2005/09/22

YSTの検索順位

【INTERNET Watch】Yahoo! JAPANの新検索エンジンでは、現在カテゴリ別に掲載されているサイトの検索結果順位が転落!? ――。ヤフーが予定している検索エンジンの変更が Yahoo! JAPANの検索結果にどの程度の影響を与えるかについて、検索エンジンマーケティング(SEM)事業を手がけるアイレップが調査した。
 ヤフーでは、2005年秋にデフォルトの検索エンジンを「Yahoo! Search Technology(YST)」に変更する方針だ。Yahoo! JAPANでは現在、カテゴリ別の検索結果がデフォルトでトップに表示されるが、YSTに変更後はロボット型検索エンジンの検索結果がデフォルトで表示されるようになる。
 ヤフーの検索結果のデフォルトページがカテゴリ別からYSTによるロボット型に替わるそうです。時期は2005年秋ということなので、すぐ先のことです。現在検索ワード「ベトナム」で検索すると、私のサイトはデフォルトのカテゴリ別で3ページ目で43位です。それがロボット型だと現在7ページ目で62位です。初期設定ではカテゴリ別は20サイトずつ表示されるのに対してロボット型だと10サイトずつの表示になるので、同じ順位でも少しページが下ることになります。グーグルをはじめとして検索エンジンがアルゴリズムを変更すると検索結果に影響があり、特に商用サイトはその結果に一喜一憂し、また対策を講じる必要に迫られることになります。

 今回のヤフーの決断の影響はかなりのものになるはずです。検索してみれば一目瞭然。これまでとは検索結果がまったく違っています。「ベトナム」で検索した場合、カテゴリ別で最上位に設定されていた雑貨屋サイトがほとんど消え去っています。私のサイトの場合は現在のところ順位的にはどちらでも大して変わりませんので、変更後の影響はまだ未知数です。ヤフーもいろいろ変えてくるでしょうし始まってみないとなんとも言えませんが、グーグルからは内部に直リンクで来る一方、トップページのリンク元はほとんどヤフーからのものですので、動向には注目しています。
 アイレップの検索エンジンアルゴリズム研究対策チーム(iSRAT)では、この検索エンジンの変更が与える影響について9月1日に調査を実施した。まず、SEMへの取り組みに積極的な「自動車、オートバイ」「アパレル、ジュエリー」「本、音楽、映画、チケット」「コンピューティング」などの15 業種を選定。各業種に対して検索回数が多く、かつ現在のYahoo! JAPANで検索した際に「Yahoo!登録サイトとの一致」が表示される「自動車」「ギフト」「転職」など、いわゆる“ビッグキーワード”を業種別に7 つ、合計105キーワードを用意した。
 続いて、これらの検索キーワードを用いた検索結果上位の5サイト合計442サイトに関して、YST移行後の掲載場所がどのように変化するかを、現在ベータ版の「Yahoo! SEARCH」で調査した。なお、Yahoo! SEARCHはYSTを採用している。
 調査の結果、442サイトのうち約70%は、Yahoo! SEARCHの掲載場所が検索結果の2ページ目以降になることが判明。1ぺージ目から2ページ目以降への“転落率”では「インテリア、ガーデニング、 DIY用品」カテゴリが86%と最も影響を受けた。次いで「アパレル、ジュエリー」が83%となり、「自動車、オートバイ」「コンピューティング」「電化製品、家電」「化粧品、生活用品、健康食品、健康器具」の4カテゴリが80%で並んだ。
 一方、最も影響が少なかったのは、転落率57%で「金融、保険サービス」「通信、インターネットサービス」の両カテゴリ。「本、音楽、映画、チケット」「ショッピングモール、総合小売、その他専門店」は60%、「ギフト、贈答品」は63%だった。
 サーチエンジンマーケティング総合研究所の渡辺隆広所長は「想像以上に多くのサイトが検索結果の1ページ目から外れる結果となった」とコメント。Yahoo! SEARCHでは現在、検索結果にYahoo!カテゴリがデフォルトでは表示されないが、「SEOの外部リンク対策においては依然としてYahoo!カテゴリへの掲載は重要だ。米Yahoo! Searchのアルゴリズムを分析するとYahoo!ディレクトリ掲載サイトが順位において有利な傾向を示している」と解説した。
 なお、ヤフーでは、2005年秋にデフォルトの検索エンジンを変更することを認めた上で、「Yahoo!ビジネスエクスプレスによる Yahoo!カテゴリへの掲載はYSTの検索結果にも影響する。また、Yahoo! SEARCHはベータ版であり、検索結果の表示については利用者の要望などを今後も反映していく」と述べている。

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