦対策かなんかででしょうか。しかし、9時って。
 屋台で食うなというのは余計なお世話です。
 タクシーについてはここまではっきり書かれるとは。政府はもっとなんかしてください。空港にたむろしてるエアポートタクシーの元締めは共産党員や有力者なんであまり強く言えないのでしょうか。一番むかつく会社が権力と関係しているとはほんとにたちが悪いです。
 ドリアン持ち込み禁止は、やっぱりかというところです。私もそれほど好物というわけでもないですけど、そんなに嫌う人の気持ちは良く分かりません。欧米人の言葉には従うしかないのでしょうか。彼らの体の方がよっぽど臭いと思いますけど。

温水シャワー

 ここのところ朝晩冷え込みます。といっても温度計を見ると27度だったりするので、あまり説得力がありません。日本人にしてみれば気にしないようにすることもできます。でも、涼しいといえばまぁ涼しいです。しかしそれはあくまでも「朝晩」に限ってのことです。
 それに、最近引っ越したのも一つの理由かもしれません。前の家は路地内にありながら目の前が大きなレストランと海軍所有の土地で高層階の建物がなかったので、一日中太陽の光が直撃でした。今度の家は奥まった場所にあるので、今はエアコンも扇風機も必要ないほど快適です。

 話は変わりますが、サイゴンにはもちろん水道が引かれています。でも、水圧が低いために3階建て、4階建て以上の場合はポンプで屋上のタンクに一度汲み上げてから使います。4階建ての我が家も2階より上はタンクの水を使っています。そのタンクの水は一日中日差しに晒されていますので、蛇口をひねるだけでいい湯加減のお湯が出てくることもあります。時には、やけどをしそうなほど熱せられていることもあって驚きます。なかなか上手くいかないのは、当然ながらうだるような暑さの日にはシャワーの水も熱く、涼しい日には水も冷たいということです。

 今朝はとうとう湯沸し機を使ってシャワーを浴びてしまいました。私の体も少しベトナムに順応してきたということでしょうか。

ベトナム109位

 発表からだいぶたってしまいましたが、先日FIFAランキングが更新されました。東南アジア地域でインドネシアに抜かれて3位に後退しました。実はこのランクは、タイガーカップの結果を織り込んでいないので、次回の発表でさらに順位を落とすことは確実です。
 タイガービールが冠スポンサーとなって、東南アジア各国が参加するタイガーカップという催しが定期的に行われています。今年はベトナムとマレーシアの共催でしたが、ベトナムにとってホームという物凄い有利な条件も生かせず、近年まれに見る体たらくで4カ国が進出する決勝トーナメントにすら進むことができませんでした。ひょっとすると、次回発表のランキングではシンガポールかマレーシアに逆転されてしまうかもしれません。

 以下の通り東南アジア各国のランキングはまだまだひどいもんです。最下位は205位のグァムでした。

72位 タイ(2)
99位 インドネシア(-5)
109位 ベトナム(-13)
118位 シンガポール(2)
120位 マレーシア(-3)
153位 ミャンマー(-3)
166位 ラオス(4)
185位 カンボジア(0)
193位 フィリピン(0)
195位 ブルネイ(0)(タイガーカップ不参加)
�� 東ティモール(FIFA未加盟?)

 因みに日本はアジア最高の17位で欧州選手権を制したギリシャと並んでます。そのあとにイラン20位、韓国24位と続いています。

FIFA.com

日本で偽装結婚

 ベトナム人と日本人との偽装結婚のニュースを見ました。日本は厳密にやってるのかもしれないですけど、ベトナムの現状をみれば、途上国の相手との偽装結婚を取り締まるのはちょっと難しいのではないかと思います。そこには明確な境界線というのがあるのでしょうか。裁判があって判決があるんだから当然あるのでしょうけど、はっきりいって密告でもされない限り分からないんじゃないでしょうか。

 ベトナムというと海外から嫁探しに来る国として知られています。自分の国で相手を探せないようなちょっと問題のあるような男性が、仲介者を通じて海外脱出を夢見るベトナムの女性と婚姻関係を結ぶというのが一般的です。
 しかし、そこには少ないながらも逆のケースもあるようです。つまり、金はあるけど海外に行くつてがないベトナム人と、海外に逃亡したものの金がない越僑が結託するという場合です。

 私の知り合いに(といってもかなり遠くてほとんど関係ないですけど)もアメリカの越僑がいて、金額を指定して婚姻を募っています。渡米後に国籍が取得できれば、もうビジネスは成立したとして離婚届を出し、相手はまた新たな客探しとなるのかもしれません。めでたく憧れのアメリカに渡ることができたベトナム人も家族を呼び寄せたあとは、みずからもビジネスに手を染めることになるのかもしれません。
 その仲介料、ベトナムにあって数万ドルとも伝え聞きます。一族郎党の期待を背負い、親戚中から掻き集めた資金で家族の夢を一身に集めて渡米する姿も、あまり同情できません。
 一緒に住んでるから婚姻実態があるという認識だけでは、ベトナム人の結婚は理解できないことが多いと思います。

 京都府警国際捜査室と松原署は24日までに、ベトナム人と日本人の偽装結婚を仲介したとして、公正証書原本不実記載などの疑いで、京田辺市河原神谷、アルバイト澄川広子被告(50)とベトナム人の無職の男(45)ら3人=いずれも公判中=を送検した、と発表した。
 調べでは3人は、2000年10月ごろ、日本で働くため長期在留資格の取得を希望しているベトナム人女性(25)に、城陽市の土木業男性(51)を紹介。結婚の実態がないのに虚偽の婚姻届を提出させるなどした疑い。
 府警によると、ベトナムに偽装結婚を仲介する組織があり、日本人との結婚を希望するベトナム人は組織に200万円を支払い、被告らは一組につき数10万円の仲介手数料を受け取っていた、という。
��京都新聞)12月24日

【Saigon Review】ベトナム人女性の商品価値

2004/12/26

MT3.14日本語版来年一月に


 米国でMovable Type 3.14の提供を開始しました。大量のスパムを受信したときのサーバー負荷を軽減するための変更などを実施しました。
 日本では現在、バージョン3.121をご提供していますが、2005年1月中に日本語版のバージョン3.14をお届けする計画です。
 なお現在、バージョン3.1以上をご利用の方は、特定のファイルを更新するだけでアップグレードが可能です。詳細は3.14に添付予定のドキュメントをご参照ください。

 そういえば3.11のままアップグレードしてませんでした。でも来月3.14だそうなのでそれまで待つことにします。今後は特定のファイルの更新だけで済むそうなので、貧弱ベトナムダイヤルアップ回線でも気軽にアップグレードできるようになりそうです。でもそれは3.14に限ってのことでしょうか。

Movable Type 日本語版サイト: Movable Type 3.14を2005年1月に提供

一年前のエントリーを表示

 Modern Syntax: 去年の今日の記事を表示するプラグインに載ってた記事を参考にして、Brad Choate: MTOnThisDayからもらってきたプラグインを早速入れてみました。

 サイドバーに去年の今日のエントリーが表示されるようになります。閏年はどうなるのかとか心配する前に、前年の記事がない日はちょっと恥ずかしいです。

 あれっ、なぜか表示されていません。
 それもそのはず、実は始めたのは今年の4月なのです。どうしようかと思いましたが、忘れないようにとりあえず入れておくことにします。表示が開始されるまであと3ヶ月。ちょっと長いなぁ。

ベトナム人女性の商品価値

 3月14日の新聞各紙に米イーベイのサイトでベトナム人少女が競売にかけられている、という記事が掲載された。台湾限定で価格は5,400ドルだった。オークションなどに出品すれば人目につくのは当たり前だと思うのだが、本気で売買するつもりだったのであろうか。何でまたそんな足のつきそうな手段をとるのか理解に苦しむところである。しかしながら、ベトナム人売買の実態についてはあまり驚きはない。というより、そんなことは日常茶飯事で、女性みずから進んで売られていくということもよくあることだ。確かに、本人の意思に反しての身売りであれば許されざるべきであることは言うまでもない。しかし、多くの場合はそんな悲壮感とは全く関係がないのが現状なのである。

 特に田舎の貧しい女性などは、見知らぬ外国人に連れられて海外に脱出することを夢に見ているという話をよく耳にする。知り合いにもそのような境遇の方がいた。一人は会って数日で結婚手続きを始めていたし、写真のみで一度も会わずに結婚を決めたという話まである。別の女性が結婚手続き完了後も通訳を介して中米出身の夫と話をしていた光景を自分の目で見たことまである。

 要するに母国で結婚できない男性が、金にものを言わせて貧しい国へ嫁探しにきている一方、女性側はといえばもちろん金目当てであるので、結婚後は定期的に本国の家族に金を送り続ける、といったギブアンドテイクの構図が成り立っている。また結婚に際しても結納と称して相当の金を渡すこともあるそうだ。結納金とはいうものの、その実態は手付金、あるいは手数料といった方が的を射ているかもしれない。ある者は夫の資産を搾り取り、ある者は自らも働きに出て、できる限りの金を国に送ることこそが本来の目的であり、任務であるのだ。用済みになれば離婚して帰ってくる者もあるし、外国籍取得とともに離婚して別の男性を探す逞しい人たちもいると聞く。
 障害者を差別する意図は毛頭ないが、そんな外国人の中には、容姿が良くない、適齢期を越えている、貧しい(自国では)、などという理由ともに障害をもっているために結婚できないという人も多いようである。いくら相手が若いからといっても、わざわざベトナムくんだりまで来て言葉も通じない相手と結婚するのだから、そんな境遇の者が多いのは当然であろう。

 そんな理由で結婚するわけだから、そろそろ逝きそうな資産家の男性に人気があるのも頷ける。夜のお相手も最小限ですみそうだし。ベトナムにいると、相手が自分の両親よりも年上というカップルに出会う確立が多いのも、そのような精神構造の女性が多いためだろう。

 少々奇異に感じられる伴侶の選び方であっても、双方の合意の下で行われているのであれば何も問題はない。さらに仲介者は、金額は違うだろうが双方から手数料を徴収するという、いわば結婚相談ビジネスをしているわけだ。自身が海外への渡航に成功したあかつきには、今度は自分が紹介する側となって稼ぎ始める女性もいるという。
 恐らく前出の5,400ドルはそんなものの一部なのだろう。だから私は記事を読みながら、今の台湾での相場はそんなもんなんだと考えたわけなのである。偶然にも同日の新聞記事に、日本への入国のための蛇頭への手数料が1人350万円と言う記述があったので、果たして台湾でのその相場は高いのだろうか、安いのだろうか。

 全ては金のために相手を選んでしまうほど、ベトナムはまだまだ貧しい国だと思うと少々不憫にも感じるが、日本を含めた先進国であっても同様の考え方を持つ女性はたくさんいるので、あまり同情する必要もないのではないだろうか。

 たまにベトナムの新聞記事でこの問題が報じらることがあるが、大抵はひどい台湾の男に引っかかったという話である。期待していたより貧乏で、さらには田舎の農民だったので朝から晩までこき使われ、その挙句に夜は家族数人の相手をさせられて、結局警察に逃げ込んで明るみに出た、とか。しかしまぁ、その間にはしっかり本国への送金は続けていたわけだろうから自業自得だろう。 

 結婚相手は中国系が多いと聞くが、地方に住むベトナム人にはまだまだ世界を知らない田舎者が多いから、やはりなんと言ってもアメリカが世界の頂点であるわけなのだ。そんなわけで、海外逃亡や難民でアメリカへ渡ったとしても、結婚相手としては今もなおアメリカの越僑が一番人気なのだ。大半の越僑が日本での不法就労外国人以下の給料しかもらっていないという現実を突きつけられても(多分ベトナム人はそんなこと知らないと思うけど)、そんなことは知ったこっちゃないのである。
 越僑は国籍は違えど人種は同じベトナム人なので、少しでも小銭を持っている男を探したい女の気持ちもわからないでもない。でもなぜか、その次につづくのが台湾人なのだ。台湾人に続く国をあまり聞かないのはどうしたことだろう。その理由はよく分からない。チョロンの人脈と何か関係があるのだろうか。

1226-1.jpg1226-2.jpg
写真左 アメリカ領事館 VISA申請と受領を待つ人々。
写真右 アメリカ領事館の塀。そこそこの数の警備員によって守られている。広めの歩道も警備上の都合からか、付き添いの人々が留まったりバイクを停車することを禁止しているようだ。おかげで、道を挟んだ向かいの歩道はバイクや人で溢れている。向かい側はきっと迷惑しているのだろう。

 日本も昔はそうであったように、また現代でも時折行われているように、ベトナムの結婚にはまだ家族の戦略が大いに反映されているようだ。そこには相手側へ経済的な期待が込められているような感じも当然ある。また、結婚相手は両親や親戚が決めるというような、日本の田舎でもすっかり忘れ去られてしまった因習もこの国では健在なため、嫁ぐ娘もそれほど抵抗なく受け入れられてしまうのかもしれない。家族単位でさえ経済的な自立ができない現状では、このような状況は当分続くのだろう。

○元記事は以下の通り
【サンノゼ(米カリフォルニア州)13日AP=共同】米インターネット競売最大手イーベイのサイト上で、3人のベトナム人少女が台湾向けに競売に掛けられていたことが分かり、イーベイは13日までにこのオークションを停止し、売り手に関する情報を台湾当局に提出した。
 オークションは今月2日、イーベイの台湾のサイトに登場。「ベトナムからのアイテム。送り先は台湾のみ」などと紹介し、少女の写真も載せていた。最初の競り値は5400ドル(約60万円)だったという。
 オーストラリアと米国在住のベトナム人活動家がこれに気づき、連絡を受けた女性人権運動家らがイーベイに通報した。
 イーベイのスポークスマンは、人身売買を厳しく禁じていると説明したが、売り手の詳細については明らかにしていない。

��この記事は2004年3月21日、22日、23日に書いたものに加筆・修正しました。内容は当時のものです。)

ベトナムの60歳は…

 訳あって還暦を祝うためのケーキが必要になりました。昨晩も探し回ったのですが、昨日はクリスマスイブということで有名どころのケーキのショーケースは全て空っぽ。そんなわけで今晩のパーティーに間に合わせるために今朝もう一度探しに行きました。
 ちょっと心配しながら店を探しましたが、やはり重要なのはイブだけでクリスマスの今日はKinh Doでも普段と変わらぬ数のケーキが並んでいてほっとしました。

 キリスト教徒でもなくクリスマスにも全く関心がない私にとっては、本当のクリスマスの意味を理解することができないながらも、子供のころの思い出とベトナム人の行動を見るにやっぱりイブの夜が最も意義深いものであるようだと再確認したところです。
 昨日の夜のサイゴンは本当に物凄い渋滞でしたので、今晩空港を往復しなければならないのを恐れていたのは全くの杞憂でした。たしかにいつもの週末の土曜日よりは幾分人出がありましたけど、やっぱりメインはイブということで、昨夜の悪夢がまるで嘘であるかのようにタクシーもラッシュの渋滞以上の速度を上げて快調に走っていました。

 Kinh Doでケーキを選び字を入れてもらうための文字を別の紙に記して店員に手渡しました。そこでちゃんと確認しなかった私にも非はあります。書き入れる文字が日本語のローマ字であったことも、悲劇の要因の一つであったかもしれません。

��KAREKI」
 「60T(60歳)」という文字と名前とともに赤いクリームでそう書かれています。最初に家で見たときは、確かに間違えには気が付いたものの、なんとなく意味は分かるし、まぁいいかと軽い気持ちで考えていました。ローマ字であることもそう思わせたのかもしれません。しかし、その後頭の中で何度も繰り返していると…。
��KAREKI」
��かれき」
��枯れ木」

 60歳で枯れ木って。面白いけどちょっとしゃれになりません。下町の中小企業のワンマン社長ならわめき散らしそうです。冗談の分かる人だったのでよかったですけど、あれは私のせいじゃありません。しっかりしてくれ、kinh Do。

カフェサイゴンに掲載

 いただいたコメントのリンクを辿ってみるとベトナム案内カフェサイゴンのリンク集に掲載されてました。
 どうもありがとうございます。

 カフェサイゴンはだいぶ前から知っているサイトでしたので、そちらから先にリンクをしていただけるとは大変感慨深いものがあります。一昔前と違い今では星の数ほどあるベトナム関連サイトの中でも、個人運営ながら大手と肩を並べるほどのステータスがあると思います。私のブログを読んでいてあちらのサイトを知らないという方はまずいないとは思いますが、最近アクセスしてない方は覗いてみてください。
 私のサイトがトップページに新着リンクとして載ってます。

2004/12/25

クリスマスイブ2004速報

 晩飯を済ませてからちょっと出かけてみたらえらい目にあいました。7時過ぎからかなり込みだして9時を回るともう目抜き通りの車の流れは幼児が歩くよりも遅くなりました。ドンコイは歩行者天国になり、ベンタン市場前のロータリーは目の前の大型スクリーンのある公園で行われているコンサートを見るベトナム人がバイクを完全に止めて居座っているために進むことができません。どこもバイクの大洪水で赤信号も全く意味をなさず、交通整理の公安もこの日ばかりはほとんど意味をなしていませんでした。

 バイクが走れない日の中心部では、歩くのが嫌いなベトナム人もたいてい預けて歩きます。しかし、そんな商売の機会をベトナム人が見逃すはずがありません。店先でも歩道でもスペースがあるところを見つけては即席駐輪場がオープンしています。しかも、普段はバイク2千ドンのところが、今晩は足元を見たボッタクリ価格になり1万ドン、中には2万ドンなどと吹っかけてくる輩までいます。
 私の場合は自宅からドンコイまで歩いてすぐなので普段でさえ預けることもないので関係ありませんが、こんな日にしかサイゴンまで出てこないベトナム人は泣く泣く払っているのかもしれません。

 今晩はほんとは出かけるつもりはなかったのですが、どうしてもアンドン市場の近くに用事があり渋々出かけなければなりませんでした。帰り道がさらにひどくDong KhoiとLy Tu Trongの交差点は歩行者天国の人の波で完全に交通が遮断されていて、十数メートルを渡るのに30分近くを要しました。
 今日は車道を我が物顔で歩く人も多く、私もベトナム人を見習って負けじと歩道や植え込みを走り回ってきました。もちろん、そうしないと前に進めないからです。でもちょっと楽しかった。

 バイクにまたがりながら頑張って写真をとってきましたのでまた今度アップします。

2004/12/24

ベトナム人からスパムがきた

 最近は毎日海外(日本以外の)から少なくとも10通、多い時には20通ぐらいスパムが来ます。だいぶ長いこと使用しているアドレスだし、以前はいろいろとサービスに登録していたのが問題の一因であることは分かっています。自分でドメイン取ってるのでいくらでも変更できますけど、ただ、どこに登録しているのか、だれに知らせているのかもう把握できないので、完全にアドレスを変更するのも骨の折れる作業です。変更したところですぐにまた漏れて同じことの繰り返しだと思うので、とにかくフィルターを駆使するしかなさそうです。

 さてこのクリスマスに、初めてベトナム人からスパムが来ました。最近は知人以外には極力アドレスを教えないようにしているので、どこから漏れたのかちょっと分かりません。内容はクリスマスカードを装ってのホテルだか旅行代理店だかの広告スパムのようです。記念すべきベトナム発第一号のスパムでもありますので、晒すことにします。

 差出人がThang Long HotelとKim Long Hotelとなってるんですが、全く心当たりありません。Managing DirectorのTran Hong Tham/Msも全く思い当たりません。サイトがDIONだったりするので日本人と深い関係があったりするのかもしれません。もしかしたら、私と間接的に関係があったりするかもしれないので、批判をちょっと押さえ気味なところが私の弱いところです。

