2004/11/15

リンゴ様

 椎名林檎でも、リンゴ・スターの話でもありません。ベトナムには「Ong Tao」ということばがあります。Ongは老齢の男性に対する敬称、Taoは林檎なので、直訳すれば「林檎様」かもしれません。しかし、ベトナムのOng Taoとは台所、つまり食事を司る神様のことです。そんな理由から飲食店にはこの名称がよく使用されています。

 サイゴンにももちろんあります。サイゴンツーリストプラザの最上階にあるOng Tao1(?)とゼンプラザの最上階にあるOng Tao2です。サイゴンツーリストの方は客足が途絶えて、バイキング形式に鞍替えしてしまいましたが、ゼンプラザの方はまだ健在です。この界隈では周りに高い建物がないので、窓の近くの席をとるとガラス越しに夜景を楽しむことができます。といっても、周りにはろくなものがないのが玉に瑕です。ゼンプラザのOng Taoの方が先にできたような気もします。でも、力関係からか今は「2」を冠した名前で営業中です。

 今晩その近所に用事があったので、「2」の方に久しぶりに行ってみることにしました。以前から感じていた高い割にまずいという印象はそのままでした。高いといっても一般的なベトナム人から見ての話ですが。日曜の夜だというのにかなり閑散としていて寂しげでした。最もその方が静かに食事ができてよいかもしれません。

 ゼンプラザ内の店員の態度にはいつも不満を持って愚痴を言っている私です。社員教育がなっていません。もしかすると、そもそもそんなものないのかもしれません。でも、あまり他に行くところがないので、そうは言いつつもたまに行ってしまうのが弱いところです。頭にくるなら行かなければいいじゃないかと言われても、反論できないのも弱いところです。結局どこへ行っても五十歩百歩なのです。

4 件のコメント:

  1. Ong TaoのTaoはリンゴじゃなくて「かまど」の意味ですよ。
    かまどの神様、そのまんまです。
    このお店、私はサイゴンツーリストのほうに行きましたが、
    確かに店員の態度は良くなかった。
    でも、その向かいのボーリング場、
    接客最高ですよ。うるさいけど食事もできるので、
    今度試してみてください。

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  2. おおー。
    目から鱗が落ちました。
    なるほどOng bepだったんですね。それなら物凄くしっくりきます。
    最初にベトナム人に訊く時の私の訊き方がまずかったんだろうと思います。
    数年来というもの、なんでリンゴなのかと不思議に思いながらもずっと
    ��リンゴ様」だと思ってました。
    というわけで逆にベトナム人に日本語を説明する時もこれまで嘘をついていました。
    そんなわけで、一部のベトナム人の間では、フエやサイゴンにあるレストラン
    Ong Taoは通称「りんごさん」です。ベトナム人がそう言っているのを耳にしたら
    訂正してあげてください。
    今、ベトナムでボーリングは流行ってるんでしょうか。
    随分前に空港の近くの黄色いスーパーにできてから、いろんなところで
    目にするようになりました。それとも2月3日通りの方が先だったかな。
    私はベトナムではボーリング経験はまだ一回だけです。
    実はそのときボーリングに熱中しすぎて、無意識にポケットの中の駐車券を
    ボーリング場のごみ箱に捨ててしまって、そのあとそれを探すのにえらい
    苦労したのを思い出しました。

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  3. リンゴのTaoとOng TaoのTaoは確かに
    ベトナム語にすると同じ文字になるのですが、
    Ong Taoのほうは火へんに土と書く漢字からきている言葉みたいです。
    Taoだけの意味をベトナム人に聞けば、
    たぶん「リンゴ」という返答されると思います。
    ボーリングは気軽にできるスポーツなので、
    はやっているってほどではないけれど、
    ちょっと遊びにいくのにちょうどいいんだと思います。
    一時期ビリヤードがブームでしたが、
    ボーリングのほうが初心者も楽しめますしね。
    サイゴンツーリストデパートの中のボーリング場なんか、
    お昼休みにやりに来ている人もいましたよ。
    お金持ちが増えてきているのもあるんでしょうけど。

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  4. 辞書を引いてみたら、リンゴにあたるような漢字が見当たらな
    かったので、こちらの方は漢越語ではなく純粋なベトナム語み
    たいですね。

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