【YOMIURI ONLINE5日】報道の自由を監視している民間団体「国境なき記者団」(本部パリ)は4日、2005年、取材中に殺害されたり記事を理由に殺されたりした記者は63人にのぼったと発表した。死者数は2004年より10人増え、過去10年で最多となった。国境なき記者団の報告によれば、昨年取材活動によって殺害された記者数は63人だったそうです。そのうちイラクでの犠牲者数は24人で、2003年のイラク戦争以降2年に満たない間に76人になりました。奇しくも昨年の死亡者数はベトナム戦争中の20年間と同数になりました。ベトナム戦争下での死者数が昨年の全世界での犠牲者数と同じという点に関しては、どちらが多いのか少ないのか一概には言えません。でも、2つの戦争での外国メディアの位置付けなどがかなり違ったものであることを勘案しても、その数を2年足らずで更新してしまうイラクは異常ですね。
同団体の報告書によると、死者数が最も多かったのはイラクで、24人が犠牲となった。2003年のイラク戦争開戦以降、イラクで死亡した記者は76人となり、ベトナム戦争をはさんだ20年間(1955~75年)の死者数63人を超えた。
イラク以外の死者は、フィリピンが7人、アフガニスタンやバングラデシュ、アゼルバイジャンなどが各2人。
現在のベトナムの場合はそもそも言論の自由なんてものは存在しませんし、基本的に共産党支配化にあると思いますので、行き過ぎた報道で記者が命を落とすなんてことはありえなさそうですが、最近は結構突っ込んだ記事なんかも載ってるようで、汚職や不正行為を暴露したら、その後その機関との関係が悪くなったなんてベトナム人記者の談話を日本で出版されている書籍の中で目にしたことがあります。共産党批判や政府の中枢、あるいは政治的な意見などに触れない限りベトナムも意外と自由になってきているような気はします(果たしてそれが自由といえるかどうかは別として)。そんなわけで、ベトナムではまず暗殺されてしまうような記事は検閲を通らないので、記事を理由に殺害されることはなさそうです。
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