Return-Path:
Received: from smail1.hcm.fpt.vn (smail1.hcm.fpt.vn [210.245.31.140])by *****; Thu, 23 Dec 2004 16:28:05 +0900 (JST)(envelope-from annamtour@hcm.fpt.vn)
Received: from ISP-MAILEX.HCM.FPT.VN (isp-cmail1.hcm.fpt.vn [210.245.31.166])by smail1.hcm.fpt.vn (8.13.1/8.12.9) with ESMTP id iBN7DB6B020572;Thu, 23 Dec 2004 14:13:11 +0700
Received: from hcm.fpt.vn ([210.245.31.137]) by ISP-MAILEX.HCM.FPT.VN with SMTP (Microsoft Exchange Internet Mail Service Version 5.5.2657.72)id YPLWFSVD; Thu, 23 Dec 2004 14:31:02 +0700
Received: from [210.245.127.87] by hcm.fpt.vn [210.245.31.137]
Message-ID: <009f01c4e8c0$bcf42be0$2301a8c0@japan>
Reply-To: "KIM LONG HOTEL"
From: "KIM LONG HOTEL"
To:
Subject: Merry Christmas and Happy New Year
Date: Thu, 23 Dec 2004 14:26:29 +0700
Organization: Thang Long - Kymca Hotel Co., Ltd
MIME-Version: 1.0
Content-Type: multipart/related;boundary="----=_NextPart_000_009A_01C4E8FB.64A3ACA0";type="multipart/alternative"
X-Priority: 3
X-MSMail-Priority: Normal
X-Mailer: Microsoft Outlook Express 6.00.2800.1409
X-MimeOLE: Produced By Microsoft MimeOLE V6.00.2800.1409
[*ここに画像がありました]
Here's wishing this season
Lights up your life with happiness and joy.
May your world ring out with the sound of laughter
May the heart be filled with happy ever after...
May your days be blessed bright !!!
Best wishes,
Tran Hong Tham/Ms
Managing Director
THANGLONG - KYMCA HOTEL CO., LTD
******************************
Thang Long Hotel
48 Mac Thi Buoi St., Dist.1, HCMC, VN
Tel: (84-8) 822 2595 * Fax: (84-8) 824 5220
Emai: thanglonghotel@hcm.fpt.vn
Kim Long Hotel
58 Mac Thi Buoi St., Dist.1, HCMC, VN
Tel: (84-8) 822 8558 * Fax: (84-8) 822 5024
Email: annamtour@hcm.fpt.vn
*******************************
Website: www.h2.dion.ne.jp/~jjtaka/

2004/12/23

ちょっと涼しめ

 サイゴンでは明日のクリスマスイブを前に街中がライトアップされ、仏教徒もこれに便乗して盛り上がっています。日本よりもキリスト教徒が多いとは言っても国民の9割は仏教徒だそうなので、宗教的にはほとんどのベトナム人には関係のない行事です。
 日本もそうですけどまぁ楽しめればいいです。でも、明日の夜からは中心部ではほとんど前に進めず、駐車料金も1万ドンのボッタクリクリスマス特別価格(普段はたいてい2千ドン)に跳ね上がるので、どうしようかと悩んでいます。

 ここのところ朝晩涼しくなってきました。ベトナム人が言ってた「クリスマスは涼しい」は本当でした。よくよく考えてみるとそういえば一年前も、早朝と夜は少し涼しかったということを思い出しました。
 負け惜しみに聞こえるかもしれないですけど、それでも日が昇ってる間は雨季とあんまり変わりません。

 ここのところ朝晩かなり厚着をするベトナム人を見かけます。昨夜知り合いのベトナム人はパーカーの上にジャケットを羽織っていました。この天気で3枚の重ね着です。いくらなんでもそりゃあやりすぎだろうと思います。でも、当のベトナム人は寒いのだから仕方ありません。もちろん私は半袖のワイシャツで快調にバイクを飛ばしております。他の時期に比べて涼しくなったのは認めますけど、もともと日本人とベトナム人では体のつくりがたぶん違うので、やっぱり「寒い」とか言われても今ひとつピンと来ません。

検索エンジン登録サイト

 アクセス向上のために検索エンジンへの無料登録サービスを利用してみました。その存在は知ってはいたものの、全ての登録サイトで審査に落ちない程度までサイトを作り込んでから申請しようと思って時間だけが過ぎていました。私のサイトはいつになっても進展がないので、このままではいつになるか分からないと思いまして、今日衝動に駆られて登録してみました。
 とりあえず定番の一発太郎さぶみっと!JAPANから。後者に始めて登録したのは2001年のことでした。

 同様のサービスには無料サービスに加えて有料オプションを持つものやもともと事業としてやってるところなど多数ありますけど、私のサイトは趣味でやってるだけで金を払って登録を依頼するほどでもないですから、もちろん無料サービスのみ利用しています。

 最近は、LookSmart等に見られるように金を払わないと申請できない検索エンジンも多々あります。しかも、金を払って審査を依頼したところで必ずしも掲載が保証されるわけではないというところは、趣味でやってる身では手が届きません。@niftyなどもディレクトリではこれを利用しているそうで非常に残念です。
 また、ロボット型が隆盛を極める現在、実はサイトが違っても検索結果は同じものを利用していることも多いようです。Yahooも今は独自の物を使っていますが、当初はgoo、その後Googleを採用しほんの数ヶ月前まで提携していました。
 実は大手で総アクセスのほぼ全てカバーしているともいわれます。やはり、零細検索サイトにちまちま登録するよりもYahooのディレクトリに登録され、Googleで上位にヒットさせることが近道みたいです。
 とりあえず次はGoogleのディレクトリにも採用されているdmoz(ODP - Open Directory Project)への登録を目指すことにします。Yahoo同様こちらもちょっと厳しそうです。
サーチエンジン登録ガイド(日本の検索エンジン)
ウェブ 交差点/登録できるサイト一覧

銀行で闇両替?

 家から近いのでよくサイゴンツーリスト内のベトコムバンクで両替しています。そこによくいるひげ親父にいつも言われることがあります。
 「ドラー?」
 大抵日本円を両替するので、ドンに両替するか米ドルに両替するかを確認しているわけです。でも、ドンだと言ってるのに引き下がらず、しつこくドルのレートを提示してきたりすることもままあります。昨夜も日本円を手渡すと同じことを言われました。強く断るとその挙句の果てに驚愕の言葉を耳にしてしまいました。
 「ドンがないから両替できない」
 そんなわけねぇだろ、と突っ込みを入れたい気持ちを抑えてカウンターを後にしました。どうやら両替がめんどくさかったみたいです。

 何のためかよく分からないのですが、恐らく私の日本円を闇で利用したいのかもしれません。ベトナムはドルペッグですからドンと米ドルの相場はほぼ一定ですので、動きのある円は魅力があるのかもしれません。闇では需要があって高く売れるのかもしれません。

 そんなことがあって今晩ZenPlazaに立ち寄った際に、一階に入っているベトナム投資発展銀行で両替することにしました。いつもは日本円からの両替ですが、今日はたまたま米ドルを持ち合わせていたのでそれを両替することにしました。紙を差し出されてそこに署名を求められました。上のサイゴンツーリスト内ではそんな手続きもないので少しはちゃんとしているのかもと思ったのも束の間のこと、金額は記入するなと念を押されました。なんか怪しいものを感じたので、署名とともに両替額も書き入れました。すると行員は怒り出し、もう一度署名だけを書かせるために新しい紙を差し出してきました。しかも、両替をするとその両替証明書を返そうとしません。私の個人情報が記入されているわけではないですし、喧嘩をするのも面倒だと思いそのまま帰ることにしましたけど、絶対なんか企んでるみたいです。闇で米ドルは銀行レートより高く売れるので、行員が私のドルの一部を持ち去り外で小銭でも稼ごうとしているのかもしれません。
 私には何の実害もないわけですけれども、なんかちょっと気味が悪いです。ベトナムの銀行員は縁故の塊である反面、一応はエリート層だと思っていたんですけど、モラルなんてあったもんじゃなさそうです。
 これが私の勘違いで正式な両替の手続きであるというのなら、全面的に非を認めて謝罪させていただきますけど、両替額を記入して怒られたり、署名したのに両替証明も渡さないという時点で犯罪の匂いがぷんぷんしてきます。

hellovietnamonline.comに登録

 hellovietnamonline.comに登録してもらいました。申請をしたのはだいぶ前だったんですけど、どうも登録される様子がないのでてっきり却下されたのだと思っていましたが、今日覗いてみたら新着ページにのってました。こちらに登録されてます。個人運営なのかどうか良く分かりませんけどお忙しいみたいです。
 とにかく、どうもありがとうございました。

 同サイトでは、タイやその他の国などでもお揃いのドメインをとっているようで、頑張ってる様子です。Yahooで「ベトナム」で検索すると上位にヒットします。これで私のGoogle順位もアップでしょうか。

 Yahooに登録される前は私のブログはどこにあるのか全く分からないほどだったんですけど、それが登録後は「ベトナム」検索で500位圏内に入り(低っ!)、相互リンクをいくつかお願いして現在はだいたい400番前後といったところです。これまで検索サイトなどを積極的に活用してこなかったので、これからはもう少し頑張っていろんなところで申請してみようと思います。

2004/12/22

ベトナムフォー3ドル也

 日本から来客がありました。ご本人が召し上がるわけではないのですが、納豆が必要ということで買いに行ったら近所で3パック71,000ドン。恐らく空輸だと思われるこの商品ですけど、この値段を安いと見るか高いと見るか微妙なところです。
 同じ店内には麺つゆやらインスタントラーメンやら日本食が驚くような価格で陳列されています。でも、それも日本食が恋しい日本人にしてみればそれほどどうこう言うものでもないという考え方もできます。

 しかし私は見てしまいました。
 ベトナムフォー、3USD。

 私はよく知らないのですが、坂口健二(?)氏がCMで広告していたとかいう味の素のアジアの麺シリーズの中の一種類だそうです。やはりベトナムといえばフォーなんでしょうか。納得がいかないのは、数あるインスタントヌードルの中でもその店はなぜフォーを選んだのかということです。街に出ればどこでも食べられるフォーをなぜ選んでしまったのかということです。本場のフォーが目の前にあるのにわざわざ日本風にアレンジしたであろう、全く具など入っていないであろう、値段の多くを輸送費が占めるであろうインスタントラーメンをなぜ日本から持ってきてしまうのか。
 5千ドン程度のインスタントラーメンでも食べていると驚かれ、1万ドン以上のものでは怪訝な目で見られさえするのに、3ドルもする、しかもそれが「フォー」だなんてベトナム人には到底理解できない異次元の出来事に映りそうです。

2004/12/19

テトの進物

一般的にクリスマスが終わって一ヶ月で正月だといわれます。そんなわけで街中ではいよいよクリスマスの準備とともにテト(旧正月)の空気も少しずつ感じられるようになってきました。写真は毎年恒例のソフトドリンク正月バージョンです。
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2004/12/18

無敵じゃなかった

順調に勝ち進めば、今年のタイガーカップでも「無敵のベトナム」と叫びながらのバイクの群れを見れたはずでしたが、今年はなんともさびしい開催国となってしまいました。
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2004/12/17

平社員日記

 吠える!平社員日記が面白いです。どこまでがネタなのか分からず、ちょっと電波少年的なものも感じますけど面白ければいいです。ベトナムの貧弱ダイヤルアップを利用しながらも最近は巡回コースです。

 最近So-netもブログサービスを始めたようで、同ブログはそのコンテンツの一つみたいです。とっても面白いのにまだあんまり知られてないのか、コメントもトラックバックも少なめです。管理人のO原氏が律儀にコメントやトラックバックに返信をつけてくれてますので、それを期待してちょっとトラックバックを送ってみたかったのでエントリーを書いてみました。

 最近のエントリーではココログのことに触れられてましたが、そういえばSo-netとniftyはいっしょになるという話もありましたね。どうせならいっしょになっちゃえばいいんじゃないでしょうか。

 あんまり関係ありませんが実は私も数年前にSONYの入社試験に応募したんですけど、何度目だったか面接で落とされました。結局別の電機メーカーに就職しました。(すぐ辞めましたけど)

チキショー!
��ちょっと言ってみたかったので、事後報告になりますが私にも使わせてください。実は昨日も使ったので2度目です。)

 平社員から出世してしまっても、島耕作張りの面白いブログを期待しています。

コメントスパム対策

 最近コメントスパムがまた増え気味なので、対策をとることにしました。きままにポロポロ: 続々コメントスパムを参考にして、とりあえずコメントの投稿には「ひらがなが必須」のようにしました。これで海外からのものはなくなることを期待します。日本語のものが増えたらまた考えます。考えるといってもググるだけですけど。

ベトナムでドコモ

 ドコモがW-CDMA/GSMの両方に対応した端末を発表しました。ベトナムもGSMなので、ドコモの新製品でそのまま通話できるようになりそうです。海外でiモードという話も同時に発表されてましたけど、それはまだこの国では関係なさそうです。
 ベトナムに来てから依然として携帯を購入していません。他人には2回もプレゼントしてあげたりしてるのに本人がまだなのです。理由は単純に必要ないからです。白黒液晶で通話のみなら1万円から買えるので、使う使わないは別にしても、持っておいてもいいのですが、やっぱり買うとなるとカメラが付いていてメールができるものが欲しくなります。それはもちろんモブログをするために。ベトナムではプリペイド方式が多いので、当然販売店にも報奨金制度などはなく、電話機の価格がバカ高くなってます。それでもベトナム人は自慢のために食費を削ったりして必死に維持していますが、携帯を持つことにステータスを感じない私としては、やっぱりどうしても欲しいものでもありません。

 そんなことを言っておきながら、年に延べにして数週間しかいない日本の携帯を解約せずに毎月使用料を払ってるのもどうかとは思うんですけど。FOMAなんですけど割引も最大限に利いていて月2,500円ぐらいなのでまあいいかといったところです。

 今もFOMAのカードをGSMの電話機に差し込めばそのままベトナムで利用できるのですが、国際ローミングなんたらかんたらとかで、利用料がボッタクリなので私は使っていません。今回の新製品はGSM対応ということで、ベトナムではベトナムで購入したカードを、日本ではFOMAのカードをと、一台の電話機で使い分けができるようになります。たぶんそうです。
 でもよくよく考えると、長期滞在してる場合はそれって意味があるのかどうかよく分かりません。ベトナムではベトナムで契約して、日本では日本で契約して…。そのほうが分かりやすいようなそうでもないような。
 結局何を言ってるのか自分でもよく分からなくなってきました。
 酔っ払ってません。
 早い話がベトナムに住んでるならドコモを解約しろということです。
ITmediaモバイル:海外でもiモードが使える~W-CDMA/GSMの「N900iG」
DoCoMo Net - 製品ラインナップ - N900iG
 ところで、QRコードを作ってみたのでブログに張ってますけど、誰か試してくれた人いますでしょうか。ベトナムでは試しようがないので、うまく動作してないのに貼ったままだと物凄く恥ずかしいです。
 携帯対応ページまで作ってますが、きっとだれも読んでないんでしょうね。
ケータイ新機能チェック 知ってる? QRコードの使い方

2004/12/16

轢いてやりました

 バイクでベトナム人を轢きました。そうです、轢いてやりましたとも。といってもそんな衝撃的なことではなくて、本当はちょっと踏んだ程度ですけど。

 バイクが多い道では隣のハンドルは当たるし、膝は当たるはの距離でひしめき合っています。道が狭いのにその限界を超えるほどの数のバイクがあるので仕方ないといえばそうなんですけど、やつらは並んで待つということを知りません。少しでも隙間を見つけるとそこに前輪を押し込み、ぐりぐりと前進してきます。
 動きも止まって前が動くのを待っているというそんな状況の中、左後方から無理に前進してきた二人乗りのおやじが私の体にぶつかるは、きゃつらの泥跳ねしたこ汚いマフラーの汚れが私のズボンにこ擦り付けられるはで、私もついに我慢の限界に達しました。

チキショー!(すいません。パクリました。)

 バイクをねじ込まれたものの依然としてバイクは歩くより遅い速度で進んでいました。そして完全に流れが止まり、後ろに座ってた件の親父が両足を地面につけたその瞬間を私は見逃しませんでした。前輪でやつの右足を踏んでやりました。わざと。ふっ、やつらはこれで前に進めまい。

 言い争いも辞さぬ覚悟でのアタックでしたが、振り返った親父はなぜか笑顔。自分の足を指差しながら笑っていました。その前に私にしたことへの罪悪感が多少はあったんでしょうか。ちょっと拍子抜け。

一貫性のないマスコミ

 周知の通り今回のタイガーカップではベトナムは残念ながら決勝トーナメントに進むことができませんでした。開催国ということもあり最低でも決勝進出はノルマであっただけに、ブラジル人監督のTAVARES氏の更迭はほぼ間違いないと言ってよいと思います。
 負けた監督が批判されるのはよくあることです。ただ、本日のトイチェーを見ると、ベトナム人の品格と知性のなさが良く分かります。直接的な表現ではありませんが、いわく、TAVARES氏は夜の営みがうまくいっていないことが原因で、怒りやすく能力を発揮できなかったということです。スポーツ新聞やタブロイド紙ならまだしも、一般紙が書く内容ではありません。全く根拠がないだけでなく、ただ自分の国の代表の無能さを棚に上げてスケープゴートにしているだけです。監督の資質ももちろん重要な要素だとは思いますけど、結局のところ最後は選手の能力で決まるのは当たり前のことです。どんな優秀な監督を招聘しても実際にプレーするのがベトナム人であるかぎり良い試合など望めないということをベトナムの国民も分かっていないみたいです。

 同じ紙面には以前の監督であったCALISTO氏を懐かしむ記事も掲載されていました。以前、同氏は代表試合直前に招聘されたにも関わらず、まずまずの結果を残したという実績があります。また報酬はTAVARES氏の数分の一とも言われています。CALISTO氏はベトナムの生活が気に入り報酬を度外視してでもベトナムで働きたいという意向から、現在は一部リーグ所属のロンアン省のDong Tamを率いています。Dong Tamはもともと弱小チームでしたが、建築資材を生産販売する親会社の成功(創業者は議員にもなっています)でチーム運営資金も潤い、今は選手補強とCALISTO氏の手腕で優勝争いも常連の強豪チームの一つとなっています。
 チームの躍進にはもちろん彼の指導、育成方法のよさもあるのでしょうが、代表を率いた時の成功の要因は、自由な選手の招集にあったというのは公然の秘密です。それがなぜ秘密になるのかというと、ベトナムでは連盟の意向、つまり共産党のおめがねに適う人間しか代表になれないという不文律があるからです。彼が見つけてきた当時まだ無名のThai Emなどは今でも代表で活躍しています。ベトナム以外でも代表選手の選抜に口を出すサッカー協会などがあるかもしれません。しかし、明らかに技術的に見劣りする有力者の息子などが代表に選出されていたら国民は黙っていないでしょう。でも、ベトナムの場合は少なくとも公にはだれも文句を言いません。というより言えません。
 今回の記事はCALISTO氏を切ってTAVARES氏を監督に招いた連盟への責任追求を回避するためにTAVARES氏を生贄としたプロパガンダにも見えます。CALISTO氏を解任したのはもちろん連盟の思い通りにならない厄介な人間だからということは明らかなのに、ここへきてまた同氏を懐かしむ内容の記事を掲載するとは、新聞(つまり政府)の品格が疑われます。また、各紙がこぞって選手ではなく監督批判のみを大合唱するのは、国民のガス抜きの対策を検討した結果の、政府の指令なのかもしれません。
 今日はベトナムの最終戦である対ラオス戦でした。私は仕事で見れなかったので、偶然会った人に途中経過を訊いてみると次のように答えてくれました。
��(ゴールが)100本でも(決勝トーナメントに)入らない。ベトナムの代表は一番嫌いだ」
 その言葉を聞いてちょっと悲しくなりました。ベトナムが予選敗退を決めた時からもう試合を見ないという人も多いです。サッカーの事なんか何も知らないくせに便乗騒ぎをする日本人なんかとベトナム人は違うんだとこれまでは信じて疑いませんでした。ベトナム人は本当にサッカーを愛していると思っていただけにとても残念です。結局はベトナムも日本と何ら変わりないということでした。多くのベトナム人は代表が「勝つ」のを見ているのであって、サッカーを見ているわけではないのです。
 サッカーなんて勝つ時もあれば負ける時もあるでしょう。日本がイングランドと引き分けちゃったりするご時世ですから、ベトナムがインドネシアに負けたって、シンガポールと引き分けたって何も驚くことはありません。
 今回はタイの予選敗退もほぼ決まりました。たしかに今回のタイ代表はエース格が不参加でややレベルの落ちるメンバーでした。今後は以前予想した通りインドネシアとシンガポールの争いになるのではないかと思います。個人的にはシンガポールが優勢と見ています。

2004/12/15

化粧濃すぎ

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��あっ、カイルーンだ」

 初めて見たときの印象でした。カイルーンは南部で発展した日本でいえば歌舞伎のような(ぜんぜん違いますけど)古典芸能です。高齢者やメコンデルタ出身者、家庭環境などで子供のころから馴染みがあれば若い人でもファンは多いです。
 写真は前々から気になっていたDN1(ドンナイテレビ。ドンナイ省はホーチミン市に隣接しており、工業団地等を展開して外国からの投資の呼び込みに成功しているようで、地方にありながらテレビ局を2つ持つなど、省の財政は潤っているようです)のアナウンサーです。今日はすぐに部屋にデジカメをとりに走り念願の激写となりました。

 まぁ、不快感を与えているわけでもないのでいいんですけど、やっぱりちょっと濃すぎるのではないかと。因みにHTV(ホーチミンテレビ)で8時ごろのニュースを読んでるアナウンサーは妻の大学の同窓生だそうです。英文科ではあまり出来る方ではなかったみたいなので、ベトナムのマスコミは成績、能力よりも血縁、縁故重視ということの証明でしょうか。でも、今はバリバリ英語でニュースを読んでますので、頑張ってるみたいです。
 30前後だと思うんですけど、彼がニュースを読むと前髪の後退具合が気になり画面に釘付けです。

