2005/12/08

ロンプラコピー本

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 ベトナムでは10年以上も前から洋書のコピー本が流通していました。その中でもロンプラベトナムとロンプラベトナム語フレーズブックは代表格でした。当時フレーズブックが1ドルでロンプラベトナムが4、5ドル程度だったと記憶してます。今も当時と変わらず販売されています。年々装丁がまともになってきました。デタム通りに行けば容易に入手できますし、レロイ通りやドンコイ通りにも露店が数多く並んでいます。特にレロイ通りとドンコイ通りの交差点辺りによく見かけます。


 コンチネンタルホテルの向かい側の通りでコピー本や洋書の古本を並べる露天を営む女性がいます。彼女の名前はLANさん。外国人観光客のみならずベトナム人にも名を知られる存在です。彼女は生まれつき耳が不自由のようですが、観光客などに道案内などで親切に対応し、それがいくつものメディアで取り上げられたことがあるからです。こちらが話す事は伝わるので、耳が聞こえてるのか、あるいは唇を読んでいるのかは定かではありませんが、話せないことは事実です。
 そこで、ロンプラのベトナムとインドネシアの値段を聞いてみると、前者が10万ドンで後者が13万ドンだと裏表紙の定価を指差しながら言うではありませんか。たしかに本物ならベトナムもインドネシアもそれぞれ22.99ドルです。定価一緒なのになんで値段違うの。しかも、これコピーじゃん。
「おばちゃん、これコピーでしょ」
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 そう言うと、おばちゃん今度はジェスチャーでインドネシアの方が厚いと解説してくれます。いくらベトナムメディアで褒め称えられても、やはりやることは普通のベトナム人です。2冊で15万ドンぐらいに値切ろうと思ったのですが、隣で妻が話す「おばさん伝説」が気になってしまい、ちょっと同情して思い切った値引きができませんでした。2冊で20万ドンなら買えるという確信があったので、ファイナルアンサーで「20万ドン」を告げてから、さらに交渉しようとするおばちゃんを振り切って歩き出すと、当然ながら20万ドンで購入できました。でも、多少印刷がずれてたり読みにくいところがあっても、カラーページはちゃんとカラーで印刷してあるし読めないページはないので、この値段なら満足です。
 おばちゃんの声を聞く事はできませんけど、接し方を見るに人柄は本当にいい人そうなので、これからも頑張って稼いでもらいたいものです。

2 件のコメント:

  1. デタム通りからファングーラオ通りに新築移転した古本屋、
    続いて右隣のCafe sAIGONも消滅など、この界隈一変してますよ。
    ロンプラのcycling VIETNAM LAOS & CAMBODIA
    オリジナルで12万ドン、程度により若干の価格差あり。
    古本屋だと、ミシュランのフランス語版、英語版も置いていますから、
    これも役に立ちます。
    オリジナルで10~15万ドン、新しい程高い。
    ファングーラオ通りLE LE HOTEL右手の軒先で商売しているお店だと、
    ロンプラのコピー物で5万ドンですね。

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  2. バイクでたまに前を通ることはあっても、デタム近辺を歩くことはほとんどないので、あのあたりの店がどうなってしまったのかもうぜんぜん分かりません。地価も上がってるようで、知り合いもずいぶん家を処分して移りました。
    ベトナムではロンプラの古本はそんなに安いんですか。この間バンコクに行った時にカオサンに寄って来ましたけど、カオサンと比べても破格ですね。
    コピーは5万ドンで買えるんですか。ということは10年前から値上げしてないんですね。

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