2006/01/24

偽札の見分け方

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 下がいつも見ている5万ドン札です。上の方は全体的に赤みがかっていてるのが分かります。ベトナムはどんな札にも偽札があって5万ドンはその王道です。ポリマー加工の現在の紙幣になって偽札作りが多少減ったみたいですが、それもいたちごっこで完全になくなることはないでしょう。この間財布の中の紙幣を数えていると1枚他と明らかに違う札が紛れ込んでいました。しかし、よく見てみたところホーチミンの肖像画の色合いを初めとして全体的に印刷が濃い以外は細部の細工はほとんど同じです。裏面は全く見分けがつきません。妻は自信を持って偽札だと主張するのですが私にはどうもそうは思えません。そこで、商売をしていて何度も偽札の被害にあったために見分け方に年季が入っている身内に鑑定を依頼しました。結論から言うとやはり本物みたいでした。

 ポリマー加工の偽札は大抵は紙質が違うので、手のひらの中に丸めて握りつぶすというのが一般的な鑑定の方法だそうです。本物は手を広げるとほとんど皺もつかずに勢いよく元の形に戻りますが、紙質が違うと反発力が違うそうです。他には水に浸けてみるという方法があります。本物は水を弾くので水から出して水を拭き取れますが、質の悪い偽札はインクが滲むんだとか。ただ、私は巧妙なものなら仮に偽札だったとしてもどこかで使うつもりなので、もしインクが滲んだらと思うと怖くてこの方法は試すことが出来ません。紫外線かなんかを当てる装置を使えばもう少し確実なのかも知れないですけど、わざわざそれを買いに行くのもなんなんで。
 最近は50万ドン、10万ドン、5万ドンがポリマー紙幣になって、かなり札が清潔になってきました。小額紙幣の5,000、2,000、1,000、500、200ドンは今なお健在ですが、硬貨が出来てから少しずつ流通量も減り、そのおかげで病原菌の塊のようなこ汚い札が減ってきています。つい最近までは受け取ったらすぐにでも捨てたくなるような札をよく受け取っていたのが懐かしいです。
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 ちょっと前に2万ドンと1万ドンのポリマー紙幣が出来たそうですが、まだ見たことがありません。ベトナム政府はいつもテトを控えた時期に新通貨を投入して爆発的に普及を図りたいみたいなんですけど、前回の時もそうだったように手に入れた人はみんなお年玉用に保管してしまうのでテトの後でないと見る機会はなさそうです。特に2万ドン、1万ドンはベトナム人が子供にやるお年玉の額の相場ですので。それに、新通貨はいつも銀行員や郵便局員などがまっさきに自分たち用に持ち帰ってしまうので、初めの頃は市中にはまず出回りません。

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