2004/12/13

買い物のマナー

 スーパーで買い物をしているとパンをかじりながら売り場を歩いているベトナム人を時々見かけます。レジを通る前の売り場の中でテナントを出している店では、別払いになっているところもあるので、籠の中にあるものは確かに会計を済ませているわけですから自分の所有物に違いありません。ただ単に日本人の私としてはそれが行儀の良い行ないだとは思えず、また、誤解を与えるようなことをしないにこしたことはない、と勝手に思っているだけなのかもしれません。しかし、ベトナム人の中でもそのようなことをするのは一部の人達だけなので、やっぱりこの国でも珍しいことだろうと思います。しかも、なぜか分かりませんけど大抵の場合はフランスパン。食べているベトナム人もどこか自慢げで誇らしげなところが納得いきません。一般的な服装の人だけでなく、服に結構金をかけているような人達までもが食べ歩きをしているのも目にします。彼らがそれがステータスだと思っているようなら、誰か指摘してあげた方がいいと思います。彼らのために。

 そんなベトナム人の気質のためでしょうか、今日スーパーに行くと果物売り場に驚くべき表示が掲げられていました。一瞬目を疑いました。何度も読み返しましたが次のように書いてありました。

��商品を使用する前に、レジで清算を済ませてください」

 当たり前のことですが、ベトナム人には言ってやらないと分からないようです。ベトナムのスーパーでは生鮮食品は好きなだけビニール袋に詰めて計量してから値段の書かれたバーコードを張ってもらいます。実は私も顔見知りになった店員がいると、断ってから味見をさせてもらうこともあります。もちろん、普段沢山購入している実績があるわけで、仮に味見をしたものを買わなかったとしても別のものを代わりに買ったりするように気を使っています。言い訳ですけど。味見という行為自体は市場では日常の行為ですので、それが良くないとは言いませんが、それは倫理的に許される範囲のことであるのは当然です。店員が付きっきりになっていないスーパーでは食い逃げをする客が多いのかもしれません。
 上のような掲示がされるにはいくつかの理由が考えられます。①市場での買い物の習慣②買うつもりはないけど店員が見てないから③他の客が店員に味見させてもらってるのを見てドサクサにまぎれて④初めから盗むつもりで。他にもいろいろあるかと思いますけど、結局は盗れそうな所からは盗らないと損だ、というベトナム人の信念がその根底にあるのでしょう。果物は食べればなくなるわけですから、清算前に食べてはいけないことは子供でもわかります(ベトナム人には分からないみたいです)。
 婉曲的な表現をするのは日本語の専売特許だと思われていますが、ベトナム語も負けてはいないことがよく分かりました。大手スーパーという看板がそうさせているのかもしれません。たぶん普通の商店だったらこう書かれるでしょう。
��金払う前に喰うな」

2004/12/12

引越し完了

 今晩は新居からの更新です。今日は朝から引越しで、荷物を移し終えたころには辺りは既に暗くなり始めていました。古い家は15日締めなのでそれまでに荷物を移せばよかったんですけど、どうせやるならと頑張りました。一年しか住んでないのにやたら荷物が多くて我ながら驚いています。歩いて数分の距離なんですけど、ベッドやら机やらオーブン、ちゃぶ台、本がダンボール箱に3箱とスーパーの袋に約10袋、スーツケース3つと数え上げたらきりがなく、数日前から少しずつ荷物を移してたにも関わらず、今日だけで十数回往復することになりました。今の家も前の家も備品完備で、そのまま住めるようになってるはずなのに、この荷物の多さは一体なんなんでしょうか。
 いろいろ書きたいことがありますが、それはまたにして今日は疲れたので早く休むことにします。
 とにかく今日パソコンをまたセットしてブログを更新する気力が残っているとは思いませんでした。

対インドネシア0-3

 準決勝進出がかなり遠退いてしまいました。大一番のインドネシア戦でまさかの大敗でした。相手がタイならいざ知らず、これまでも対戦成績はいいはずのインドネシアに大きな汚点を残しました。共催国の一つとしてホームで、しかも首都での屈辱でした。

 前半はかなりベトナムペースでしたが、コーナーキックのマークが外れてまず1失点。その直後にペナルティーエリアすぐ外からのシュートに寄せきれずに立て続けの失点。最初の失点はキーパーの判断ミスもあったと思いますけど、2点目は仕方のないところかとも見えました。しかし、監督は何を思ったのかキーパーを交代。その後は完全にインドネシアが守りの体制に入り、ベトナムが怒涛のごとくシュートを浴びせつづけるも、何度となくインドネシアのキーパーの攻守に阻まれゴールを割ることができませんでした。ベトナムの攻めを見ているとまだ可能性は残っているかにも見えました。が、その淡い期待は前半終了直前の駄目押しの一点で打ち砕かれてしまいました。この時点で我が家の前のレストランの客はパラパラと帰り始めました。前半ですでに諦めたようです。
 後半もインドネシアはコーナーキックにもほとんど上がって来ずに守りを固め、そのままの得点で試合終了の笛を聞くことになりました。

 ベトナムはゴール前まで行くのに最後の締めがいかにもお粗末です。いわゆる決定力不足というやつです。どこかの国でもよく聞く言葉です。タイガーカップの予選敗退、しかも主催国のホームゲームでの屈辱という前代未聞の体たらくで、多分これで現監督は解任されることでしょう。
 ただ、良いところもありました。ベトナムは残り時間ぎりぎりまで、完全に勝ちがなくなった時間帯でも果敢にゴールを目指しつづけていました。唯一それだけは見ていて清々しいと思いました。
 後はシンガポールが取りこぼしてくれることを祈るのみです。ただ、今大会のシンガポールは実はダークホース的存在で、優勝も狙えそうなチームなのでそれも難しいかもしれません。よく分かりませんが今回のタイはよくありません。ここまで無失点のインドネシアと好守のシンガポールが優勝を争うのではないかと予想しています。
 とにかく今晩はベトナム中がガッカリしていることでしょう。最近はフーリガン紛いのサポーターも出没するようになってきたようなので、もしかすると明朝の街中は少し荒れているかもしれません。

2004/12/11

ネット普及にUNDPとシスコ

 国連が関わってベトナムのネット普及活動を行うというニュースを見かけました。はっきりいってベトナムにはネットを敷設する程度の技術者なら五万といるのではないかと思います。地方都市に通信網を張り巡らすことも、政府がやる気にさえなればそんなに難しいことではないのではないでしょうか。むしろ普及の足枷になっているのは参入規制や許認可などなのではないかと思います。
 国連やシスコが出てきて何をするんでしょうか。金を出す代わりにインフラ整備を一手に引き受けて、ベトナムでのネット関連事業に楔を打つための、いわば日本のODA式ビジネスなのでしょうか。

[時事通信社 2004/12/09]
 インターネット・ネットワーク技術の米大手シスコシステムズ(NASDAQ:CSCO)は、ベトナムにおけるインターネット普及活動で、国連開発計画(UNDP)と協力することに合意したと発表した。これにより、UNDPの後援を受ける国連ボランティア(UNV)が、シスコの「ネットワーキング・アカデミー」プログラムを、ダラト、ダナン、フエなどの地方都市で展開し、インターネットとIT教育の推進を担当する。UNDPは、アジア太平洋情報開発計画(APDIP)を通じ、シスコと協力関係にあり、既に数年間、アジア太平洋地域のIT発展途上国に「ネットワーキング・アカデミー」プログラムを導入し、実績を上げている。また、UNDPとシスコの指名を受けたUNVが、バングラデシュ、カンボジア、中国、インド、インドネシア、モンゴル、ネパール、スリランカ、タイの各国で活動を続けている。〈BIZW〉(ビジネスワイヤ)

2004/12/10

ベトナム代表ピンチ

 シンガポールがインドネシアと0-0で引き分けました。先に行われた試合でベトナムはカンボジアに9-1と大勝しているといっても、同組みのカンボジア、ラオスはほとんど意味がありませんので、ベトナム、シンガポール、インドネシアに注目せねばなりません。先日シンガポールに引き分けてしまったベトナムはもちろんインドネシアを応援していました。予選リーグ5カ国中2カ国が準決勝に進めるため、シンガポールが負ければ一位通過はインドネシアに譲ることになるものの、予選敗退を避けるという意味では背に腹はかえられません。

 その結果シンガポールの予選突破がかなり濃厚になってきました。2日後のベトナムとインドネシアの直接対決で、勝てば予選突破、負ければ予選敗退が決まることになりそうです。その試合も引き分けならシンガポールも交えた3カ国での得失点差争いということになり、可能性もまだ残されています。ただ、優勝候補の一角のインドネシアも勝ちに来ることが当然予想されますので、ベトナムは背水の陣となってしまいました。

 実は今大会はベトナムとマレーシアの共催で、ベトナムは主催国であるにも関わらず、自国以外の中継をあまりしていないようです。その辺は国民の意識がまだまだ低いところです。海外で制作されるケーブルテレビではしっかりと生中継されているのに。

ベトナム版「クイズ100人にききました」

 毎週火曜日の夜8時にHTV7(ホーチミンテレビ 7CH)で、日本では懐かしの「クイズ100人にききました」が放送されている。ここでの番組名は、「Chung Suc(力を合わせる)」という。そのChung Sucは番組開始から数ヶ月にもかかわらず、クイズ番組の中で最高視聴率を獲得することもあり、好調を維持している。
 司会者はベトナムではまだ有名とは言いがたい役者を起用し、外国人である私が見ても、その進行や話し方にぎこちなさを覚える。また、時折関口宏張りの馴れ馴れしさも垣間見え、もしかしたら日本のVTRを見て参考にしているのかも知れないと思わせることもある。特にテーブルに肘をつくところとか…。日本ではそんな司会の態度が批判されたこともあったようだが、ただ単にこのセットで番組をすると自然にああなるのかもしれない。私はこのセットで番組の司会をしたことが無いのでよく分からない。

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 日本で見ていた頃は私もまだ子どもだったが、それでも今でもよく覚えている。私はてっきり日本の番組だと思い込んでいたのだが、ベトナムでもう一度見ることになり、実はこの番組が日本のものではなくイギリス発のものだと初めて知った。初めての放送は40数年前にもなり、その後各国で提供され、アメリカではいまでも20数年の長寿番組になっているのだそうだ。それが長い年月をかけてようやくベトナムにやってきたのだ。確かにベトナムの番組は海外のリメイクが多いかもしれない。パクリが多いと言ったほうが適切か。

 このChung Suc、素人参加番組の素人っぽさがよく出ていて、それはそれでいいのだけれど、出演前に指示があるのか、その振る舞いにかなりわざとらしさが目立つのが気になるところだ。しかし、人気が増すとともに人々の関心も高まり、他メディアへの露出も増えている。放送翌週の朝刊に面白い記事を見つけた。全国紙の一般紙で若者や学生に人気の「TuoiTre(若者)新聞」の文化芸能面での投稿記事に、写真入りでかなり大きく取り上げられていた。先々週の放送に出演した教員グループの中の一人が、自己紹介の際に「夫なし、子ども二人」と言ったのが、どうやらこの視聴者には気に喰わなかったようだ。ベトナムでは、まだ公の場で女性が言うべきことではない、と思っているのだろうか。ベトナムは社会主義なのに、女性に対して閉鎖的なところが多々あり、女性が感じる不平等感は大きいようである。

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 また、ベトナムのメディアは、芸能や文化など国民の生活に関することにまで、ことこまかく口を出し、しかもそれが当然だと思っているふしがある。ワイドショーや新聞でもタブロイド紙ならまだしも、全国紙や共産党の機関紙までもが歌手の服装の露出度やその振る舞いにまで注文をつけてくる。まぁ、全てのメディアが共産党の監視下にあり、その内容が検閲されていることを考えれば、現在のベトナムのメディアは、全て共産党の広報とも言えるので、そんな主張やコラムを読めば共産党が国民の生活をどのように統制したいのかがよく分かる。
 前出の投稿記事も全体のどの程度の割合の意見なのか。そもそも、本当に投稿されたのかどうかも調べようの無いことだ。

 ただ、ベトナムとその他の国の文化の捉え方の違いなので、倫理観、価値観に関しては外国人が口出しすることではないとも強く思う。あほな欧米人が自分達が常に正しいと信じて疑わず、文化を押し付けることの方が問題だろう。

 風紀の問題といえば、かなり前に有名な歌手が自宅でパーティーを開いた際に警察に踏み込まれて逮捕されたことがあった。麻薬などの問題ではなく、どうも「風紀を乱す」というような理由だったと記憶している。自宅なのに…。
 しかも、数年もの間服役していた。南ベトナム出身で成功した彼は、嫌われていたのかもしれない。その辺りは、やっぱりベトナムは怖いと思うところだ。

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 某視聴率調査会社によると2004年1月末のクイズ番組の視聴率順位は上から順に、1.Chung suc 22%, 2.Rong vang 17.7%, 3.Not nhac vui 16.2%, 4.Chiec non ky dieu 9.2%, 5.Duong len dinh Olympia 5,1%となっている。

※Rong vang:クイズミリオネア(筆者注):みのもんたの「溜め」もなく淡々と進行する。回答者が答えると司会者がすぐに正解を言ってしまうので、日本人にはちょっと拍子抜け。逆にシュールな視点で見ると結構笑えるかも。
※Not nhac vui:ドレミファどん(同):ベトナムの歌をよく知らないとぜんぜん面白くない。当たり前。
※Chiec non ky dieu:クロスワードもどき(同)
※Duong len dinh Olympia:主に学生参加型で学校の問題が多い(同):学校の問題に絡めた出題が多いけど、問題がよく練られてなくて納得のいかない答えも多い。そもそも、問題文が曖昧でクイズになってない。製作者の独り善がり。

��写真)HTV7 「Chung Suc」と司会のTan Minh Tam

��この記事は2004年3月16日、17日に書いたものに加筆・修正しました。内容は当時のものです。)

2004/12/09

カニ缶の受け取り

 家族に頼んでおいた荷物が届いたとの連絡が来たので、税関まで取りに行って来ました。毎回のことなので、受け取りにももうだいぶ慣れました。この近辺の住所での国際郵便物の受け取りは、中央郵便局裏にある税関の建物まで出向かなければなりません。今回は大荷物だったこともあり船便で送ることにしたんですけど、日本での送付日が11月10日で税関到着印が12月6日となっていましたので、所要約一ヶ月でした。日本-ベトナム間のコンテナ船がどの程度の頻度で運航されているのか良く分かりませんけど、毎回船便では1ヶ月前後で届くので、結構な数の貨物船が往来しているのかもしれません。そして、税関到着後に書類が作成されて自宅まで荷物の引渡し書が郵送されます。これは市内郵便ですので翌日か翌々日には届きます。

 今回は本24冊(文庫本、新書各一冊含む)、食料品などで総計13,470g、送料は6,500円でした。頼んだ本のほかにも、毎度のごとくお茶やのり、だしなどが送られてきました。日本食の中にカニ缶が3つ入っていたのにはちょっと驚きました。大き目の国際郵便物は必ず開封されて中身が確認されることになってますので、今回も税関職員が中身を見て数人で無駄話をしながら、本の冊数などとともに「カニの缶詰3つ」と記入したんだろうと思います。

 前にも荷物受け取りの話を書いたことがありました。送り主と受け取り人が違うと課税対象になるのだということで、今回は両方私の名前で送ってみました。すると、何事もなかったかのように無税で受け取れました。今後はこの方法で送ろうと思います。ただ、税関の手数料らしきものは払わされました。これまでは3千ドンだったはずなのに、なぜか今日は7千ドン。でも、領収書ももらえたので最近値上げされたのかもしれません。
 ただ不満なのは受け取り時間です。土日が休みで、毎日昼休みがある上に4時までしか受け付けてもらえません。会社勤めの人は途中抜け出すしかなさそうです。
【国際郵便物の受け取り】
 受取人住所に届く引換証とパスポート、入国カード兼税関申告書(黄色のあれ)、税額が記載されていればその額を持って指定されている受け取り場所に出向く(サイゴン周辺では中央郵便局の裏)。受け取り人の住所は中央郵便局の局留でも可です。住所が定まらなかった以前や旅行時は私もそうしていました。指定された窓口で引換証を提出してパスポートと黄色い紙を見せる。暫くすると呼ばれるので、署名をして荷物が出てくるのを待つ。荷物が出てきたら関税と手数料を支払い荷物を受け取って終了です。
 一昔前は取り扱う荷物が少なかったためか、受け取り後に職員の目の前で自分で開封して説明すると、それを見た職員が税額をその場で決定していました。荷物が少なかったとはいえ、そんな調子でしたから、空いていても結構な時間がかかりました。現在は早ければ10分で受け取ることができます。
 注意しなければならないのは、なるべく早く受け取りに行くことです。最初の連絡も含めて3回通知が届いても荷物を引き取らないと、送り主の指定した方法でその荷物は処置されてしまいます。つまり、処分か送り返しか。荷物受け取りのカウンター横には受取人が来なかった荷物の一覧が掲示されています。
【10月11日】郵便物の受け取り

2004/12/08

ベトナム1-1シンガポール

 前半は完全にベトナムペースでした。その流れのままバックラインまで持ち込んだいい形での折り返しにBao Khanhが頭であわせてベトナムが先制。綺麗なゴールでした。試合前のテレビ局のインタビューでは2-0との予想が多く(ベトナム人の予想だからあんまり意味はないですけど)、その予想を裏切らない得点になりました。後半に入るとシンガポールがだんだんペースを取り戻してきて一進一退の攻防が続く中、ゴール前で与えたフリーキックのこぼれ球をシンガポールが押し込み同点に追いつかれてしまいました。後半はベトナムにも惜しいシュートがありましたけど、時間が経つに連れて、むしろシンガポールの試合になっていたようにも見えました。

 この試合はタイガーカップの予選リーグです。Tiger Beerはシンガポール資本の大企業で、ベトナムでも高級ビールとして知られ、同社が主催する東南アジア各国が参加する大会は長い歴史を持っています。今大会はタイ、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、東ティモールとベトナム、インドネシア、シンガポール、ラオス、カンボジアの2組に分かれて総当りのリーグ戦を行い、各組みのそれぞれ上位2カ国が準決勝に進みます。ベトナムの組ではインドネシアが頭一つ抜け出していますが、順当に行けば二つの椅子をベトナムとシンガポールを加えた3ヶ国で争うことになります。ですから今日の試合はベトナムは何としても勝たなければならない試合でした。

 シンガポールは近年若手育成とナショナルチームの強化に尽力していて、徐々に力をつけてきています。先日行われたワールドカップ一次予選でも、日本が1-0で辛勝した記憶が蘇ります。一次予選突破を既に決め消化試合になっていたとはいえ、日本もそれほど力を抜いていたわけでもなく、なんといっても日本のホームゲームで、シンガポール代表の顔ぶれはほぼユース、といった状況での結果がそれでした。
 今日の試合前の予想では、ベトナム側はだれもが当然勝つものだと信じて疑いがなかった一方、シンガポール側は、アウェーであることもあり(ホーチミン市10区で行われた)、1-1の引き分け狙いであるかのような発言も見られました。そんな中個人的には、シンガポールにも十分勝機はあると感じていました。前半の内容を見るにそれは杞憂であったかのようにも思ったのも束の間、後半になるとベトナムはいつものようにバテて何度も攻め込まれ、上のような結果と相成りました。
 ベトナムでは、最初のシュートがゴールの枠に当たると、その後のシュートは入らない、もしくは苦戦する、という迷信があります。最初に来た客がいい客だと、その日は商売運が上がるという迷信につながるものがあります。話は逸れますが、ベトナムで朝に買い物に行って、交渉後に買わずに帰ろうとするとやたら怒られる事があります。信心深いベトナム人は結構そんなことも信じているので、気軽に買い物したいなら、朝は、特に最初の客であるような時間は避けた方がいいかもしれません。
 実は今日の試合も、最初のシュートではなかったものの、初めて枠に飛んだシュートがバーに当たりました。結果としてその迷信は不運にも的中してしまいました。
 我が家の前はレストランで、代表試合がある日はいつもスポーツバーと化し騒音公害となります。しかし、今日はいつになく静かな雰囲気でした。その盛り上がりが今日の試合内容を象徴しているかのようでした。
Hoa Lu - Vietnamese Football
【追記 2004/12/09】
得点時間は私の記憶違いでした。新聞によるとベトナムの得点が52分、シンガポールが72分でした。

