【共同=中国新聞26日】30年間にわたり強固な1党支配を維持しているベトナム共産党が、「複数政党制」の導入を検討し始めたことが26日までに分かった。関係者によると来年の党大会の次の「2011年の第11回党大会で諮る方針」という。ベトナムに共産党以外の政党が出来るかもしれないというのはかなり衝撃的なニュースです。といっても、その検討が始まるかもしれないというだけで、もちろんすぐにではありません。しかも、その検討が始まるかもしれないのも2011年。仮に検討が始まって議論されて法案が提出されて可決されて施行されるのは20年ぐらい先のことでしょうか。逆に意外と早く進むかもしれません。かといって新たに出来る政党は共産党の分身のようなものでしょうし、不満の捌け口としての少数野党にすぎないかもしれません。
これまでベトナム国内では複数政党制が公に討議されたことはなく、「政治的多元主義」を一貫して否定してきた同党にとっては、検討に乗り出すだけでも大きな政策転換といえる。制度を調べるため日本にも調査団を派遣した。
複数政党制については、党組織委員会が主催する「第10科学プロジェクト(KX10)」として研究に着手。チャン・ディン・ホアン政治局員が担当し、国内外で有識者からの聞き取り調査を進めている。
いずれにしても共産党の支配は揺ぎ無いものには違いないことは誰でもわかってますが、形だけでも軟化したのは大きいです。近所でもタイ、フィリピン、インドネシアの民主化運動と独裁政権の崩壊を目の当たりにしてますし、師匠である中国の天安門事件も気がかりでしょう。将来的な民主化が避けられないのは世の趨勢です。共産党幹部はソフトランディングの青写真を描き始めたのでしょうか。あるいは既に計画書は作成済みなのか。
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