2005/07/07

電子メーターの怪

 1年ほど前から電気メーターがアナログのものからデジタルの電子式のものへと順次交換されています。まずは、サイゴンの中心部を初めとして現在ではホーチミン市内にもかなり行き渡って来たようです。水道にせよ電気にせよベトナムではメーターを屋内に設置するのが一般的ですので、これまでは毎月の検針時に不在だったりするとちょっと面倒なことがありました。それで、家を空ける際は紙に書いて家の前に貼って置いたりすることで対処していました。もし検針ができなかったりすると翌月に合算されることになるんですけど、ベトナムも日本と同様に使用量が増えると単位当たりの価格も上がりますので、2か月分をまとめて集計されるのとでは支払額がかなり変わってきます。

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 少し脱線します。先月どんな理由があったのか知る由もありませんが、指定日に検針にやって来ず、計測が2週間近く遅れました。このあたり近所ではみんな同じ状況のようでした。先にも述べたように集計期間が長くなればなるほど単位あたりの料金は上がります。社員の賃金増加分を補うために意図的にやっているのではないかという疑問も湧いてきますが、謝罪も何もないので真相は闇のままです。当然そのための料金調整などなく当然のように料金を徴収されることになっても、一般国民は何も言いません。というか言っても無駄です。脱線終わり。
 たしかに電子式のメーターでは外から赤外線か何かで検針できるので、不在の際に余計な心配をしなくてよくなったというメリットはあります。しかし、原油価格の上昇に伴い光熱費が上昇し続ける中で敢えて今それを導入する必要があったのかということには疑問があります。現在の借家では数ヶ月前に取り付け工事が行われ、数ヶ月と経たないうちにまた先日部品の取替え工事にやってきました。今週またガソリン価格を含む燃料価格が値上げされましたので、電気使用量の再値上げの可能性も考えられます。度々の光熱費の値上げで悲鳴を上げている市民を尻目に、電力公社がいかに予算を使い切るか腐心している構図を見ると、国は変われど特殊法人の体質はさして変わりがないことを再確認します。
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 さて、新型電子式メーターですが、設置当初からトラブルが絶えないようで最近とみに関連報道が増えています。どうやら機器に問題があって検針が正確ではないようなのです。メーターはシンガポール製らしいと聞きました。メイドインシンガポールってその程度のものなのでしょうか。我が家の電気料金が正しく計測されているかどうかはよく分かりません。しかし、これまでの借家、日本の実家などと比較してみても、ありえない数値でもないのでなんとも言えません。被害を訴えている人の中にはメーター交換後に以前より40万ドン強も月の支払額が増えたそうです。40万ドンというとピンとこないかもしれません。ちなみに我が家は夫婦二人で日本の一般家庭にあるような生活家電は大抵揃っていて、月40万ドン程度です。

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