2004/12/07

定例の速度低下

 ネットに繋いで見ると12.0Kbps。切断してもう一度試すとなんと4.8Kbps。時間を置いて接続すると31.2Kbps、と表示されているものの超低速でメールサーバーに接続できないは、Yahooのページを表示するのにやたら待たされるはで断念。
 もうだいぶこの状況にも慣れてきました。最近までは自分のモデムに問題があるのかと思ってましたけど、暫くすると復旧してはまた忘れたころにこのような状況に陥ることを考えると、プロバイダー側に障害があるか、何か裏でこそこそやってるのかを疑うしかありません。時間を置いて定期的に速度低下が起こるのはなぜなんでしょうか。テレホタイムだからとかいう理由では決してありません。遅い日は何時に試みてもとにかく遅いのです。仮に障害が起こっても日本のように障害を認めなさそうですし、顧客サービスなんて二の次でしょうから、そんなリリースもきっとないんだろうと思います。VNNのページを見たらどこかに障害情報なんて掲載されてるんでしょうか。
 しかし別のプロバイダーを使っても同じ時間は同じ障害があるのは困ったものです。もっと上位の回線でなんかしてるんでしょうか。それともこの地域だけ電話線に影響があることが定期的に行われているのか、全くの謎です。
 そんなわけで今日はこれだけアップしておとなしく寝ることにします。

2004/12/06

ベトナムの硬貨

 ベトナムに再び硬貨が流通してそろそろ一年になろうとしています。発行当初はその物珍しさから両替のために銀行などに行列ができるほどでした。発行後市中に出回るのにかなりの時間がかかりましたが、最近はちょくちょく見かける機会が多くなりました。
 紙幣は汚れたり瑕があったりしますし、外国人は硬貨を持ち慣れていますから、釣りで硬貨を受け取っても特別な気持ちというものはありません。むしろ紙幣より衛生的だしその上かさばらないので歓迎の気持ちさえあります。
 しかし、財布を持たないことが多いベトナム人には硬貨は忌み嫌われています。その理由は、なくし易いしポケットに入れる際に紙幣といっしょにまとめておけないからでしょう。一般庶民にも財布を持つ習慣が根付いて、硬貨で利用できる販売機などが普及するまで、ドンの硬貨は嫌われ続けそうです。

 そんなお国柄ですので、良識のあるベトナム人は釣りに硬貨を出す際には、申し訳なさそうに懇願しながら渡すこともあります。ベトナム人はぞんざいな民族だという固定観念があるために、その応対には大変驚かされます。今日はさらにそれの上を行く言葉を聞くことができました。
 「申し訳ありません。硬貨で釣りを受け取ってもらえませんか。」
 もちろん全く問題はないと伝えると、2000ドン硬貨が数枚手渡されました。ただでさえ硬貨が嫌われているのに、それをまとめて渡すことはベトナム人にとってはかなり罪の意識を感じるようです。

2004/12/05

ミスベトナム最後の15人に

 ミスベトナムのグランプリNguyen Thi Huyen(19)さんが参加しているミスワールド 2004が本日中国で開催されました。多分日本では完全に無視されてることと思います。でも、ベトナムは今回初参加ということで、VTV3(ハノイの国営放送)で生中継されてました。我が家はケーブルテレビなのでアメリカの放送と見比べていると、何とベトナムの地上波放送は同時通訳を入れただけのものでした。さすが、ベトナム。金かけてません。が、新聞での取り扱いなんかを見ると意外とベトナム人は関心を持ってたみたいです。
 「我らがミスベトナム。Nguyen Thi Huyen。19歳。」
 ミスベトナムが登場すると通訳のおっさんはそう絶叫していました。

 でも、すぐ飽きたので最初の選考で15人が選ばれるのを確認したところまでで見るのをやめてしまいました。世界のミスの顔ぶれを見るにやっぱり顔で選ばれているわけではないようです。ミスベトナムももちろんそうでした。ミスベトナムを見ると、スタイルで選ばれているわけでもないようでした。各国それぞれの事情によって選考基準は様々なようです。
 107名が参加した今大会の中で、なんとベトナムは最後の15人に選ばれていました。初参加ということでのお約束でしょうか。開催国の中国ももちろん選ばれていましたけど。
 そろそろ終わったかと思ってWebで確認してみると、ペルー、ドミニカ、アメリカの順で決まったようです。中国が来るのが当然だと思ってましたのでかなり意外な感じでした。どうも今回は手紙、電話、ネットによる完全な一般投票で決まったみたいです。そうなると国の関心度、生活水準、人口に大きく左右されるんじゃないかと思いますが、ペルーがグランプリなら、ベトナムにも希望はありそうです。

Miss World 2004: the official website - News - Fullstory
Miss Vietnam[Miss World 2004]

2004/12/04

農民“反乱”続発

 中国で農民が反乱を起こし、警官隊との衝突で死者も出ているそうです。貧富差、汚職に対する不満が反乱の動機みたいです。また、近年地価が高騰する地方の農民が持つ土地を再開発の名目で接収し、実はそれを転売して利益を得ているといったことへの不満もあるようです。

 ベトナムでも抗議行動やデモの噂はたまに人伝で耳にすることがあります。もちろん、報道されることは一切ありませんので、広く国民に知れ渡ることはありません。地方での反乱などに対しては、弾圧と呼ぶに相応しいことが当局によって行われているようです。人を経るごとに話は尾をつけひれをつけというのはベトナム人とて同じでしょうから、どこまでが本当なのかは分かりませんが、火の無い所に煙は立たずでしょう。

 中国のニュースを見ると、ベトナムの現状がダブります。貧富差、汚職、土地の接収などまさにベトナムの社会問題そのものです。歴史的な変遷、経済発展の過程、統治の手法など、ベトナムは中国を手本にしているからでしょう。周辺地域では、タイ、フィリピン、インドネシアと独裁政治に対する民主化運動が繰り広げられてきました。
 続くのは中国でしょうか、ベトナムでしょうか。

【西日本新聞 2004年12月2日】
 経済成長著しい中国で発展から取り残された農民らによる「反乱」の発生が十月以降、相次いで伝えられている。土地収用をめぐる地方政府への不満などをきっかけに当局や警官隊と衝突、死傷者が出るなど事態は尾を引いている。背景には根深い役人の腐敗や一向に縮まらない貧富の格差への反発が横たわり、発展の陰で広がる社会不安が顕在化しつつある。
 香港紙の報道などによると、「反乱」は主に内陸の農村部で発生。四川省では水力発電所、陝西省では経済開発区建設をめぐり、それぞれ立ち退きなどに不満を持つ農民多数が現場を取り囲むなどして警官隊と衝突、農民側に死者が出た。
 重慶市では役人の特権に反発する住民一万人以上が地方政府庁舎を取り囲んだほか、安徽省では年金に不満を持つ数千人が幹線道路を封鎖。広東省では橋の通行料徴収をめぐって数万人が暴動、河南省では漢族とイスラム教の回族が衝突、七人が死亡したとされる。
 胡錦濤政権は農民保護を重点施策に掲げているが、地方では農民から安値で土地を買い上げ、転売して収益を上げる強制的な収用、乱開発などが横行。中国誌によると、土地収用に絡む苦情の訴えは今年上半期だけで四千件以上にのぼる。都市と農村では所得格差がなお三倍以上、地方では役所が種々の名目で手数料を徴収する「乱収費」が後を絶たない状態だ。
 四川の騒乱では、農民が「汚職役人打倒」を叫んでデモ行進した。重慶の事件は住民のけんかをめぐり、当事者の一人が役人を装い「市民を殴っても問題にならない」と発言したのがきっかけ。河南省のケースは交通事故が発端だが、いずれも蓄積された役人への強い不満や民族間の経済格差などを背景に騒乱に発展したとみられている。
 事件の中には一部、政府要人が視察に来るとの情報を得て住民がアピール行動に出たとみられるものもあり、胡政権への期待もうかがわれる。しかし、農民らが地方・中央政府に苦境を訴える陳情は年間一千万件に及ぶといわれ、各種の行政監査や司法への信頼が揺らいでいるのも事実だ。
 国営メディアが事件をほとんど報じない中「潜在的不満は一層高まっている」(中央政府幹部)との見方もあり、胡政権は事態を深刻に受け止めているとみられる。

『Google News』を遮断

 ベトナムでなく中国の話ですが、Google Newsが一部遮断されているそうです。中国に限らず多くの国では政策によってそのようなことをしているところは多くあります。ポルノや暴力的な内容を含むものを排除することはそれなりの意味があるかもしれません。
 でも、中国などはあからさまに政治的な内容のものを検閲したり閲覧できないようにしているようなので、政権維持のためとはいえちょっと胡散臭い感じがします。

 ベトナムでは今のところ、Webメールに関してはHotmailもYahoo mailも利用可能で、ベトナム人も広く利用しています。しかし、各国ではフリーメールやコミュニティサイトに閲覧制限をかけたりするような政策をとるところも多いようですので、ベトナムでもいずれそんな日が来ないとも言い切れません。ベトナムには、プロバイダーが提供する無料のフリーメールサービスがありますので、国民のネット利用がより活発になった時には、検閲を容易にするために国民のアドレスを一元管理できるような措置が取られるようになるかもしれません。

 ベトナムのISPが提供するアドレスは頻繁に配信の遅延があることはよく知られています。それは単純なシステムの問題によるものなのかもしれません。ただ、重要な会議があったり、政治的な意味がある日が近づくと配信が遅れるといったような、冗談とも真実とも取れるような噂もまことしやかに囁かれています。

 Google Newsのフィルタリングに関しては、ベトナム在住の身では確認しようがありませんが、Webページについては確実にアクセス制限が行われているようです。
 ベトナムでは、反体制的なサイトを立ち上げたり海外在住者へ国内での抗議行動などの情報を知らせただけで逮捕されてしまうようです。メールを書いたりホームページを作って禁固10年。嘘のようで本当の話です。人の往来が活発になった現在、情報が外に漏れるのを完全に防ぐことはできませんので、もちろんそのことを恐れているのではなく、それらを通じて自国内に情報が行き渡るのを懸念しているのだろうと思います。海外のサイトで報じられるニュースが国内のマスコミでは全く触れられないといったことは日常茶飯事なのです。

[ japan.internet.com 2004年12月1日]
 中国政府が、人気の高いニュース検索サイト『Google News』へのアクセスを遮断している。Google( NASDAQ:GOOG )は11月30日、この事実を確認した。
 同社広報のDebbie Frost氏は取材に対し、同地域からここ2日ほど、Google Newsの米国本家サイトが機能停止しているとの報告が相次いでいると語った。
 さらに、中国版をはじめ、スペイン版やその他の国別のGoogle Newsも中国からアクセスできない状態にあるという。Googleはすでに問題を認識しており、「この件の理解と解決」に向けて対応中だと声明を発表している。
 メディア監視グループ ReportersWithoutBordersの報告では、Google Newsの遮断は10日ほど前から始まっているという。同グループはそのうえで、中国政府に迎合し、中国版サイトをフィルタリングしているとしてGoogleを非難している。
 Frost氏は非難の内容に関するコメントを避けた。Googleは9月27日付けの公式Blog(Google Blog)において、中国版Google Newsの扱いについて触れ、中国からの閲覧を遮断されているニュースソースを検索結果に含めないという同社の決定について釈明している。それによると、同社がいかなるWebページも検閲しない唯一の大手検索エンジンであることに変わりはないが、一方で、政治的にデリケートな問題を含むなどの理由により、中国内からはアクセスできないニュースソースが存在することも事実で、これを検索結果に含めたところで閲覧はかなわず、「Google が手を下せる問題ではない」と述べている。
 「削除にあう情報の量を当社で推測してみたところ、中国語のニュースソースの2%に満たないとの結果が出た。ごく一部アクセスできないニュースはあるが、表示される検索結果はすべて閲覧できるサービスを提供することと、サービス自体が提供できないこと、どちらがより良い選択か比較して、当社は前者を選ぶことにした。非常に困難な選択だったが、結果的に中国のユーザーの利益にかなうものだと考えている」

blogtimesの不具合

 これから年末にかけて忙しくなることから時には投稿できないこともあろうかと思い、指定日投稿機能を利用するための設定をしました。
cronとかいうものを設定したところ、自動更新される度にエラーメールが届くようになって困ってました。エラーの内容は以下のようなものです。

Possible precedence problem on bitwise | operator at plugins/blogtimes.pl line 72.

 72行目には次のように書かれています。

$period -= 88 if( '00' == substr($period,4,2) | 12 < substr($period,4,2) );

 どうやらblogtimesで前月以降のものも表示するためにプラグインをいじったのが原因のようです。そうはいってもどう対処したらよいか分からないので、素直に複数表示を諦めることにしました。これまでは、下のように過去3ヶ月分を並べてましたが、当月表示のみにしました。




 対処できたらまた復活させたいので、覚え書きとしてタグのメモを残しておきます。

<div>
<MTBlogTimes offset="" fillcolor="#333333" textcolor="#333333" linecolor="#FFFFFF" bordercolor="#333333" width="200" height="15" save_dir="mt/plugins/blogtimes" show_text="on"><img src="<$MTBlogTimesFileURL$>" width="<$MTBlogTimesWidth$>" height="<$MTBlogTimesHeight$>" border="0" alt="BLOGTIMES" title="BLOGTIMES" /></MTBlogTimes>
<MTBlogTimes offset="1" fillcolor="#666666" textcolor="#666666" linecolor="#FFFFFF" bordercolor="#666666" width="200" height="15" save_dir="mt/plugins/blogtimes" show_text="on"><img src="<$MTBlogTimesFileURL$>" width="<$MTBlogTimesWidth$>" height="<$MTBlogTimesHeight$>" border="0" alt="BLOGTIMES" title="BLOGTIMES" /></MTBlogTimes>
<MTBlogTimes offset="2" fillcolor="#999999" textcolor="#999999" linecolor="#FFFFFF" bordercolor="#999999" width="200" height="15" save_dir="mt/plugins/blogtimes" show_text="on"><img src="<$MTBlogTimesFileURL$>" width="<$MTBlogTimesWidth$>" height="<$MTBlogTimesHeight$>" border="0" alt="BLOGTIMES" title="BLOGTIMES" /></MTBlogTimes>
</div>

【9月30日】さくらインターネットでBlogTimes

2004/12/02

アルキカタ・ブログ・コンテスト 2004

 アジアに心奪われてる人たちのためのブログで見つけた、アルキカタ・ドット・コムが主催するブログの人気コンテスト「アルキカタ・ブログ・コンテスト 2004」に参加してみました。

 参加ブログは現在134サイトですが、私の受付No.は(148)でしたので、若干審査があるみたいです。開催期間は10月15日からクリスマスの25日正午までですから、もうすでに3分の2は終わっています。投票数による入賞は期待できないので、、審査員特別賞とスポンサー冠賞ねらい(希望的観測)です。だいたい、日本発の航空券をもらっても使いようがないんで。

【賞品一覧】
最優秀賞 金賞:1作品(最多得点ブログ)(ペア航空券進呈)
準優秀賞 銀賞:1作品(次点ブログ)(航空券進呈)
優秀賞 銅賞:2作品(3位および4位得点ブログ)(航空券進呈)
審査員特別賞:5作品(ポイントに関係なく審査員が推したブログ)(賞品未定)
その他冠表彰:若干(社名を冠した賞を協賛各社が推したブログに)(協賛賞品未定)

 投票すると、抽選で各航空会社提供の「エアライン・グッズ」の投票参加賞というのもあるそうなので暇だったら投票してください。

 それよりも、むしろ参加ブログ一覧にリンクが貼られて、そこから少しでも新しい閲覧者に来てもらえることを望んでいます。

投票はこちら↓


応援掲示板


MT3.121に

 今回はバグ修正が主なようなので、暇ができたらアップグレードするつもりです。どこかを探せば変更のあったプログラムやファイルが分かりそうですけど、調べる暇がありません。アップグレードとはいっても毎回のことですから、貧弱ベトナム回線では、できる限り最小限にしたいです。

Movable Type 3.121の提供を開始


 それから、3.1から追加された予約投稿の設定をしてみました。cronとかいうよく分からないものの設定が必要なのですが、マニュアルに書いてあるとおりやったらすぐできました。
 試しにこのエントリーを「指定日投稿」。

mt31 - Movable Type 3.1 の新機能ガイド
上級者向け機能

12月2日(雨)

 今し方雨が降ってました。本日すでに12月に入っています。ちょっと驚きです。台風の影響でしょうか。そういえば先日のベトナムの台風は4号でした。日本は、現在27号接近中。地震や噴火にはほとんど縁のないベトナムですけど、洪水だけは大昔の日本並です。 洪水は治水工事でかなり喰い止める事ができるので、ベトナムの洪水被害もこれからの頑張り次第です。

 今の雨も10分ほどでしたが、そんな雨量でもホーチミン市では場所によっては水が出ます。一昔前のバンコクのようなもんでしょうか。

 そんな中、荏原が、西松建設、清水建設と共同で、ベトナム最大規模の下水処理設備をホーチミン市から受注し起工したそうです。今回はトータル150億円程度とのことですけど、それがどの程度の規模の工事になるのかぜんぜん想像つきません。
 実はハノイからも下水処理設備のパイロットプラントを受注済みで、同社はベトナムでの水処理事業に目をつけたみたいです。東南アジアでは現地法人を2つ置いていますが、そのうちの1つがベトナムというところからも力の入れようが分かります(もう1つはマレーシア)。

 ホーチミン市は人口600万人で、日量300万立方メートルの下水を処理する施設が必要ですが、同市が今回受注した下水処理施設は、なんとベトナム全土でも初めての大型下水処理設備だそうです。
 とりあえず雨水処理をなんとかしてもらいたいです。
 そんな記事を目にしながら、日本のことをふと思い出しました。確か小学校の授業中に資料集かなんかを見て勉強していた時に見つけた、各国の下水処理設備普及率というもの。正確な数字は思い出せませんが、他の先進国に比べて日本の下水道普及率が著しく低かったことに衝撃を受けたのを覚えています。おぼろげな記憶では2、30%も引き離されていたような気がします。幼心にそれを見て、「日本は汚い国なんだ。貧しい国なんだ。」と、それまで日本は先進国の中でもトップを行っていると勘違いしていた私は考えを改めました。 ただ、あれから20年近く経ちましたので、今は状況がだいぶ変わっていると思います。
 ベトナムは、国土、人口ともに一回り小さくした日本といったところです。この国の農村部に水洗トイレが行き渡るまで、何十年かかるでしょうか。

サイゴンのタクシー

 ベトナムの足はなんと言ってもバイクだが、時にはタクシーを利用しなければならないこともある。しかし、この国でタクシーに乗ることは本当に神経を使い、できれば乗らずに済ませたいといつも思う。その理由はご想像どおり、ほとんどの運ちゃんが騙そうと考えているからにほかならない。
 会社ぐるみでいんちき臭いものもあるから、タクシー選択は本当に重要である。

 個人的な印象でのやや独断的な内容になるかも知れないが、サイゴンのタクシーの現状を以下にまとめてみた。タクシー利用の際の参考にしてもらえれば幸いである。

��.Airport Taxi(エアポートタクシー)
 問題外。空港にたむろしているところからも分かるように、権力とべったり。感じのいいドライバーと出会った事がない。値段も高い上、旅行者や田舎者をカモにしようと虎視耽々と狙っている。降車時になって訳のわからないシクロ張りでインド人のようないちゃもんをつけてくることもある。空港近くのホテルを告げたら、近すぎることが不満らしくキレられたこともある。
 空港から市内までの利用時は、出発客が空港まで乗りつけたタクシーを首尾よく見つけて乗り込むことをお勧めする。他社は空港敷地内で客を拾ってはいけない規則があるかもしれないが、バレなければ関係ない。私はいつもその手を使うことにしている。

��.Mai Linh(マイリン)系
 もっとも有名なのは、M.Taxi。系列会社が多数あり、車体も電話番号も様々だが、どうやら軍隊系のようだ。軍隊が関与している区域や施設にたむろする。
 ガイドブックなどで勧められているが、私はお勧めできない。かなりの割合で、遠回りをしようとするし、乗務員も無愛想。料金をごまかそうとすることも多い。

��.Tan Hoang Minh Taxi(タン・ホアン・ミン タクシー)
 金色の車体で天井に赤い表示と王冠のマークが目印。車は汚いが値段は安め。確率の問題かもしれないが、個人的にはこれまで変なドライバーに遭ってない。贔屓にしてから数十回と乗っているので、乗務員の躾は社内教育の賜物か。ただ、チョロンを拠点にしているため、サイゴンで流しを見つけるのは難しい。電話で呼べば迎えに来るが、近くにいない場合ちょっと時間がかかるかもしれない。電話番号は8252525。

