Van QuyenとQuoc Vuongの2人が、先日フィリピンで行われたSEAGAMES23(東南アジア大会)の試合で八百長に関与した疑いがあるとされ逮捕されました。Van Quyenはベトナムサッカーのエースなんですけど、過去にも素行の悪さにより代表の座を奪われたことがありました。それでもまた呼び戻されたのは、ベトナムのスポーツ界にも多少は実力主義が浸透してきたからでしょうか。中田やイチローがいくら嫌な奴でも、やっぱり使わないと国民が納得しないのと同じでしょう。
しかし今回は以前のような遅刻や飲み歩き、風俗三昧などとは同列には語れない問題です。現在もなお調査中ですが、疑惑の一つは予選リーグでのミャンマー戦と言われています。1-0でベトナムが勝つように試合が操作されたようです。実際にベトナムがその通りのスコアで勝利しています。負けるように指示された八百長じゃなくて点数を指定されての八百長をしかけられ、結局負けてしまうミャンマーも惨めですけど、両国の実力差からすればそれほど難しい事でもありません。もちろんミャンマー選手も買収されていた可能性も否定できませんが。
ベトナムでは国内リーグや代表試合に限らず、W杯やチャンピオンズリーグは当然のこと、プレミアやセリエAなども毎日賭けの対象になっています。もちろん違法です。田舎町の集落でご近所さんを集めてこじんまりとやってるものから、かなり組織的にベトナムマフィアが関わっているものまで様々なようです。現時点での報道では逮捕された2人はミャンマー戦の報酬として約20万円の金を手にしたのではないかと言われています。たったの20万円です。サッカー選手の年俸ってよく知りませんけどそんなものなのかもしれません。
今回の事件が明るみに出たことにより、恐らく疑惑はこの1試合にとどまらなくなるでしょうし、2人の他にも多数の選手が関わっているとも伝えられています。誘いに乗った者も乗らなかった者もいる中で、ある選手が買収の情報をサッカー協会上層部に報告したにも拘らず揉み消されたという話まであります。サッカー協会もやっぱり裏社会と繋がってるんでしょうか。偉くても金は欲しいですしね。今回の疑惑はかなり長引きそうですけど、協会幹部はみんな共産党のお偉方なので、どうせ組織的には何の影響もないままうやむやに処理されてしまうんだろうと思います。
ところで、ベトナムの試合見てると決定的な場面でシュートはずすのをよく見ます。下手だからというのもあるでしょうけど、今回のような疑惑を耳にすると今後他の見方も出来そうです。
Tuoi Tre Online
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