2006/01/18

新車販売前年割れ

NNA17日】ベトナム自動車工業会(VAMA)が発表した2005年の外資企業11社16ブランドの新車販売台数は、前年を12%下回り3万5,264台となった。特別消費税(SCT)が今年から50%(5人乗り乗用車)に引き上げられたが、昨年秋から「国産自動車は値下げする」との報道が流れた影響でSCT引き上げ前の駆け込み需要が発生せず、多くのメーカーは大量の在庫を抱えたままだ。一方、乗用車生産で唯一販売を伸ばしたトヨタは、追加投資を検討している。新車販売台数は2003年の4万2,556台をピークに減少している。SCTは04年1月に5%から24%に、05年1月は40%となった。03年、04年とも、増税前の駆け込み需要が発生したが、昨年後半は「06年は輸入完成車のSCTを大幅に下げ現地組立車と同率50%にする」という法案が可決。「完成車の輸入税引き下げによって、国産メーカーは競争原理で値下げせざるを得ない」とグエン・シン・フン財務相が発言したことで、市場は一気に買い控えムードに包まれた。駆け込み需要も発生せず、2年連続しかも2桁台の大幅マイナスとなった。(以下省略)
 好調なバイク販売に反してベトナムの自動車販売台数は2年連続前年割れだそうです。自動車産業の投資は喉から手が出るほど欲しい一方、国内産業も育成したいというジレンマの中、朝令暮改の税額が影響して買い控える消費者が多いみたいです。さらに、政府は自動車の普及を推し進めながら、交通渋滞などへの配慮から中心部での利用を暗に制限したりと、なかなか複雑な問題を抱えています。しかし、販売不振の原因は経済が落ち目だからというのではなく、主に買い控えにあるみたいですので、政策しだいでは爆発的な販売増となる可能性もあります。そんな中、満を持してホンダが四輪に本格的に参入するらしいです。ベトナムの現状で日本車といえば、トヨタ、スズキなんかだと思うんですけど、バイクのブランド力でどこまで巻き返せるでしょうか。
 ベトナムではまだ新車販売価格で、ちょっと中心部を離れれば土地付き一戸建てが購入できる物価水準です。そういう意味ではまだまだ庶民にとって自動車は高嶺の花です。最近は郊外もだいぶ開発されて、精力的に道路拡張がなされていますので、いずれはサイゴンでも首都高(首都じゃないけど)を拝める日が来るでしょうか。まずは目指せバンコク。その前に電車敷いて欲しいですけど。

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