��.VINASUN Taxi
 最近見かけるようになったので、新興かもしれない。各地に拠点があるのでバックにどこかがついてるのかも。他のタクシーと違いボロ車ではなく、トヨタの新車を使用しているので乗り心地は良い。初乗りは高めだがそんなに近くで降りなければ、最終的な料金は他社とそんなに変わらないと思う。
 サイゴンでも容易に見つけられる上、むかつく乗務員も少ない(「いない」のではなく、あくまでも「少ない」)。今のところ、タクシー利用時の私の最初の選択肢はここだ。
 しかし、利用者が多いのかラッシュ時はなかなかつかまらない。先日も、呼んでもなかなか迎えに来ないので、何度も電話で確認や催促をしたのだが、現れた時は最初の電話から既に1時間が経っていた。しかも、冗談のような話だが3方向から3台同時に。無線の連携に問題ありか。電話番号は8272727。

��.個人タクシー
 これは絶対に乗ってはいけない。こいつらは騙すことしか考えていない。
 大抵ぼろい車体を使用しているが、会社経営のタクシーもぼろい車が多いので、見分けるのが難しい。タクシーの表示灯や車体もそれなりのものに見せる偽ペイント、偽の電話番号などがかかれている。見た目がタクシーっぽいからといって、それだけで信じるのは早計だ。だが、車内を見ればなんとなく分かる。メーターもついているが、いかにもとってつけたようなもので怪しさ爆発。
 まだ私自身修行が足りない時代に、何度かうっかり乗ってしまったことがあるが、その中で一度だけ異常に安い料金だったことがある。あれはなんだったのか未だによく分からない。
 最近は新車同様の白タクも多いので注意が必要。走り始めてから、異様な速度でメーターが回り始めたらすぐ車を止めて降りた方がいい。

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 タクシーの騙しの手口だが、悪質なシクロのような値段の単位に関するものなど(ドンではなく米ドル表示だとか言ってくる)以外では、まずは遠回りが常套手段だろう。サイゴン周辺の道は大概知っている今は、遠回りが分かるとすぐに理由を聞くことにしているが、運ちゃんは決まって聞こえないフリをする。
 他にはメーターの課金についてだが、これはどこかに改造する裏の組織でもあるのかと思うことがある。停車時に確認した値段と金を取り出そうとして目を離した後で、料金が違っていたことが一度ならず数度もあった。日本のタクシーのメーターのことも詳しいとはいえない私なので断言はできないが、どこかに課金ボタンがあってそれを押しているのだろうか。
 最後に支払い時には、これも高確率で釣りがないとのたまう。どう考えても数ヶ所のポケットに分けて金をしまっているのは見え見えだ。まぁこれは、両替に行かせてでも釣りは必ずもらって帰る、という態度を見せれば向こうもあきらめる、かもしれない。

 結局のところ、どんなタクシーもベトナムで乗るときはベトナム人が運転しているのだから、ある程度騙されるのは仕方がないと思っておいた方が精神的にいいかもしれない。
 相手は騙しのプロなので、なんとか騙されないように細心の注意を払わなければならないが、決して相手と張り合ってはいけない。詐欺行為が明らかな場合は乗客も言い分を主張すべきだが、向こうは如何にして乗客を騙そうかと日々研究しているので、何とか被害を最小限にとどめることに徹する方がいい。ベトナム人であっても騙されるのだから。
 近場に行く際の利用時に、何とか遠回りをしようと努力したにもかかわらず、結局初乗り料金内で収まったときなどが、乗客のささやかな喜びだろうか。

��この記事は2004年3月10日、11日に書いたものに加筆・修正しました。内容は当時のものです。)

独立会堂

またの名を統一会堂。いずれにしても、「会堂」という訳が適切なのかという疑念はありますけど。
1201.jpg

2004/11/30

今年も洪水被害だとか

 先日の雨による洪水で死者が40人を超え、世界遺産も崩壊の危機だそうです。
 フエは毎年のように水が出てますので、風物詩になってるみたいです。中部の道路を舟で移動するニュース映像はこの時期の年中行事かと思うほどで、今年もしっかりやってました。王宮をライトアップしてる場合じゃなく、先に治水工事に金を投入したらどうかと思ってる人も多いのではないかと思います。とにかく被害に遭われる方は毎年毎年本当にお気の毒です。

 ホイアンは普段から目の前の川の水位が道路と変わらないので、雨が降るとすぐ水が出るみたいです。「崩壊寸前」は毎度のことなので、今回もきっと立ち直ってくれると思います。

 [ハノイ 29日 ロイター]
 ベトナムで起きた洪水と土砂崩れで、少なくとも40人が死亡、42人が行方不明となっている。当局者が29日、明らかにした。
 先週の台風がもたらした洪水で、5省の住宅17万戸が浸水。道路も損壊し、多数の地域で支援食料が届かない状態となっている。数千人が避難しており、被害を受けた省のうち、1省だけでも27万人が緊急援助を必要としている。なお、地元メディアは当局者の話として、1999年に世界遺産に指定されたベトナム中部の古都、ホイアンにある家屋郡が崩壊寸前だと伝えた。

Yahoo!ニュース - 海外 - ロイター

共通ビザ創設

 共通ビザだそうです。いつごろからでしょうか。多分来年の春か夏休みにあわせてでしょうか。学生時代ならもっと喜んでいたかもしれません。でも、とにかく便利になるのはいいことです。もちろん、査証申請料据え置きという条件付ならです。まさか値上げなんてせこいことしないでしょうね。
 ところで私は勤務先にビザを取ってもらってますが、商用ビザもいいのかな。やっぱり観光ビザだけでしょうか。もしそうなら私にはあんまり利点がなさそう。

 【ビエンチャン28日共同】
 東南アジア諸国連合(ASEAN)のカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムの首脳は28日、4カ国の「共通ビザ」制度創設に向けて作業グループを設置、具体的検討に入ることで合意した。
 各首脳は、地域統合の大前提となる「域内格差の是正」には各国経済の底上げが不可欠との認識で一致。観光業の促進などのために、1カ国でビザを取得すれば4カ国を自由に往来できる新しい制度の導入を目指す。
��以下略)

Yahoo!ニュース - 海外 - 共同通信
Yahoo!ニュース - 経済総合 - 共同通信


2004/11/29

家探しも佳境に

 この時期あまり人の動きがないので、ぜんぜん空家がなくて途方にくれてました。でも、クリスマス時期になると、欧米人の移動が少しあると聞いていたのでそのことばにちょっと期待していました。

 事の発端は、今の借家が配水管の水漏れで修理をすることになったので、出て行くように言われたことです。賃貸契約はまだ半分も消化してませんけど、契約書には契約破棄の条項があり、双方とも一月前に申し出ることで契約を解除することができる旨が書いてあります。文句を言ったところでそういう契約なのだから仕方がありません。

 半月前に言われたので、残り半月しかなく少し焦ってました。
 ところが、今日近所に運良く空きが出ました。借主はハノイ出身の歌手だったみたいです。こちらで成功しなかったのか、ハノイに拠点を移すのかよく分かりませんが、今日の便でハノイに帰ったそうです。

 というわけで、速攻で手付金を払ってきました。今の家より狭くなりましたが、だいぶ綺麗になったので結果的によかったです。

 これで今年2度目の引越しになりますが、またレタントンです。

ベトナムリンク11月号

 ブラウザのブックマーク整理のために今月もリンク集をお届け。

 今月のオススメはここ、大阪外大五島研究室です。各種法令など翻訳が多彩です。しかも研究者による訳ということで信頼感もあります。なんといっても、閲覧無料なのがありがたいです。膨大な数の資料なので全部に目を通すのは大変ですが(全部読みたいとも思いませんけど)、時間があるときに興味のある条文などを覗いています。

 ベトナムの証券市場は10年も前から、できるできると言われ続けて何度も延期されてきた経緯がありました。昔も今もかなり興味があっていつ取引を始めようかと考えています。ただ、今は上場企業も少ないし、国や一部のベトナム人の持合ばかりで、しかも企業統治の透明性なんてあったもんじゃないので二の足を踏んでいます。どうせあまり信用できないものなら、少しはましな中国株から始めるべきかと悩んでいます。中国株、最近ずっと下げ基調ですし。
 アジア株(KABU)総合インデックス Asian Stocks Worldでは、あまり見つからないアジア市場の情報が豊富です。

 言わずと知れたウィキペディア。前に見た時よりベトナム関連の記載が格段に増えたみたいです。どなたが書いてるのか分かりませんけどご苦労様です。さっき見たところ以下のようなキーワードでの項目がありました。もちろんこれはほんの一部であって、ベトナム関連のものはまだまだたくさんあります。ページ内のキーワードリンクを辿ればいいだけなので、ここにキーワードを羅列する意味はあまりないですけど、覚書ということで。
��ホーチミン (市)ハノイベトナム語チュノムクオック・グーベトナム史仏領インドシナ第一次インドシナ戦争チャンパ王国ホイアンベトナム戦争ベトナム共和国ベトナム共産党ベトナムの国家主席ベトナムの世界遺産ベトナム憲法ベトナムベトナム関係記事の一覧
Wikipedia

 はてなダイアリーでもキーワードリンクなるものがあります。でもベトナム関連ではまだあまりないみたいです。プラトーンやハンバーガーヒルなんかはないのにグッドモーニングベトナムがあるというのは、誰かこの映画にかなり強い思い入れでもあるのでしょうか。
��ベトナムサイゴンベトナム戦争ベトナム料理グッドモーニング、ベトナムミス・サイゴン
はてなダイアリーはてな

「Buon」に関する一考察

 「淋しいの?」
 ベトナムで手持ち無沙汰にしているとよくかけられる言葉です。
 「buon」は、悲しい、寂しいと言うのが第一義にあります。

 Fionaのぼやき★ベトナム生活喜怒哀楽日記:[怒]考えごとぐらいさせてに、この国で外人がよく体験するそのような話が書かれています。

 あまり親しくない人からも、身内のものからであってもよくその言葉をかけられます。ひょっとしたら私が外人だから気を使っているのかもしれません。でも、ベトナム人同士でも使われているみたいなので、外人と話す時だけというわけでもなさそうです。

 ベトナム語をかじり始めた時は、「buon=淋しい」とそのままの意味で理解していて、それはベトナムの文化に起因する社交辞令のようなものだと思っていたので、「buon khong(淋しい)?」に対する私の返答はいつでも「khong buon(淋しくない、と私は言ってるつもり)」でした。それについては以前、なぜベトナム人はいつも「淋しいのか」と訊いてくるのかと真剣に考えてみたことがあり、そこである一つの結論に至りました。

 日本人がよく使うような辞書を見ると「buon」の第二義として「~したい」というのが見つかります。その例として「buon ngu(眠い、眠りたい)」があげられています。同様の使い方として例文を考えてみると、「khong buon den an uong(何も食べたくないし、飲みたくもない)」、「khong buon den viec gap ai(誰とも会いたくない)」などの文が思いつきます。しかし、この「~したい」という訳は、遠からずとも正確な訳とは思えません。確かに表面的にはそう訳しても差し支えないような気もします。ですが、「buon=~したい」というのは結果論であって、その感情に至るにはもう少し複雑な深い過程があるのだと考えています。
 余談ですが、日越辞典、越日辞典にはまだろくなものがないので、真剣に言語を知るという意味ではあまり役に立ちません。ベトナム語を勉強する日本人は日本国内でもベトナムでも、大抵は大学書林のT氏編纂の辞書を使います。この辞書は日本で始めて本格的につくられた辞書だと聞いています。しかし発行からだいぶ時間も経っています。それに続くいい辞書は出てこないでしょうか。
 ベトナムではこの辞書のコピーが溢れていて、日本語勉強中のベトナム人も、それがもともと日本の辞書だと知らない人も多いです。実は私もおみやげとして10冊以上も買って帰ったことがあります。ベトナムではしっかりと出版社で組織的に印刷されて本屋で販売されているので、出版権などがどうなってるのか実のところよく知りません。国ぐるみで著作権違反を推奨しているのか、それともいくらかは支払っているのか。
 そういえば、事情は違いますけど、韓国では今よりも日本文化を排除していた時期がありました。でも、ソウルを旅行した時に本屋に入ったら、もろ日本のパクリ丸出しというような書籍が多く目につきました。あんなのも、今思えば版権とってなかったのではないかと思います。日本も含めてアジアはやはり著作権に対する意識が低いです。
 脱線しました。ここで、日本語の「さびしい」という言葉の意味についてもう一度考えてみることにします。広辞苑第五版には以下のように説明されていますので、その一部を抜粋して掲載します。

【寂しい・淋しい】
<<形>>本来あった活気や生気が失われて荒涼としていると感じ、物足りなく感じる意。
①もとの活気が失せて荒廃した感じがする。
②欲しい対象が欠けていて物足りない。満たされない。
③孤独がひしひしと感じられる。
④にぎやかでない。ひっそりとして心細い。

 ここでは②の意味に注目してみます。日本語の「さびしい」には「物足りない。満たされない。」という意味があるのです。つまり、これをベトナム語に当てはめて考えると「buon ngu」は、「睡眠が不足している。寝足りない。」のであって、それが転じて「眠い、寝たい」という意味になると考えることができます。
 「もともとあったものがなくなる」ことで、「孤独を感じ」、また別に派生して「不足感がある」という意味になるわけです。「さびしい」と「~したい」は一見しただけでは、相容れない意味にとられがちですが、その原義を考えるとどこにもおかしいところがなく、むしろ理路整然としているではありませんか。
 現代の日本語では上記②の意味で「さびしい」ということばが使われることはあまりないように思います。しかし、ベトナムでは今もなおその意味がしっかりとベトナム語の中で生き続けています。どこの国でもことばが違えども、人間の思考なんてそう大きく変わるものではないのです。
 そんなわけで、私が手持ち無沙汰にしている時にベトナム人にかけられる「buon khong?」ということばは、「さびしいの?」という意味で正しいわけですが、「物足りない。満たされない。何かをしたい。」という意味を強調して、さらに現代日本語に合わせたより的確な表現を目指すとすると、以下のようなものになるのではないかと考えられます。
��つまらないの?」
��ひまなの?」
��退屈なの?」
��手持ち無沙汰なの?(これはあまり言わないと思いますけど)」
 確かに女性に声をかける場合、「何をそんなにさびしそうにしているのですか?お嬢さん」などといって口説くことも全くないとは言えないので、厳密に言えば、相手のことばの真意を知るには本人に確かめるしかありません。まぁ、そんなことを言い始めると全ての言葉がそうなってしまうのですけど。

rssfeedを追加

 Saigon Reviewというコーナーを作ってそちらにも記事をたまに書いてますが、だいたい週一で更新がかなり不定期なこともあり、更新してもほとんど読んでもらえないだろうと思いながら記事をアップしていました。
 それで、新着記事をお知らせするために、RSSを読み込んでトップに貼り付けることにしました。これで少しは注目してもらえるようになるでしょうか。

 RSSを読み込むためにはパーサというものが必要になります。実は私もそのしくみを分かってません。でも、rss-jp.netなどでは、お目当てのサイトのものをJavaScriptに変換してくれて、それを貼り付けるだけでいいような便利なサービスを提供しています。他にも違うやり方のサービスがいろいろありましたが、結局のところ、現在MTを利用していることもあるので、なんのひねりもなくmt-rssfeedのプラグインを使うことにしました。

 今は自分のほかのブログのRSSを表示させているだけですけど、そのうちこれを利用して何か出来ないかと検討中です。

tima mt code.

【追記 2004/11/30】
 表示はうまくいってるようだけど、再構築時に二種類のエラーがでるので対処。根本的な解決になってるのかどうか分かりませんがとりあえず。
①286行目の問題について

修正前:return MT->VERSION < '2.50'?_decode_xml_fallback($value):decode_xml($value);
修正後:return MT->VERSION lt '2.50'?_decode_xml_fallback($value):decode_xml($value);

②391行目の"could not be cached as…"なんたらについて

15行目にある
my $RSSFEED_DATA_DIR = "./db/";
を相対パスからフルパスに。

 因みに私はさくらインターネットです。
The Tweezer's Edge v3 Plugin bugs discovered during setup of Rhye's Recent Entries
mt-rssfeedのMT3.0暫定対応!? | kotarito.banbi.net
/var/tmp/blog: mt-rssfeedで自サイトのヘッドラインを表示させてみる

2004/11/28

大潮と革靴への不安 その3

 本日陰暦の10月16日、月齢15.0で暦の上では大潮でした。夕方の満潮時に件の水の出る道を通りました。その時刻に最も水位が高かったのかどうかは確認できませんけど、結構豪快に水が出ていました。

 ↓こんなサービスを見つけました。


lunar phases
 




lunar phases
 


 月の満ち欠けが一目瞭然です。横型、縦型のほかにも簡易表示のものもあって全部で5つの中から気に入ったものを選ぶことが出来ます。ブログのサイドバーだったら下の縦型がいいかもしれません。トップページが重くなるのが嫌なので私は乗せませんけど。

Daily Moon Phases (Current Phase)
【11月25日】大潮と革靴への不安 その2
【11月16日】大潮と革靴への不安

賃貸物件物色中

 そろそろ引っ越さなければならないので、家探しに奔走しています。
 屋上に設置してあるタンク周りの配水管が壊れて水漏れして、近所から苦情がきているから修理するんだと大家は説得しに来ました。まだ契約が半年以上残っているのに出て行くように言われたので、てっきりもっといい条件の客が見つかったのではないかと疑っていました。隣家のお手伝いさんに偶然会ったのでそのことを聞いてみると、確かに水漏れは本当のようでした。ただ、大家は修理後には家賃を値上げしたいらしく、先日大家と話していると本音が聞こえてきました。内装も綺麗にするみたいだし、引っ越す手間を考えると、普通なら多少の値上げに応じてもいいかなとも思いますが、大家はかなりいかれたやつだと近所でも評判なのでこれを機会におさらばしようと思っています。

 しかし、そうは言ってもこの時期なかなか人の動きがなく空きがありません。いろいろ話を聞いてみるとベトナムの引越し時期は夏のようです。

 ネットで情報がないものかと検索していたら、江田不動産エージェントというのを見つけました。スケッチなんかにもよく広告を出してますので名前を覚えていました。そういえば、この江田氏、野村進著の『アジア新しい物語』に出ていた人です。随分昔に読んだことをふと思い出しました。
アジア新しい物語
野村 進

文芸春秋
2002-01
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おすすめ平均 

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 商売の邪魔をするつもりはありませんけど、サイト内では「紹介手数料なし」と書かれています(ベトナムでは貸す側が仲介料を負担するのが慣例になっているため、との記載があったことも併せて記しておきます)。
 その仲介料が曲者です。どうも、ベトナムでは紹介者に家賃の1か月分を渡すのが慣例になっているようです。これまで聞いた話では、一般的に1年の契約でそれを更新していくため、仲介者を通すと家賃が一割程度高くなるみたいです。この間物件を見に行った時に、たまたま他の客と鉢合わせしました。彼は紹介者のベトナム人と一緒に来ていて、大家に550ドルと言われていましたが、彼らが帰るとすぐに私には初めから500ドルを提示してきました。もちろんそこからさらに値切ることも忘れてはいけません。

 紹介者ありでプラス10%と考えると何が何でも自分の足で探してやろうと思います。しかし、賃貸物件が集まった場所でもない限り、それはなかなか骨の折れる仕事です。

2004/11/27

贈り物はスイカ?

