【ロイター20日】欧州連合(EU)の欧州委員会は中国およびベトナム製の革靴に対し、反不当廉売(ダンピング)税の課税を検討している。関係筋が匿名を条件に19日、ロイターに明らかにした。欧州委はイタリアを中心とするEU域内の生産者からの苦情を受け、2005年半ば以降、この2カ国で製造された靴が域内でダンピングされていないか調査していた。関係筋によると、反ダンピング調査の暫定結果は「中国とベトナムでは政府介入があり、こうした介入を通じてダンピングが行われている十分な証拠が発見された」としている。EUのピーター・マンデルソン委員(通商担当)は今週EU加盟国に対し、中国およびベトナム製の靴に対して20%以下の反ダンピング税をかけるよう提案するという。イタリアの生産者は50%超の税率を要求している。一方で中国の商務省担当官は、同国の靴の輸出に対して反ダンピング税が課される場合は、世界貿易機関(WTO)に提訴する可能性があるとEUに警告している。反ダンピング税というのはいつも政治的な駆け引きばかりです。中国とベトナムの靴はほんとに安いですけど、品質はかなりひどいです。まさか今回の件では10万ドン、20万ドンの靴のことを言ってるのではないとは思いますが、もしそうならEUの貧しい生活にちょっと同情してしまいます。
私も普段履くサンダルなんかはベトナムで調達しますけど、革靴はどうも買う気になれません。というのは、安いものは徹底的に安い代わりに品質が悪く恥ずかしくてとても履けず、一方、輸入物のような高いものは他の嗜好品同様に海外で買うより高いからです。ベトナムの靴はほんとに安いです。10ドルそこそこでも革靴が買えます。ですが、50ドルではなかなか買う気になる品物は見つかりません。だったら、100ドル以上の靴を買えばいいんですけど、日本だったら1、2万の革靴なんて普通に買ってても、貧乏性なのでベトナムで100ドルの靴を買うのは少しためらいます。今回のダンピングの件を見ると「ヨーロッパ人、いい靴履いてねぇなぁ」と思います。
【ロイター21日】欧州委員会は20日、中国・ベトナム製革靴の欧州連合(EU)内におけるダンピングを裏付ける証拠を確認したと発表した。同委員会のピーター・パワー報道官によると、9カ月に及ぶ調査が実施された結果、ダンピングに結びつくような「革靴業界に対する政府による重大な介入に関する十分な証拠」が確認されたという。同氏は、輸入靴に関して欧州委員会がどのような措置を講じるかについてはコメントしなかった。一方、今回の調査に近い筋が19日、ロイターに語ったところによると、EUのピーター・マンデルソン委員(通商担当)が今週、加盟国に対し中国・ベトナム製革靴に20%以下の反ダンピング税を課すよう提案するという。
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