ベトナムに再び硬貨が流通してそろそろ一年になろうとしています。発行当初はその物珍しさから両替のために銀行などに行列ができるほどでした。発行後市中に出回るのにかなりの時間がかかりましたが、最近はちょくちょく見かける機会が多くなりました。
紙幣は汚れたり瑕があったりしますし、外国人は硬貨を持ち慣れていますから、釣りで硬貨を受け取っても特別な気持ちというものはありません。むしろ紙幣より衛生的だしその上かさばらないので歓迎の気持ちさえあります。
しかし、財布を持たないことが多いベトナム人には硬貨は忌み嫌われています。その理由は、なくし易いしポケットに入れる際に紙幣といっしょにまとめておけないからでしょう。一般庶民にも財布を持つ習慣が根付いて、硬貨で利用できる販売機などが普及するまで、ドンの硬貨は嫌われ続けそうです。
そんなお国柄ですので、良識のあるベトナム人は釣りに硬貨を出す際には、申し訳なさそうに懇願しながら渡すこともあります。ベトナム人はぞんざいな民族だという固定観念があるために、その応対には大変驚かされます。今日はさらにそれの上を行く言葉を聞くことができました。
「申し訳ありません。硬貨で釣りを受け取ってもらえませんか。」
もちろん全く問題はないと伝えると、2000ドン硬貨が数枚手渡されました。ただでさえ硬貨が嫌われているのに、それをまとめて渡すことはベトナム人にとってはかなり罪の意識を感じるようです。
私もこのあいだ11000ドンのタバコを12000ドン出して買ったら、
返信削除おばちゃんが硬貨を出しながら
「いまこれしかないから」とか何か言い訳するんですよね。
てっきりお釣りがないから500ドンうけとっといてって言ってるのかと思って
硬貨を良く見たら1000ドン。
そんなに言い訳しなくても、って思いました。
普段のことがありますからそのギャップに驚きますよね。
返信削除なんで硬貨にそんなに気を使ってるんだと。
もっと丁寧にした方がいいところたくさんあると思うんですけど。