 Hanh Trinh Van Hoa(漢越語では文化行程。「知識へのいざない」とでも訳すべきでしょうか)というクイズ番組があります。そこで日本に関する出題がありました。

 「特別なことがあった時に日本人が贈るものは何か」
 1.花
 2.スイカ
 3.菓子

 大体なんだその曖昧な問題は、といいたくもなります。私は考えた末に無難な3番の菓子を選びました。答えは2番のスイカ。なんだそりゃぁぁ。ツッコミどころ満載です。ベトナム人は日本に一年中スイカがあると思ってるんでしょうか(無いことはないですけど、日本の風土を全く無視しています)。

 たまにクイズ番組を見ていると日本に関する問題が出されていることがあります。でも、見ていると結構納得がいかない答えも多いです。海外のことなので、誰もわかりゃしないだろうとかなり適当に問題を作ってるみたいです。
 現代の日本人がスイカを持っていくなんてかなり親しい関係でないとあまりなさそうですので、ベトナム人が日本へ行ったときに勘違いしないといいのですが。まぁ、スイカをあげたからといって、トラブルになったりすることもないでしょうけど。

ミスベトナムに一票

 先日開催されたミスベトナムのグランプリ受賞者であるNguyen Thi Huyen(19)さんがミスワールド 2004に参加しています。英語のプロフィールだとハノイ国家大学でジャーナリズムを専攻しているとの事です。たぶん人文社会科学大学の新聞学部だろうと思います。
 ミスベトナムの様子はテレビでチラッと見ましたけど、学歴を鼻にかけたような出場者が多く、なんかちょっと嫌味な感じでした。英語での質疑応答の審査の際に、ある出場者は聞かれてもいないのに「修士の口頭試問は英語で行われて、今英語で質問されてその時のことを思い出して緊張しているので、観客の皆さん拍手をして私に力をください」とかのたまっていました。己は修士号を持っているということを言いたくて仕方がなかったみたいです。

 さて、12月4日に放送予定とケーブルテレビで毎日予告が流れています。ホームページを見てみたら、なんか投票が出来るみたいでした。ベトナム代表の投票番号は「606」です。暇な人は投票しましょう。
 ところで、一般紙であるTuoi Tre新聞にも彼女への投票を呼びかける記事がありました。日本の新聞だったらきっとそんなことはしないだろうなぁと思い、少し考えさせられました。たかだかミスコンテストとはいえ、国を代表するものを後押ししようという気持ちを、日本はもう少しベトナムを見習ってもいいのではないかと思いました。

Miss Vietnam[Miss World 2004]
ベトナム情報局

ソーシャルネットワークってなんだ?(5)

 今回で連載最終回でした。
 5週間前から1週に1度連載記事が掲載されるのに合わせて、私も紹介者を募っていましたが、結果的に4週目にめでたくGREE、mixiともに招待メールをいただくことが出来ました。

 しかし、紹介者が見つかって登録してから、1週間。
 何の進展もありません。登録して満足してしまってぜんぜんいじってませんでした。当然ながら、私のお友達も全く増えずじまい。悲しかったのは、高校時代の友人を一人誘ってみたら見事に断られたことです。出会い系と少し勘違いしているようで、スパムメールとか来ることも疑ってるみたいでした。急成長のSNSですけど、日本ではまだ信頼度低いです。結局、説得するほどの問題でもないので、彼を招待できずそのままです。

 mixiは毎日1.01倍の割合で参加者を増やしているそうです。会員が増えてもその比率に変わりはあまりないそうですので、70日で倍、1年365日では理論上約38倍になるわけです。ベトナム会員の場合もそうなるでしょうか。GREEも同じ比率で会員数を伸ばすと仮定すると、1年後には1,000人を超えてしまいます。果たして在留邦人が1,000人も私用でネットを使ってるでしょうか。

ソーシャルネットワークってなんだ? ~ネットで広げる友達の輪~

ベトナム人、少女に猥褻で逮捕

 神奈川県在住のベトナム人が少女にいたずらして捕まっちゃったみたいです。特に珍しくもなくまぁ良くある話です。でも、ベトナムで同じ犯罪をしたら執行猶予では済まずにいきなり実刑になりそうなので、容疑者のベトナム人はちょっと得をしたと思ってるかもしれません。そうはいっても、ベトナム籍とあるので強制送還でしょう。
 ギャオという名前が笑えます。もちろんそんなわけないと思います。
 予想するに金持ちという意味の「giau」か漢越語で「交」にあたる「giao」、大穴ねらいで「教」にあたる「giao」ではないかと思います(交と教とでは声調が異なります)。でも、この記者のベトナム語力から推察するとgiauの場合、ギャウと書きそうなので、後者のどちらかで、個人的にはよく耳にする「交」の方だと思います。
 どうでもいいことですけど、少しでもベトナム語をかじったことがある人ならその「giao」を、「ヤオ(中南部方言)」か「ザオ(北部方言)」と書くと思います。

 当の容疑者であるベトナム人も自分が「ギャオ」と報道されているのを知っているのでしょうか。たぶん書類送検だと思いますけど、もし裁判をしたら「ギャオ被告」と法廷で呼ばれてしまうのでしょうか。

��時事通信)11月25日
 わいせつ目的で顔見知りの小学3年生の少女(8)を誘拐し、身体を触るなどしたとして、神奈川県警秦野署は25日までに、ベトナム籍の同県秦野市本町、工員ラム・バン・ギャオ容疑者(35)を強制わいせつ容疑で逮捕した。同容疑者は「かわいかったのでやった」などと大筋で容疑を認めているという。
 調べによると、同容疑者は23日午後6時ごろ、帰宅中の少女に「お母さんは家にいない。一緒に捜しに行こう」などと言って自分の車に乗せ誘拐。秦野市内の駐車場に止まった上で、少女の身体を触ったり、抱きしめたりした疑い。 

Yahoo!ニュース - 社会 - 時事通信

2004/11/26

レジの値付け

 妻がミエン(乾麺の一種)を手に取り激怒していました。
 何事かと話を聞くと本来なら2千ドン程度のはずなのに、5,100ドンのシールが張られているというのです。よくみるとそこには確かに「フォー5,100ドン」と書かれていました。3袋買ってきたので約9千ドン損をしました。価格がどうの言っているのではなく、納得いかないものは200ドンでも払えない気持ちはわかります。

 もともと私は日本ではスーパーで食料品を買ったりすることはないので、日本の商品管理がどうなっているのかよく分かりません。でも、ベトナムほどはひどくないはずです。値段をつけてる店員も恐らく故意にではないのだろうとは思いますけど、どうせ間違えても自分に責任を問われる事はないだろうという甘い考えが見え隠れしています。
 ベトナム人は一般的にいい加減な性格で責任感がないことはわかっていますので(もちろんそうでないベトナム人も大勢います)、外国人としては、それに激高すべきか、これもベトナムの文化なのだとして受け入れるべきなのか迷うところです。
 今回のような場合はそのベトナム人も騙そうとしてそうしているわけではないため、何度も通っていれば、値段の付け違えなどで逆に恩恵にあずかることもあります。それでとんとんだといえばそれまでです。でもやっぱりスーパーではきっちりとやってもらいたいところです。

 ベトナムのスーパーでは生鮮食品は肉に限らず、魚や野菜、くだものなども量り売りされているところが一般的です。好きな量だけビニール袋に詰めて買うことが出来るのは便利な制度です。ただ、店が込んでいる時などは量りに載せてバーコードが印字されたシールが貼られるのを待つのは苦痛に感じることもあります。
 ある日そのシールが平らに張られていないのか水濡れでもしたのか、レジで読み取れないことがありました。当然レジ係は担当の店員を呼んで量り直さなければならないわけですが、私は見てしまいました。めんどくさい店員はなんと適当に値段を打ち込んでいるではありませんか。あとで、シールの価格とレシートを見比べると微妙に価格が違っていました。当然です。
 そう見当はずれな価格にはなっていなかったので、早く帰りたい私も特に何も言いませんでしたけど、それは、客を待たせないための顧客サービスの一環なのか、ただめんどくさいだけなのか。どうかんがえてもやっぱり後者に間違いないでしょう。
 その店は、日本領事の住まいの並びにあるサイゴンでもまともな方のスーパーです。それでこの体たらくです。

大潮と革靴への不安 その2

 10日ほど前に書いた記事についての結果報告です。
 結果から言ってしまうと、朝の満潮時に私が通う通りには予想通り水が出ていました。水が出ているといっても、今朝は水溜りが所々にある程度で膝丈までではありませんでしたけど。
 本日は陰暦の10月14日、月齢13.1で大潮です。本来なら、明日の10月15日あるいは明後日の月齢15.0の日にもう一度確認すべきなのが筋ではあります。でも、明日も明後日も残念ながらその道を通過する予定は今のところありません。しかし、明日か明後日はきっともっとサイゴン川の水位は上がるはずです。

 ベトナムも暦通りに動いています。当たり前ではあります。
 ちゃんとカレンダーを見ていれば、月2回の増水は回避できるわけです。明日は満月の大潮ですので、この次は陰暦11月1日の新月、ずばり12月12日の日曜日にサイゴンは浸ります。

【11月16日】大潮と革靴への不安

2004/11/25

台風通過

 昼過ぎに久しぶりの雨がありましたが、台風による低気圧の影響で午後3時前から30分ほど雨が降っただけで、通過後の空はもう当分雨がなさそうに感じられました。
 ここのところ毎日新聞の一面に台風の進路が掲載されていました。どうなるのかと不謹慎ながらちょっとわくわくしていたのですが、結局はホーチミン市直撃は避けられました。
 今日の雨は台風が関係してのもので偶発的なものですので、前回の雨の日から数えてみるに、南部はもう既に乾季に入ってしまったのかもしれません。

2004/11/23

偽札のババ抜き

 チョロンのある銀行で受け取った札に偽札が混じっていたという記事が新聞に掲載されていました。彼女はすぐに銀行に抗議したそうです。しかし、当然受け入れられるはずもなく、新聞への告発ということになったようです。

 偽札といえば中国の話を思い出します。聞くところによると中国国内での偽札流通量はかなりのものだそうです。以前中国に留学中の日本人と話をしたことがありました。その日彼はいつものように銀行で両替を済ませて家に帰ると、偽札が混じっていたのを発見したので、すぐに文句を言いに引き返したそうです。当然ながらその時もその偽札は交換されることはなかったとのことでした。
 中国でもベトナムでも、銀行は意図的にやってるのではないかという疑いもあります。銀行での組織ぐるみか行員単独での犯行かは分かりませんけど、中国人やベトナム人ならやりそうなことです。

 日本では、偽札を掴まされた被害者は国が補償してくれるという話を聞いています。それは本当なのでしょうか。警察に届け出れば本物と交換してもらえると、子供のころから信じている私ですが、もしそうなら日本はとても良心的な国です。もしそれが真実なら、ある意味日本は平和で、日本では偽札の流通量がきわめて少ないという証左なのかもしれません。ベトナムでそんなことをしたら、偽札を持った国民が殺到して国家財政が破綻するのでしょうか。

 カンボジアで両替しようと両替店を探していた時に、偽札の両替を誘われたことがありました。米ドルのみでしたが、その出来栄えによって価格が違うのだとそのブローカーは話していました。そう言えば北朝鮮は国家の政策としてドルを刷っているという噂は、面白半分でよく伝え聞く寓話です。それがカンボジアに流れているのだとか。その偽札両替も話を聞いただけですので真偽の程は確認していません。
 途上国だけでなく日本やアメリカでもそんなことはありそうなことですが、それは普通は波止場の倉庫か車のスクラップ工場とかで行われるものなのではないかと思ってしまうのは、映画の見すぎかもしれません。でも、途上国では随分オープンなんだなぁ、と当時はえらく感心しました。明るいうちから街中で声をかけられるわけですから。
 当時のカンボジアはまだポルポトも生存していましたし、道路脇の露天にタバコを買いに行くと、ショーケースの中に大麻が並んでいるようなご時世でしたから(今はどうなんでしょうか)、現在とは少し状況が変わっているかもしれません。
 ベトナムでは偽札に限らず、汚れた金、瑕のある金はどこに行っても敬遠されます。仮にそんな紙幣が釣りに混じっていて気付かずに受け取ってしまった時には、次にいつどこでそれを使うかを考えなければなりません。ベトナム人は、自分は釣りにこ汚い金を混ぜるくせに客から受け取る金を結構慎重に調べているからです。
 いくら汚れた金であっても正規の通貨なら、いずれこの国でも銀行が市民生活で機能する日が来れば、その問題は解消されるに違いありません。しかし、偽札は別です。国が対策を取らない限り、ベトナムではこれからもずっと市中でのババ抜きが繰り広げられてゆくことでしょう。
 日本人の1万円とベトナム人の最高紙幣である50万ドンでは、その重みが全く違うのです。50万ドン紙幣は庶民の日常生活にあまり使われないので、仮に10万ドンが一般人が見る最高額紙幣だとしても、日本人の1万円よりも10万ドンの方がはるかに価値があるものといえるでしょう。私はかつて一度だけ10万ドンの偽札を見せてもらったことがあります。
 「もうどうすることもできないです」
 それはどうするのかと私が聞いたところ、そのベトナム人はそう答えてくれました。

2004/11/22

ドン相場11月21日

 ついに大台に到達です。ベトコムバンクの現金売り相場で、1円150.13ドンです。思い起こせば数年前、円ドル相場で1米ドルが150円に迫る、日本人旅行者にとって非常に苦しい時期もありました。当時、対ドンでは1円が100ドンを大きく下回っていて、1万円両替して返ってくるのが100万ドン以下だったわけです。
 現在円高にあるとはいっても、1995年春先には1ドルが80円を割り込むという超円高時代もありました。しかし、当時は通貨危機の足音もまだ聞こえないアジア通貨が比較的安定した時期でしたので、1ドル11,000ドン(現在の価格は下の表を参照)という時代が長く続いていたために、現在のドン相場ほど円が高騰することもありませんでした。
 もちろん、円の購買力を考える上で過去と今の相場を単純に比較することは出来ません。ドンのインフレなども考慮しなければなりませんが、私の記憶では、この約10年で上昇した物価を勘案しても、今の円の相場はかなり高い位置にあると思います。

 為替を予想できる人は、大量な資金を持って自分で相場を動かせるような人に限られると思いますので、私としては、偶発的な事故と円高への流れをただただ祈るのみです。円を両替することの多い私にとっては、更なる円高を望みます。

 現在の円高要因として米経済の後退があることは敢えて延べるまでもないことですが、ドル安に連動しての国際金価格の上昇も、金大好きベトナム国民には非常に気にかかるところです。本日のトイチェー新聞の朝刊に、ここのところの金価格続伸に関するコラムが載りました。
 その記事に掲載された一つの金価格の推移を例にあげると、12日832,000ドン、15日840,000ドン、17日853,000ドン、18日861,000ドン(日付は今月、取引単位は1Chi=3.75g)と鰻昇りです。ドンはドルペッグですので、ドルで取引される国際金価格の上昇はそのままベトナム国内価格に反映されるわけです。
 金投資をしているような裕福な家庭はホクホク顔でしょうが、金換算で借金をすることが多いベトナム人はどんな心境にあるのか非常に気になります。 
 原油高などによるベトナム国内の物価上昇、財政状態の悪化などが要因となって、国内では日々インフレが進んでいることでしょう。そういえば、最近の新通貨乱発は国家予算の赤字を補填するためのもので、通貨供給量を増やすことによるインフレ税だとかいう悪い噂も伝え聞きます。いずれにしてもここ暫くの間ドンドル相場が動いていませんでしたので、ある日突然16,000ドンを大きく上回る日が来るかもしれません。いつものように…。個人的にはその日はそう遠くないのではないかと思います。
 内部情報を持ってる役人やその親族はそれでまた一儲けでしょうか。
    TTB(現金)/(振替)/TTS
日本円|150.13/150.28/152.09
米ドル|15,756/15,763/15,763
英£ |28,928/28,971/29,305
ユーロ|20,271/20,291/20,525
豪ドル|12,173/12,185/12,332
【2004/11/21 ベトコムバンク】
SJC GOLD(chi) 買848,000 売854,000
【2004/11/21 サイゴンキムホアンセンター】

台風4号接近中

 新聞を買ったら一面に台風の記事が載ってたのでびっくりしました。しかも、4号。日本のように年明けから数えるのでしょうか。ともかく4回も来てたなんてぜんぜん知りませんでした。予想経路を見るとホーチミン市直撃です。ベトナム各地では毎年被害があるようですけど、今までホーチミン市で暴風雨なんて経験したことがないので、仮に直撃したらどうなるのでしょうか。日本に来る台風とはちょっと趣が違うのかもしれません。

 そもそも、私はベトナムにいる時に天気予報なるものをほとんど、というより全く見ません。それは、見ても意味がないからです。降る時はスコールで、降ったら降ったで少しすれば止むし、一日中降る雨が少ないことも理由の一つです。ベトナム人は基本的に傘を持ちません。それというのも、たとえ傘を差してもほとんど意味がないからです。スコールの中で傘を差したところで、下からの跳ね返りやら横殴りの雨で結局は濡れてしまうのです。ですので、日本では小学生ぐらいしか着ることがなくなった雨合羽を、ベトナムではバイクに乗る人はもちろん徒歩の人も愛用しています(バイクと比べて徒歩の人はそれほど見ませんが)。

 ここのところ少し涼しいかな、と思っていたのですが、これも台風の影響なんでしょうか。

ソーシャルネットワークってなんだ?(4)

 BroadBand Watchに4回目の記事がアップされました。

 記事に合わせて招待メールを募集するエントリーを書いていたところ、お蔭様で、mixi、GREEともに招待メールをいただくことができました。メールを下さったお二方には大変感謝しております。どうもありがとうございました。
 というわけで、早速登録してみました。まだ登録してみただけでほとんど何もしていませんが、時間があるときに少しずついじくってみようかと思っています。

 BroadBand Watchの連載は次回で最終回になります。まだ両サービスともに紹介者一人ずつしかいない私の「お友達」が連載終了時までに果たして何人になるのか。次回報告します。あんまり勧誘活動をする時間がないので、友達全く増えず、という可能性も大ではあります。

 以前書いた7月30日のエントリーを読み返してみると、当時、GREEのベトナム在住会員は17人でした。それが今日29人になってました。ざっと7割増です。GREEの全会員も同時期に7割増えたかどうかは分からないですけど、たぶんベトナムでの増加率の方が上回っているのではないかと思います。
 標本が少なすぎますが、「ベトナムでは今SNSが熱い」と言って私も友達を誘ってみることにします。

 因みに両サービスとも日本語名ではなくベトナム語名で登録しました。Nguyen Ngoc Hung(●玉雄)です。会員の方は検索してみてください。よろしければ友達にも誘ってください。

●=こざとへんに元

ソーシャルネットワークってなんだ? ~ネットで広げる友達の輪~

従業員の心得

 写真はサビコ・キンドーS.C.のDong Khoi通り側にある一角である。その中に日本製の時計を専門に扱う店舗が入っている。ただ、この店が正式な代理店契約をしているかどうかは分からない。しかし、保証書に押されるスタンプの内容や、ダイヤモンドプラザ内の同系列店にある店舗案内にもこの店が記載されていたことなどから推測するに、恐らく正規販売店なのであろう。

 店に有名ブランドをあしらった看板や装飾をする店が多いので、概観から正規代理店かどうかを判断するのは難しい。それらは特に電化製品や化粧品を扱う店舗に多く見られる。いかにも小汚い店であれば一目瞭然なのだけれど。

 本題に入る。先日腕時計の電池が切れたのでそこへ交換に行ってみた。その後、なんと3ヶ月も経たないうちに時間が遅れているではないか。これが初めてならまだしも、数年前にも同じ経験をしたことがあった。一度ならまだしも2度までも。因みに電池交換した時計は別のもので、両方とも日本国内で購入した日本製の時計である。決して高価なものではないが、1万円前後のものなので、概観はともかく時計の機能としてはまぁまぁなものだろう。日本ではそう壊れるものでもないだろう。
 ここで交換した際に請求された電池の価格は7万ドン。どこの電池か分からないが、近所で同じ電池を交換した時は、3万ドンだった。安い電池に交換後は、皮肉にも全く問題なく動いてくれている。
 安い電池の方が中国製で消耗が早いのならまだ納得いくが、高い金を払ってすぐ止まっちゃったりするのはどういう了見なのだ。
 そうだ、きっと騙されたのだ。2度目となれば、そう考えるのが合理的だろう。

 ベトナムでは、いくら有名店や大企業で働いている者であっても、まだ先進国から見れば貧乏人なので、日本人なら気にしないような、ほんとに細かいところで端金を得るためにあの手この手で誰かを騙そうと日々努力し、その機会を虎視眈々と狙っている。電池交換の店員も数万ドンのために、安い電池をどこかで仕入れ、本来なら私の時計に入っているはずの電池をどこかに横流ししているのだろう。
 この国では店の信用も大切だが、いくら信頼の置ける店でもそこで働く店員までは信頼できるとは限らないということに注意しなければならない。

 最後に、従業員の名誉のために補足しておくが、このブランドの時計を正規販売店で購入すると電池交換永久無料というとんでもないサービスがある。
 だとすると、安い電池を使用しているのは、確信的犯行か。それもどうかと思うが。
 それでもいいけど、もしそうなら金を払って交換する客にはちゃんとした電池を売れよと声を大にして言いたい。

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��記事と写真は関係ありません)

【追記 2004/11/21】
サビコ・キンドーショッピングセンターは再開発のために現在工事中で、件の店も今はない。それから、電池が正規品ではなく、また従業員が横領しているというのは完全な私見であって、証拠もない予想の範疇でのことである。念の為。

��この記事は2004年3月8日に書いたものに加筆・修正しました。内容は当時のものです。)

DOREMON

 ドラえもんは世界各国で放送されていて、もちろんここベトナムでも大人気です。「ドラえもん」と発音するのがベトナム人には難しいからなのか(そんなことないと思いますけど)、この国では「DOREMON」と命名されています。以下、のび太はそのまま、しずかちゃんはスーカ、ジャイアンはシャイアン、スネ夫はセコとなっています。
 ドラ猫の「どら」と時代を感じさせる「衛門」があってこその「ドラえもん」、というのは日本語が分かる日本人にのみ意味があるのであって、ベトナム人には関係ないみたいです。しかし、スネ夫がセコというのは、違えども遠からずいい味を出しています。

