2004/11/22

従業員の心得

 写真はサビコ・キンドーS.C.のDong Khoi通り側にある一角である。その中に日本製の時計を専門に扱う店舗が入っている。ただ、この店が正式な代理店契約をしているかどうかは分からない。しかし、保証書に押されるスタンプの内容や、ダイヤモンドプラザ内の同系列店にある店舗案内にもこの店が記載されていたことなどから推測するに、恐らく正規販売店なのであろう。

 店に有名ブランドをあしらった看板や装飾をする店が多いので、概観から正規代理店かどうかを判断するのは難しい。それらは特に電化製品や化粧品を扱う店舗に多く見られる。いかにも小汚い店であれば一目瞭然なのだけれど。

 本題に入る。先日腕時計の電池が切れたのでそこへ交換に行ってみた。その後、なんと3ヶ月も経たないうちに時間が遅れているではないか。これが初めてならまだしも、数年前にも同じ経験をしたことがあった。一度ならまだしも2度までも。因みに電池交換した時計は別のもので、両方とも日本国内で購入した日本製の時計である。決して高価なものではないが、1万円前後のものなので、概観はともかく時計の機能としてはまぁまぁなものだろう。日本ではそう壊れるものでもないだろう。
 ここで交換した際に請求された電池の価格は7万ドン。どこの電池か分からないが、近所で同じ電池を交換した時は、3万ドンだった。安い電池に交換後は、皮肉にも全く問題なく動いてくれている。
 安い電池の方が中国製で消耗が早いのならまだ納得いくが、高い金を払ってすぐ止まっちゃったりするのはどういう了見なのだ。
 そうだ、きっと騙されたのだ。2度目となれば、そう考えるのが合理的だろう。

 ベトナムでは、いくら有名店や大企業で働いている者であっても、まだ先進国から見れば貧乏人なので、日本人なら気にしないような、ほんとに細かいところで端金を得るためにあの手この手で誰かを騙そうと日々努力し、その機会を虎視眈々と狙っている。電池交換の店員も数万ドンのために、安い電池をどこかで仕入れ、本来なら私の時計に入っているはずの電池をどこかに横流ししているのだろう。
 この国では店の信用も大切だが、いくら信頼の置ける店でもそこで働く店員までは信頼できるとは限らないということに注意しなければならない。

 最後に、従業員の名誉のために補足しておくが、このブランドの時計を正規販売店で購入すると電池交換永久無料というとんでもないサービスがある。
 だとすると、安い電池を使用しているのは、確信的犯行か。それもどうかと思うが。
 それでもいいけど、もしそうなら金を払って交換する客にはちゃんとした電池を売れよと声を大にして言いたい。

1121.jpg
��記事と写真は関係ありません)

【追記 2004/11/21】
サビコ・キンドーショッピングセンターは再開発のために現在工事中で、件の店も今はない。それから、電池が正規品ではなく、また従業員が横領しているというのは完全な私見であって、証拠もない予想の範疇でのことである。念の為。

��この記事は2004年3月8日に書いたものに加筆・修正しました。内容は当時のものです。)

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