ついに大台に到達です。ベトコムバンクの現金売り相場で、1円150.13ドンです。思い起こせば数年前、円ドル相場で1米ドルが150円に迫る、日本人旅行者にとって非常に苦しい時期もありました。当時、対ドンでは1円が100ドンを大きく下回っていて、1万円両替して返ってくるのが100万ドン以下だったわけです。
現在円高にあるとはいっても、1995年春先には1ドルが80円を割り込むという超円高時代もありました。しかし、当時は通貨危機の足音もまだ聞こえないアジア通貨が比較的安定した時期でしたので、1ドル11,000ドン(現在の価格は下の表を参照)という時代が長く続いていたために、現在のドン相場ほど円が高騰することもありませんでした。
もちろん、円の購買力を考える上で過去と今の相場を単純に比較することは出来ません。ドンのインフレなども考慮しなければなりませんが、私の記憶では、この約10年で上昇した物価を勘案しても、今の円の相場はかなり高い位置にあると思います。
為替を予想できる人は、大量な資金を持って自分で相場を動かせるような人に限られると思いますので、私としては、偶発的な事故と円高への流れをただただ祈るのみです。円を両替することの多い私にとっては、更なる円高を望みます。
現在の円高要因として米経済の後退があることは敢えて延べるまでもないことですが、ドル安に連動しての国際金価格の上昇も、金大好きベトナム国民には非常に気にかかるところです。本日のトイチェー新聞の朝刊に、ここのところの金価格続伸に関するコラムが載りました。
その記事に掲載された一つの金価格の推移を例にあげると、12日832,000ドン、15日840,000ドン、17日853,000ドン、18日861,000ドン(日付は今月、取引単位は1Chi=3.75g)と鰻昇りです。ドンはドルペッグですので、ドルで取引される国際金価格の上昇はそのままベトナム国内価格に反映されるわけです。
金投資をしているような裕福な家庭はホクホク顔でしょうが、金換算で借金をすることが多いベトナム人はどんな心境にあるのか非常に気になります。
原油高などによるベトナム国内の物価上昇、財政状態の悪化などが要因となって、国内では日々インフレが進んでいることでしょう。そういえば、最近の新通貨乱発は国家予算の赤字を補填するためのもので、通貨供給量を増やすことによるインフレ税だとかいう悪い噂も伝え聞きます。いずれにしてもここ暫くの間ドンドル相場が動いていませんでしたので、ある日突然16,000ドンを大きく上回る日が来るかもしれません。いつものように…。個人的にはその日はそう遠くないのではないかと思います。
内部情報を持ってる役人やその親族はそれでまた一儲けでしょうか。
TTB(現金)/(振替)/TTS
日本円|150.13/150.28/152.09
米ドル|15,756/15,763/15,763
英£ |28,928/28,971/29,305
ユーロ|20,271/20,291/20,525
豪ドル|12,173/12,185/12,332
【2004/11/21 ベトコムバンク】
SJC GOLD(chi) 買848,000 売854,000
【2004/11/21 サイゴンキムホアンセンター】
日本に帰るのがますますつらくなります。(泣
返信削除もうベトナムに骨を埋めるしかないですね。
返信削除というのは冗談で、Phuc Travelを全国展開して
為替なんぞ跳ね飛ばしてください。