 他国でドラえもんを見るとまず思うのは、外国語を話しているというのもそうですが、声優の違いによる違和感です。私たちにとっては、ドラえもん=大山のぶ代という図式がすっかり脳みその細胞にすり込まれているからかもしれません。
 そのドラえもんの今の声優はもう25年にもなるのだそうです。高齢化のための若返りだとかで、ドラえもんだけでなく声優を一新するのだというニュースを見ました。今後もドラえもんは放送され続けていくことでしょうから、今後ドラえもんを見る子供たちのドラえもんに対する印象はこれまでとは違ったものになりそうです。

 ドラえもんの登場人物の物真似自慢はたくさんいるでしょうから、山田康雄氏が亡くなってルパンが栗田寛一になったような路線で変更されるのか、はたまたイメージをがらりと変えてしまうのか、今では全くドラえもんを見ることがなくなった私ですが、ちょっと気になります。そうは言っても、仮にドラえもんの声が全くの別人になってしまったとしても、どうせすぐに慣れてしまうでしょう。

スタッフ&声の出演[ドラえもん(テレビ朝日)]

2004/11/21

シンガポール系のパン屋

 ベンタン市場近くにlove breadなるパン屋ができました。今晩たまたま通りかかったらネオンが煌々と光り輝いて目立っていたので、ちょっと入ってみました。初めて買うつもりで店に入ったのに、前にも買って帰ったことがあると妻に言われてちょっとガッカリでした。新装オープンはこの店舗だけで、実はサイゴンでは既に実績のあるチェーン店でした。

 夜8時ごろだったので並んでいるパンも少なく店員も掃除を始めていましたが、店の前にバイクを止めると、掃除の手を休めて中から店員が出てきました。パンを選ぼうとするとトレーとトング持って店員がマンツーマンで張り付き、ちょっとサービス過剰気味なところもありました。でも、応対や挨拶などはベトナムの他の大手パン屋、K社やD社などと比べてかなり教育が行き届いている感じがして、妻もいたく感心していました。さすが外資系、というべきでしょうか。
 love breadのみならず、数年前の菓子パンと比べるとベトナムのパンは着実に進歩しているようです。一昔前の民家の店先のショーケースの中で腐りかけているようなものばかりではなく、日本人もそんなに違和感なく食べられるパンが増えてきたのは個人的には嬉しいことです。

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 今夜はそんな店内で、ひとつ気になるパンを見つけました。一見したところ普通の海苔巻です。名前もSALMON ROLL。ただ、パン屋なだけにシャリの代わりがパンになってました。店員の説明ではわさびが入ってるとのことでしたが、どうやら入ってなかったみたいでした。鮭のマヨネーズ和えがパンに包まれて海苔が巻かれているだけで、正直言ってまずかったです。日本人はすしの固定観念が邪魔しているから駄目なのかもしれません。カリフォルニアロールが受け入れられないのと同じ理由かもしれません。とにかく旨くないものに9千ドンは高いです。
 同店では、価格が5千ドンから9千ドンとそれほど高くもなく5万ドン以上で宅配もしているといわれましたけど、さすがに宅配を頼むほどの量を買うことはなさそうです。3個買うと1個無料というキャンペーンを10日から12日までやってるともらったチラシにありましたが、なぜか今日もおまけしてくれました。キャンペーンを延長してるみたいです。
 さて、今日一番言いたかったことはここからです。
 店員のネームプレートを見ると、一人は「ANNA」、もう一人は「CAROL」。どこからどう見てもベトナム人です。とても気になったので、誰が名前を付けたのかと聞いてみたら、シンガポール人のボスが決めたと答えてくれました。それを聞いたボスはレジの後ろで笑ってました。香港やシンガポールの中国人は生まれた時から、英語名をつけたりする習慣があるので、香港あたりでは路地裏の上半身裸の親父がトムだったり、でぶったおばはんがキャサリンだったりして、お互い呼び合うのを聞いて違和感を感じたことがありました。パン屋のネームプレートもそんなノリなのでしょうか。果たして店員同士その名前で呼び合っているのかどうかは謎です。因みに顔はアンナでもキャロルでもありませんでした。

日越観光文化祭

 この金曜日から明日までの3日間、統一(4月30日)公園でLe Hoi Van Hoa Nhat Viet(日越文化フェスティバル)が開催されています。両国の文化交流のためという大義名分で、お互いの料理、文化、ベトナムの観光地の紹介、ファッションショー、コンサートなどが催されるのだそうです。コンサートに登場するベトナム側の歌手の知名度の程はよく分かりません。でも、日本側は平松愛理というのはどうなんでしょう。日本で今流行ってるとベトナム人が勘違いしないか心配です。
 ところで日本語では日越観光文化祭となっています。「ぶんかさい」なのか「ぶんかまつり」なのか気にかかるところです。個人的には「ぶんかまつり」だと思うし、そうあって欲しいと思います。ほんとはどうでもいいですけど。

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 Le Duanを通りながら、どんな具合かバイクで走り抜けつつ見てみようと思ってその付近まで行ってみました。走りながら途中で止まって写真でも撮ろうかというのはかなり甘い考えでした。統一会堂前のナムキーコイギア通りは通行止めとなり、その影響で周辺の道も大渋滞でえらい目に遭いました。結局統一会堂がかすかに見える教会の裏のロータリーで断念して引き返してきました。

 街の中心で統一会堂前という立地の良さから、何かの記念日になるとこの場所で催し物が行われています。今日はベトナムでは"教師の日"なんですが、今回のイベントとはあまり関係なさそうです。ぜんぜん関係ありません。
 そういえばなんだか年を経るごとにだんだんと人出が多くなってきたようにも感じます。イベントのうまみを知った主催者が規模を大きくして金もかけるようになったのが、さらに人を呼んでいるのかもしれません。いつものことながら、イベント関係者のみならず近所でも臨時の駐輪場などが繁盛しているようでした。

 そういえば、今回は「第1回」だそうです。2回目もやるつもりなんでしょうか。もしかして、毎年?



29,000ドンのフォー

ホーチミン市内で最近よく見かけるようになったPho24というチェーン店。24時間営業なわけではありません。店名にちなんでか定番のフォーが2万4千ドンと高額です。価格は高めですが、店内は清潔です。ただ、土曜の夜だというのに客足も少なめで旅行者向けといった感じでした。
メニューの中で一番高いスペシャルフォーというのを頼んでみたところ、スジ肉やらミノやら、メニューにあるフォーボーの全てのミックスとなってました。ちょっと高いですけど、内装を考えればそんなものかもしれません。勝手に持ってきたお冷が千ドンだったのはちょっといただけませんが。
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2004/11/18

ベトナム3位に浮上

 W杯1次予選の日程が昨日全て終了して、2次予選に進む8ヶ国が決まりました。今回は不運にも韓国と同組みのグループ7に入ってしまいました。モルディブが韓国との第1戦で引き分けた時点でベトナムの最下位は確定したものと誰もが思ってました。しかし、ベトナムはやってくれました。レバノンに引き分けて堂々の3位確定です。といってもグループ内4チーム中で、出場32か国中では下から数えた方がいいのではありますが。2次予選など鼻から期待できないのですから、そんなところに楽しみを見出すしかありません。実はモルディブとの対戦成績は1勝1敗で勝ち点も並び、得失点差で辛くも3位となったわけですけれども、そんなことはどうでもいいです。誰もが最下位だと思っていたところの3位はやっぱり価値があるでしょう。かなり無理があるかもしれませんが、同じように1次予選で敗退した中国と同じ結果とも言えるわけです。

 ところで、アジアカップの一連の記憶が蘇り、中国の敗退を喜んでいる日本人は多いのではないかと思います。因果応報でしょう。
 中国も当然必死だったみたいです。しかし、あれほどFIFAやAFCから忠告されていたにも関わらず、香港と八百長試合をして、その結果が予選敗退決定では目も当てられません。もし中国がクウェートを抑えて一次予選を突破していたとしたら昨日の試合は調査対象になっただろうと思います。負けたからお咎め無しというのではなく、しっかり検証してもらいたいです。

グループ 7/ワールドカップアジア1次予選(スポーツナビ)
Yahoo!ニュース - 2006FIFAワールドカップ

グループ 7
順位 チーム 試合 勝 分 敗 得点 失点 得失 勝点
1 韓国 6 4 2 0 9 2 7 14
2 レバノン 6 3 2 1 11 5 6 11
3 ベトナム 6 1 1 4 5 9 -4 4
4 モルディブ 6 1 1 4 5 14 -9 4
日程・試合結果
2004年 2月18日 ベトナム 4 - 0 モルディブ
2004年 2月18日 韓国 2 - 0 レバノン
2004年 3月31日 モルディブ 0 - 0 韓国
2004年 3月31日 ベトナム 0 - 2 レバノン
2004年 6月 9日 レバノン 3 - 0 モルディブ
2004年 6月 9日 韓国 2 - 0 ベトナム
2004年 9月 8日 モルディブ 2 - 5 レバノン
2004年 9月 8日 ベトナム 1 - 2 韓国
2004年 10月13日 レバノン 1 - 1 韓国
2004年 10月13日 モルディブ 3 - 0 ベトナム
2004年 11月17日 韓国 2 - 0 モルディブ
2004年 11月17日 レバノン 0 - 0 ベトナム

引越しの通告

 今日大家がやってきて、一ヶ月以内に出て行くように言われました。7月に越して来たばかりで、契約も大家の主張どおり1年にしてありました。家の配水管が腐食して隣家から苦情がきているらしく、それを全面的に工事するとのことでした。確かにこの家に移ってから水道料金が跳ね上がったのが気になっていたので、そんなことも少し疑ってはいました。理由が理由だけにそう言われてしまっては出て行かざるを得ません。面倒ですが年末に向けて家探しです。
 ただ、それは口実であって、もっといい条件で貸せる客を見つけたのではないかという疑念も消えません。私がそうしてこの家に移ってきた実績がありますから。その時追い出されたスイス人はだいぶお怒りの様子でした。しかし、今回は契約の半分も消化していないわけですので、もしそんなことであれば、引越し後も監視してちょくちょく大家に嫌味を言ってやろうと思います。

2004/11/16

大潮と革靴への不安

 ベトナムではまだ治水工事が不十分なので、まとまった雨や潮の加減によって水が出るところが多くあります。私も週に何度か朝夕そんな場所を通らなければなりません。今日の朝そんな道を通るといつもより少なめではありますが、少しばかり水が出ていました。ホーチミンでは雨が降る気配がありませんので、大潮と朝の満潮が重なったのだろうと思います。
 この大潮、場合によっては一般道で水が膝丈あたりになることもありますので、いつも注意を払っています。バイクで通るにはなかなかスリルがあって緊張感を楽しむことができるとはいえ、靴下を履いている上に革靴を朝っぱらから浸すことはできないので、いつもひやひやしています。

 前以て水の出る日が分かっていれば、多少遠回りしても水のない通りを通ることができると思って、よくベトナム人に話を聞いています。でも、当のベトナム人も実はよく分かってないみたいです。

 それで、よく考えてみれば、なんとなく分かっていたものの、自分でもちゃんと説明できないのでちょっと調べてみました。まず、毎日の干満が考えられます。しかし、その時にはその影響を受けていないみたいなので、その道に限って言えば、月の大潮とその日の満潮が重なった時のみ水が出るみたいです。

【大潮】広辞苑第五版より
月と太陽の起潮力があわさって、潮差が最大となる潮汐。月と太陽が地球に対して一直線上に位置する場合、すなわち満月と新月の頃に生じる。朔望潮。(中略)←→小潮

 朔望のころ、つまり、新月(陰暦の月初め)と満月(陰暦の十五日)に潮が最大となるとき大潮となり、その間の上下弦の月のとき小潮となるわけです。そして、日に二度ある満潮と大潮が重なると、私の通勤する道はひどいことになるわけなのです。

 理論的にはそうです。でも今日は陰暦で10月5日。中潮とありました。でもなぜか水が出てました。最近満潮時にその道を通ったのは先週の木曜日、11月11日のことでした。その日は、陰暦で言うと9月29日、暦の上では大潮。にもかかわらず、水はなし。なんででしょう。なんか大事なことを見落としているような気もしてきましたので、もうすこし調べてリポートします。理論的には次回の大潮は陰暦10月15日の11月26日あるいは、月齢15.0の翌11月27日です。

 そもそも、サイゴン川上流で雨が降った、なんて場合は予想も何もありませんけど。でも、大潮は「月と太陽と地球が一直線に並ぶ日」というのはなんとなく浪漫を感じます。革靴が浸るようなら、できれば並ぶのをやめて欲しいと思うのでしょうけど。

2004/11/15

ネット接続の問題

 どうやら今日も駄目みたいです。数日前からネット接続が不調のまま週が明けても、これまでのところ復調の兆しが全く見えません。ここまで長く続くとなると別の原因を考えなければならないかもしれません。やっぱり我が家のパソコン、特にモデムに問題があるのか、近所で何かの工事をしたときに電話線にノイズが入るようになったとか。VNNに連絡したらすぐ対処してくれるんでしょうか。このまま続くようだったら善処しなければなりません。曲者なのは、「繋がらない」のではなく、「繋がるけど速度がナメてる」というところです。繋がってるという事実がある限り修理はしてくれないのではないかと心配です。

 いつもはVNN1269ですが、契約不要のサイゴンネット(sgn12710)でも試してみました。
 結果は同じでした…。つまり、繋がるけど遅い。

 今月いっぱいVNNでキャンペーンをやってるのも影響しているのでしょうか。おきまりのバイク、携帯電話に始まり、DVDなどなんかいろいろもらえるみたいなので、普段は別の方法で接続していて、VNN1269を使わない人までも呼び寄せているのかもしれません。それが原因で速度が落ちてるのなら、しっかり設備を増強してからキャンペーンなり何なりやってもらいたいところです。

 今日も元気に9.6Kbpsで接続中です。とほほ…。

金好きのベトナム人

 ベトナムを含めた東南アジアは、とにかく金(きん)が大好きである。もちろん、インドや中国、中東もそうだし、欧米でも金に投資して資産形成する人が日本よりは多そうなので、むしろ日本人がちょっと金に無関心すぎるのかもしれない。この国も上の国々と変わらず、街中には金ショップがひしめいている。
 ベトナムでは歴史的に戦乱が続いたことと、戦後は政府も銀行も信用できないものだったので、とにかく余裕な資金があれば金を買っておく、というのが今も昔も当たり前のことのようだ。しかし、いくら余剰資金とはいえ、国民所得がまだまだ低いために、一般人が一度に換える金の量では米粒大になってしまう。そこはベトナム、店名入りなどの台紙に載せてラミネート加工したりして、それなりの見た目にしている。

 また、以前と比べれば大分落ち着いたものの通貨のインフレ率が高いので、不動産などの高額取引では、ドルや金で取引される事が多い。特に田舎では家もバイクも借金をする時にも金で換算されることが多いようだ。そのため、ベトナム人は誰でも金価格については敏感で、いつもかなり正確な相場を把握している。たまに気になる物件の値段を聞いたり、家を購入した人に値段を聞いたりすることがあると、現金価格を覚えていなかったりして、代わりに金の量で答えてくれることが多い。

 金の単位としては、日本の市場ではグラム(g)、国際的な金市場ではオンス(oz:1/12ポンド=31.10g)が用いられている。一方ベトナムでは、一般的にChi(3.75g)という単位で計算され、金販売店の店頭ではその単位での売買価格が表示されている。さらにそのChiには上位の単位があり、それをCay(又はLuong=10Chi=37.5g)と言う。ただし、Cay(又はLuong)は、高額取引の際に用いられるので、庶民にはあまり馴染みのない単位かもしれない。

 そんなベトナムであるから、家族経営で金ショップを営む隣人は憧れの的であろう。店頭商品だけでも庶民から見れば、一族郎党の財産以上のものが並べられているのだから、時には店を襲いたくもなるだろう。

 金(きん)命のベトナム人は常にその情報収集には余念が無いが、しかしそこはベトナム、買い物は騙し合いの世界なので、全てがそうだとは言わないいまでも、混ぜ物をしている店も多くありそうだ。金に興味が無いので、私自身はこれまでにまだ被害を受けてはいないが。

 そんな中、最近はショッピングセンターに外国人向けのこぎれいな店があちこちにオープンしたり、会社組織で勢力を伸ばすところも多い。現在サイゴンで、最も信頼のおけると言われるところは、PNJ(Phu Nhuan Jewelry)とSJC(Saigon Jewerly Company)であろうと思われる。どちらも、サイゴン市内に広く展開しているので、買い物目的でベトナムに訪れる日本人ならすぐに見つけられるだろう。街の中心部では、旧国営デパート内の一階の入り口の一角がジュエリーコーナーとなっており各社の店舗スペースも設けられている。因みにその信用と引き換えに、価格は他社より少々高めだ。
 ただ、会社の経営方針や信頼も重要な問題の一つだけれども、結局最後のところは応対した店員の人柄によるところが大きい。有名店などでも従業員が個人的に詐欺を働くことは、どこの国でも良くあることだ。恐らく、ベトナムではそれが笑えるほど高確率だ。

以下に参考価格を掲載する。やっぱり資産として扱う場合、純金のほうが割がいいようだ。その辺りはどこの国も同じということか。

2004年3月4日現在のSJC店頭価格(すべて1Chiの価格)
24K 774,000ドン (5Chi)
24K 77,5000ドン (1,2Chi)
18K(75%)557,000ドン
14K(約58.3%)432,000ドン

※上記は売り価格のみ。別に買い価格も表示されている。当然買い価格のほうが安くなっている。
※24Kは2種の価格があり、取引量によって異なる価格が設定されている。ドルなどなら普通高額紙幣の方がレートが良くなるが、金は逆か、単に表示ミスか。その辺りの事情は不明。一般客が買い求めやすく流通しやすい単位の価格に逆のプレミアムがついたのかもしれない。結局のところよく分からない。

【追記 2004/11/05】
 本日トイチェーによると先週末のサイゴンKim hoanセンターでのSJC金(SJCにより作成された同社の刻印または証明のあるもの)価格は買い829,000ドン/Chi、売り835,000ドン/Chiだった。最近は米国経済の後退、原油高、イラク戦争の新展開、ブッシュ再選(?)など様々な要因によって、国際金価格は数年来の高値にある。日本では円高により国内金価格の上昇は相殺されているが、ベトナムはドルペッグなので国際価格の上昇はそのまま国内価格に反映されることになる。記事を書いた3月に比べて約10%近くも上昇したわけで、金で借金したベトナム人は返済に汲々としているかもしれない。

��この記事は2004年3月4日、3月5日に書いたものに加筆・修正しました。内容は当時のものです。)

リンゴ様

 椎名林檎でも、リンゴ・スターの話でもありません。ベトナムには「Ong Tao」ということばがあります。Ongは老齢の男性に対する敬称、Taoは林檎なので、直訳すれば「林檎様」かもしれません。しかし、ベトナムのOng Taoとは台所、つまり食事を司る神様のことです。そんな理由から飲食店にはこの名称がよく使用されています。

 サイゴンにももちろんあります。サイゴンツーリストプラザの最上階にあるOng Tao1(?)とゼンプラザの最上階にあるOng Tao2です。サイゴンツーリストの方は客足が途絶えて、バイキング形式に鞍替えしてしまいましたが、ゼンプラザの方はまだ健在です。この界隈では周りに高い建物がないので、窓の近くの席をとるとガラス越しに夜景を楽しむことができます。といっても、周りにはろくなものがないのが玉に瑕です。ゼンプラザのOng Taoの方が先にできたような気もします。でも、力関係からか今は「2」を冠した名前で営業中です。

 今晩その近所に用事があったので、「2」の方に久しぶりに行ってみることにしました。以前から感じていた高い割にまずいという印象はそのままでした。高いといっても一般的なベトナム人から見ての話ですが。日曜の夜だというのにかなり閑散としていて寂しげでした。最もその方が静かに食事ができてよいかもしれません。

 ゼンプラザ内の店員の態度にはいつも不満を持って愚痴を言っている私です。社員教育がなっていません。もしかすると、そもそもそんなものないのかもしれません。でも、あまり他に行くところがないので、そうは言いつつもたまに行ってしまうのが弱いところです。頭にくるなら行かなければいいじゃないかと言われても、反論できないのも弱いところです。結局どこへ行っても五十歩百歩なのです。

通信速度に悩み

 せっかくの週末だったのに数日前から接続に支障をきたし、現在までのところまだそれが回復していません。一過性のものだと祈るばかりです。現在出ている症状は、接続されても物凄く低速であったり(低速であってもその速度でしっかりと送受信を行ってもらえれば不満も和らぐというものなのですが)、メールやページの読み込み最中に接続が怪しくなって、結果的に切断されてしまう、というものです。なぜでしょう。

 ネットが思うようにできないので、久しぶりに、というより、初めて過去のエントリーに目を通してみました。愕然としました。なんてひどい文章を書いていたのかと我ながら驚きました。今は文章がすっかり上達した、などとは決して言うつもりはありません。ただ、たかだか半年前の自分の文章でありながら、こうも違うものかと驚いた次第です。読んでくださっている方の中にはすでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。以前の文章は本当に冗長なものでした。文章は書き続けることで上達するとはよく言ったものです。書くことで己の思考も整理されますし、個人的にはよい訓練になっていると思います。

 これからも自分のために戯言を書きつづけていきたいと思います。書くことがないので自画自賛でした。

2004/11/14

メイドインベトナム

 ベトナムに住んでいると"MADE IN VIETNAM"のタグをよく目にします。服飾品然り、手工芸品然り、昨今はベトナム製品も広く海の外に出ていますので、国内でそれらの製品を目にすることも当然といえば当然であります。しかし、この国では恐らく中国あたりで作られたであろうコピー商品が出回っていて、おまけにベトナム人は元のブランドを知らなかったりするので、原産地を記したタグなど全く意味をなしていないようにも思えます。オリジナルを知らないのにコピーしてどうすんだよと個人的には思います。その場合は、類似性の付加価値ではなく、ただ単純に一般の商品と同じように売られているみたいですが。

 そんな状況の中、ベトナムもいよいよWTO加盟を目指すに当たり、近々ベルヌ条約を批准するとの話も小耳にはさみました。ただ、中国人同様にもともとそんな考え方など全く頭になく、仮に理解したとしても、正面きって無視してやろうという意思がみえみえなので、その重要性が一般人の脳みそにも行き届くまでには多くの壁が立ちはだかっていると言えます。
 もともと国内で作られたものであっても正確な原産地証明がされているのかどうかも怪しいものですから、"MADE IN VIETNAM"のタグを見るにつけ、「良くぞ正直に言ってくれた」と賞賛の気持ちさえあります。ところで、日本で原産地を虚偽表示すると当然のように罰せられるわけですが、ベトナムではその辺のところはどうなんでしょうか。

 さて、今日こんな話を言い出したのは、私がバイクに乗る時に被る帽子に"MADE IN CAMBODIA"のタグがついているのを見つけたからです。もう半年近く使っているにもかかわらず、始めて気が付きました。ベトナムで売られる野球帽もピンきりです。下は恐らく1万5千ドン程度からあるはずです。1万ドンのものもひょっとしたらあるのかもしれません。私の"MADE IN CAMBODIA"は、道端の露天で購入したもので、確か2万ドンだったと記憶しています。
 実はその野球帽には苦い思い出があります。その前はもう少しいいキャップを被っていましたが、よくある運転中の突風で飛ばされてしまいました。反対車線に飛ばされたので、すぐには取りに行くことができず、行き交うバイクをやり過ごしながらも落ちた位置まで何とか近づきました。あとちょっとのところでした。ちょうど前をバスが通り過ぎるとあら不思議。今まで視界の中にあったキャップが消えていたのでした。恐らく反対車線を走るベトナム人が拾って行ったのでしょう。買って間もない新しいものだったのでかなりむかつきました。
 ベトナムでは、外に干している洗濯物なども盗まれて、すぐに古着屋に並べられるそうですから、帽子にもそんな市場があるのかもしれません。因みにベトナムでは古着のことをAo SIDA(エイズ服)と言います。私は古着は遠慮したいですが、日本のように古着にも付加価値が出てきたら、呼称も変わるでしょうか。
 世界的には"MADE IN VIETNAM"はまだまだ粗悪品と認識されているのが公平な評価というものではないでしょうか。しかし、ベトナム人はかなり自国製品に勘違いをしているようです。ベトナム人と話すと、中国製よりベトナム製の方が品質が良いと言う人がいます。確かに個々の商品を比べればそんなことも時にはあるかもしれません。しかし、一般的に言ってその事実が正しければ今のベトナムはこんなにもひもじい暮らしをしてはいないのではないでしょうか。
 帽子の"MADE IN CAMBODIA"のタグは恐らく真実でしょう。さすがにそんな安物のタグにまで注意を払っている者などいないでしょう。

ソーシャルネットワークってなんだ?(3)

 度々書いてるSNSについてです。BroadBand Watchに3回目の連載記事がアップされたのに合わせて3回目のお願いをしてみます。というわけで、誰か誘ってください。mixi、GREEの方お願いします。
 ブログ利用者には参加者が多いようです。そんなこともあって試験的にブログで招待メールを募ってるわけなんですが、やはりネットのみで紹介者を探すのは難しいのでしょうか。面識がないのがネックのようです。こうなったら手っ取り早く同窓生のメーリングリストで探してみようかと思います。

ソーシャルネットワークってなんだ? ~ネットで広げる友達の輪~

2004/11/13

VNNの調子

 昨日の夜からどうも接続速度に問題があるみたいです。今日になればまたいつものように復旧するのではないかと楽観してましたが、今現在まだ調子はよろしくありません。

 ベトナムにはISPは複数あれども、海外と接続しているIAPはVDC(VNNと同じ会社)のみで、結局のところVDCが総元締めになってるとどこかで読んだことがあります。つまり、その場合VDCに問題があるとベトナムのネットは全滅になってしまうわけです。海外への出入口を限定することで管理はしやすくなる一方、かなりリスクも大きいわけです。今回の障害の原因は、我が家のパソコンにあるのか、近所の電話線なのか、それともプロバイダーにあるのかよく分かりません。スカイガーデンの前でなにやら電気の配線工事をしているので、そんなことも関係があるのかもしれません。そう言えば今日の昼に家に帰ると、ケーブルテレビも映らなくなってました(夜帰ると復旧してましたが)。
 他の地区の具合はいかがでしょうか。

 今の住まいに引っ越す前はよく通信速度に悩まされていたのに、最近はダイヤルアップとしては案外納得できる環境にあったので、そんなことなどすっかり忘れていました。ところがまた、過去に頻繁に悩まされていた状態に陥ってしまいました。私の利用方法に限って言えることですが、ベトナムでたちが悪いのは、繋がらないのではなく、繋がっても速度が出ないことです。ここ数ヶ月の間、安定して約40Kbpsを記録していたのに、昨晩からは19.2、14.4、ひどい時は9.6Kbpsなどという10数年前のパソコン通信の遠い記憶を蘇らせてくれるような数字を見せてくれています。しかも、時折いつものように41.2Kbpsと表示しているくせに1通のメールを落とすのに数分かかって、たかだか2、30通を落とす前に切断してくれたりします。
 私はプリペードカードでも契約でもなく、もっぱらVNN1269(昔のInterQのように、契約も月額料金も必要なく利用分だけを電話代といっしょに請求される方式)で凌いでいるので、会社側から軽視されているのかもしれません。たしかにカードを使った方が安く上がりますが、カードの利用者と契約での利用者、私のような従量課金での利用者では、使用する帯域がしっかり分けられているのではないかと淡い期待を抱いているからです。余計に金を払えば多少は便宜が図られているのではないかという考えは、ベトナムに限っては通用しないのでしょうか。
 一度カードを試してみようかと思ったこともありますが、数万ドンからあるカードはケチって購入したことがありません。カード利用では繋がらないことも多いとの経験談を聞いたことがあるからです。しかし、どの利用者も制限がなく同じように利用しているのであれば、私は高い金を払ってバカを見ていたことになります。
 どなたか詳しい事情をご存知ないでしょうか。
 とにかく明日には元通りになっていることを期待します。

2004/11/11

乾季到来?

 昼過ぎに雲行きが怪しくなったので久しぶりの雨かと期待したものの、数滴の滴が落ちてきただけでその雨雲はどこかへと行ってしまいました。前回の雨がいつだったか思い出せないぐらいの日数になってきました。とうとうかもしれません。

 よく書いているように、「ベトナムの乾季は暑い」というのが私の持論だったのですが、今日ベトナム人と話していると、クリスマスやテトが近づくと涼しくなるのだと反論されました。果たしてどうなのでしょうか。別のところでもいろいろ話を聞いてみると、どうやら一昔前までは確かにそれが正しかったみたいです。雨季が終わって暫くすると北部から寒気が下り気温を下げるようで、年末から旧正月頃は、ベトナム人に言わせれば「寒い」季節だったそうです。

 その季節にベトナムに来たこともありましたが、7年前、8年前のことなどよく覚えていません。そもそも、ダラットの夜でも半袖だし、冬のハノイも冬の雨の中のフエも当然半袖の私には、ホーチミン市で寒さなど感じるはずがありません。大抵の日本人は涼しいと感じることはあっても、ベトナムの南部で寒いと感じることなんてまずないのではないかと思います。ですから、昔は涼しかったとか言われても、当時自分がそう感じていなかったかもしれないので、あまりピンと来ません。

 それが最近はちょっと変わってきたみたいです。世界的な異常気象や温暖化に影響されてか、まずベトナムの雨季が変わったという声をよく耳にするようになりました。雨季の始まりと終わりの月が予想できなくなったのを始めとして、雨量も減っているそうです。これは統計を見てないのでなんともいえませんが、確かに以前はたまにあった数日降り続く長雨なんかが最近はなくなったみたいです。そんなことも乾季にも影響を与えているのかもしれません。

 しかし、ベトナム人が何と言おうと、雨の降らない「乾季は暑い」と言い張るつもりです。とりあえず、今年のクリスマスのサイゴンにいらっしゃる方は、寒いかどうか見極めてください。

ホーチミン市の出産事情

 先日、義理の妹が出産した。彼女はそのためにホーチミン近郊からはるばる上京してきた。上京といってもたいした距離ではないのだが…。それでも実際、サイゴンの中心部から30キロ程度の距離でも、彼女の近所には生まれてから一度もサイゴンの中心部に行ったことのないような人も大勢いるそうなので、日本とベトナムでは、通貨価値もさることながら、距離に関する捉え方も大きな隔たりがあるのを強く感じる。だから、普通は出産のようなイベントがないとなかなか田舎から出て来る理由がないわけなのだ。

 自然分娩であれば、田舎の産婆さんでも問題ないわけであるが、今回は事前の検査で帝王切開しなければならないことが分かり、田舎では整った設備がないこともあって、サイゴンまでやってきたのだが、病院といってもピンキリで、金の出しようによって、待遇は天と地ほどの開きがある。弟夫婦もあまり金がないようで、何とか安く済まそうといろいろ考えていたようだ。

 サイゴン近辺で名の知られている病院としては、Cong Quynh通りのTu Du病院、Bui Thi Xuan通りの国際婦産病院(SIHOSPITAL)、Hung Vuong通りのHung Vuong病院がある。
 このうち、SIHOSPITALは他と比べて設備が飛び抜けていて、庶民にはとても手の届かない存在のようである。ここでは帝王切開による出産、その後5日の入院で7~8百万ドン。病室は一人部屋1日35万ドンと、安ホテル並なので、内装も日本の平均的な一般病棟よりきれいだった。旦那がルフトハンザ航空勤務のドイツ人もここで出産していたので、たぶん産婦人科として外国人にとっても問題のない病院なのだろう。そういえば病院内でもよく外国人を見かけたことがあった。

 Tu Du病院とHung Vuong病院はともに国立なのだが、後者のほうが幾分ましのように見える。Hung Vuong病院は、老朽化のため建て直していたものが、このほど一部の改築工事が終わったので、新病棟の方はかなり清潔そうだ。ここでは前述した国際婦産病院(SIHOSPITAL)とほぼ同じ内容で3百万ドン強だそうだ。旧病棟はエアコン付二人部屋の場合、部屋代30万ドンを折半する。もちろん空きがあれば貸切も可だ。ただ、ここを二つの家族で使うのは少々窮屈に感じる。新病棟はまだ完全に使用されていないようだが、工事はすべて終わっているようなので、近いうちに旧病棟から人が移されてくるのかもしれない。その時は、設備に見合った患者の負担も増えるかもしれない。

 最後にTu Du病院だが、ここは最悪だった。出産待ちの病室を見たときはインドの安ドミトリーを髣髴とさせるものがあった。病院にいながら健康な私の方が何か変な病気になるのではないかと心配になるほどだった。ここは他と比べると格安ということもあり、ベトナム人はここに押し寄せる。もちろんベトナム人にとってはそれなりの出費になるわけだけど、瀕死の状態で担ぎ込まれでもしない限りここはちょっと遠慮したい。

 弟夫婦に付き添い、最初にここに行って検査をした。午後3時に受付をしてから、検査が終わった時には時計の針は既に9時を回っていた。その後指定された出産待ちの病室に行ってみると、10畳ほどの部屋に6台のベッドが隣の患者の鼻息がかかるほどの距離で並べられていた。看護婦の「少ししたら用意する」ということばを信じ、不思議に思いながらしばらく待っていると、なんと病室の外にベッドを用意し始めるではないか。しかも海水浴で使うデッキチェアみたいなのを(病室内のベッドもこれなのでそれはいいとしよう)。しかしもうすぐ出産だというのに廊下に寝るなんて、これには本当に驚いた。いわゆる廊下ではないか。というより廊下は外廊下になっているので、それは、外だ。そうだ外なのだ。その上、廊下には付き添いの家族がゴザを敷いて寝ていて運動会か野戦病院と化している。
 弟夫婦はここで何とか耐えることに決めたようだが、さすがにこれを見たときは可哀想になって連れて帰ることにした。

 サイゴンで出産する場合、設備に関しては金次第というわけだ。しかし、医師の技術という点ではどこも変わらない。知った風な口を利くようだが、なぜなら、医師が複数の病院を掛け持ちしていることが多いからだ。つまり、病室の設備は最低でも、医療器具に関してはどこもそれほど変わりないようで、前出のTu Du病院であっても手術ということに関する限り、それほど心配はないようだ。
 産婦人科に限らず多くの医師は、帰宅後や休日に自宅で開業医をしていることも多い。訳のわからない路地にある家に、「○○医院、診療午後6時から」とか書いてあるのを見かけるのはそのためだ。

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��国際婦産病院(SIHOSPITAL))

 その他の点で、気になるのは看護婦の対応だろう。これは、入院費と確実に連動しているように思われる。国立の病院では、賄賂を渡さないとシーツも取り替えてくれないらしい。まぁ、外国人が現在の国立病院にはあまり行くことはないけど。

 見た目最悪な国立病院ながら、関係者によく話を聞いてみると、実際のところもっとも扱いがひどいと思われているTu Du病院が技術的には確からしい。市内最大つまり国内でも最高峰の国立ということで、政府もそれなりのてこ入れをしているのだろうか。内部に知り合いがいる場合は実はここが最もお薦めだと別の病院の看護婦が教えてくれた。前述のSIHOSPITALのある医師の身内もTu du病院で出産したそうな。これ本当の話。
 それにはある理由があるようだ。SIHOSPITALは設備は一流だが、技術は三流らしいのだ。近頃そこで子宮内の簡単な手術を受けた患者が、どうやら医療ミスが原因で出血多量で亡くなってしまい、病院側はそれを隠蔽するために遺族に口止め料として相当な額を支払ったというのだ。公にはなっていないが、これはその病院に勤務する看護婦から直接聞いた話だ。

 そんなわけで、内部に知り合いがいて賄賂を渡せるならTu Du病院も捨てたもんじゃない。それでも外国人は行かないと思うけど。

 その後、妹は無事男の子を出産した。2,800gのちいさな赤ちゃんだったが、どうやら、どこかの阿呆が、妊娠中にたくさん食べると良くないと言ったことばを信じて空腹を耐えていたようだ。このことについては、出産後に家族からだいぶ怒られていたようだ。
 ベトナムには、妊娠中に貝を食べると、子どもの唇が貝殻の形のように厚くなるので食べてはいけない、というわけの分からない迷信がある。
 しかも結構信じられている。

【追記 2004/11/11】
 ここではベトナム人が行きそうな病院を取り上げた。駐在員などの金のある外国人は、外国人しか行かないような病院で産むのが一般的である。外国人が行く病院もいろいろランクがあって、ガイドブックに載るようなところは本当にお高い。
 5年程前に下痢の友人を教会前のSOSに連れて行ったことがあった。その時は、物凄い数の薬を渡されて100米ドルぐらい払ってたみたいだった。でも、そういうところは保険の手続きもスムーズなので、帰国後に支障もなくちゃんと金が戻ってきたようだ。

【追記 2005/01/30】
 一月ほど前に国際婦産病院で出産した人がいた。設備の良さから出産費用もそれなりで、金に余裕のある人間が来るわけだから、大部屋ではなく個室がほとんどである。他と比べて料金がかなり高めの設定になっているのにはそれなりの理由があった。しかしそれも過去のものとなってしまったようだ。
 料金が高いだけあって、他の病院ではあからさまに要求される心づけ、つまり賄賂が必要なかった。ほんの一年前までは。しかし、ベトナム人に金をせびるなというのは無理な相談であったようだ。今では他の病院と同じく、金を渡さなければシーツもタオルも取り替えず、個室のゴミ箱のゴミさえ処分しないのだとか。もともと金持ちが来る病院だからさらにたちが悪い。現在の相場は仕事を頼む看護婦一人当たりの相場が五万ドンだとか。入れ替わり立ち替わりやってくる彼女らに金を握らせなければ、すぐに態度に表され邪険に扱われるそうだ。
 ベトナム人に規律を守らせるなんてことはあと半世紀は無理だろう。

��この記事は2004年2月29日、3月1日、3月2日に書いたものに加筆・修正しました。内容は当時のものです。)

ヤフー登録のその後

 登録直後は期待とは裏腹にそれほどアクセスが伸びずにいて少々ガッカリしていました。それがここのところ少しずつではありますがヒット数が増えてきたように感じます。自分のヒットを除いて毎日100ヒットは近そうです。

 また新たに相互リンクしていただきましたので、お礼にひとこと紹介させていただきます。

フックトラベル
 旅行代理店のページですが、新聞の翻訳や作成者であるFiona女史のブログなど盛りだくさんです。グエンティミンカイ通りに事務所があるそうで、実は我が家に物凄く近いです。トップページのワニ(?)に喰われてる写真は一見の価値ありです。私は恥ずかしくてできません。ベトナムの公園や遊園地はどうしてああいう余計なものを作って置いちゃうのでしょうか。
 「55555」のキリ番ゲットでプレゼントがあるそうです。現在53431です。

ベトナム情報市場
 略して「ベトジョー」。ツバルドメイン。渋いです。
 丹念に毎日新聞記事を翻訳されています。国内紙の翻訳なので、これを読めばベトナムの政府の立場がわかります。海外発の配信記事とは違って共産党の検閲入ってますから。海外の記事と読み比べるのも面白いかもしれません。個人的にはコラムと特集をよく拝見しています。コラムなどはそれほどすぐには内容が古くならないので、ひととおり読むと近頃のベトナムがわかります。
 現在トップページの一番目立つ位置にリンクを張っていただいています。恐縮です。

2004/11/09

メインサイト名をベトナムパークへ改称

 Yahoo!登録以降、相互リンクをお誘いいただくことが増えてきました。そこで、前々から懸案事項であったタイトルバーの扱いなども考慮した結果、思い切ってサイト名を変えることにしました。といっても先日改名したばかりのブログ名のことではなく、メインサイトの話です(現在はブログの方に力を注いではいますが、相互リンクはメインサイトへのリンクをお願いしています)。

 ベトナム人は当然のこと、少しでもこの国を知る人ならVINA=VIETNAMというのは誰でも分かることでありますし、例えば企業名などでもビナタバコ、ビナタクシーなどというように広く浸透している呼称です。しかしながら、まだ日本人には馴染みのあるものとは思えませんし、分かりにくい点もあるかとちょっと心配していました。
 それでも名前ですのでそのままでも構わないのですが、長年使用してきたサイト名を変更させる大きな動機になったものは、無論検索エンジン対策です。どうやら、リンクに含まれる文字列も検索エンジンの表示結果に大きく影響するらしいと小耳にはさんだからです。今後リンクを貼っていただけることが増える(希望的観測)前に、思い切って決断しました。

 "vinapark.com"というわけで、ベトナム公園を初めとして、ベトナム庭園、ベトナム広場、ベトナム御苑、ベトナム遊園地などといろいろ考えてみましたが、どれもしっくり来ないので、最も安易ではありますが「ベトナムパーク」に落ち着きました。

 変更はしてみたものの、①以前の名前にも愛着がある②サイト内を全て変更するのは面倒③以前の名前「ビナパーク」でリンクを貼ってくださっている方もいる、以上のような理由から、「ベトナムパーク」を正式名としたあとも、「ビナパーク」を略称として使用していきたいと思います。単なる言い訳であります。

 というわけで、これまでURLに従い"ビナパーク"と名乗っていたものを、"ベトナムパーク"とすることにしましたので、リンクを掲載していただく際には、「ベトナムパーク」でよろしくお願いいたします。