2005/09/16

運転マナー向上作戦

【共同=Sankei Web】二輪車業界が、主要な販売先の東南アジアで、バイクの交通安全対策を現地に伝える取り組みを強化している。死亡事故や渋滞を減らす社会貢献と同時に、日本メーカー製バイクのシェア(市場占有率)が大きい市場でのイメージを向上する狙いもあるようだ。
 メーカーで構成する日本自動車工業会(自工会)は今年7月、ベトナムの首都ハノイで一般ライダーを対象にした乗り方教室を開催。約30人が参加し、安全なブレーキのかけ方やハンドル操作などの講習を受けた。
 自工会によると、バイクが生活の足のベトナムでは、年間1万人を超える交通事故死者のうち、7割がバイク絡み。スピードの出し過ぎなど、交通ルールの基本を無視した事故が多いという。
 正確な数字は失念してしまいましたが、日本と比べて交通事故死亡者数がやたら多いのに驚いた記憶があります。バイクの割合が多いので重大事故に繋がる確率が高くなることもあります。でも、それ以上にバイクや車を扱う人間の側に欠陥があることは言うまでもありません。二輪の小型車の場合は免許取得がかなり簡単なのにも問題があると思いますけど、個人的には二輪の運転技術などそれほど難しいものでもないので乗ってるうちになんとかなると思います。技術に関しては劣るということはないでしょう。ベトナムの交通事情を見れば一目瞭然。問題なのは道路交通規則を遵守しないこと。これに尽きるでしょう。

 それで、日本自動車工業会が「乗り方教室」なるものを開催するに至ったんだそうです。そんなんで事故が減るわけないとは誰もが心の中で呟きそうですが、これで1人の命でも救われるなら、やっぱりやる意味があるでしょう。ただ、乗り方を矯正するのではなく、ベトナム人の精神構造をコントロールするためのカウンセリングとかやった方が効果あるんじゃないかとも思います。ベトナム人の運転マナーを改善するには社会的道徳から教育しなおさなければなりません。
 ところで、ベトナム人は車はバイクよりえらいと思っています。拝金主義国家であるが故の小銭持ちの驕りでしょうが、恐らく雇われのドライバーやタクシーの運ちゃんもそう考えているようです。ベトナムでは4輪は多少無理をしないと道も曲がれないという交通事情を勘案しても、4輪の横暴には怒りを越してほとほと呆れます。1人や2人轢き殺したところで賠償金は数千ドルという命の安さも運転手の暴挙を助長しています。
 先日路肩にバイクを停めて人を待っていると、後ろから大型の4輪駆動車がやってきました。車に詳しくない私が見ても高そうな車でした。どうやら私が停まっているところに駐車したいようです。
「悪いけどちょっとどいてくんない」
 一言そう言えば私も快く場所を空けます。しかし、そんなことを言うのはほんの一握りです。その時もクラクションをひたすら鳴らしまくるばかり。最初はむかついたのでしばらく無視してましたが、あまりしつこいのであてつけに1mばかり前に進んで停まりました。後方にも別の車が停まっていたので、その車は何度も切り返しながら必死に縦列駐車してました。4輪がバイクに馬鹿にされるというのはベトナム人にとって我慢できないことなのです。停まった後も何度かクラクションを鳴らしてきました。振り返って運転手を睨み付けるとそいつはなんか言ってましたけど、窓閉まってるので何言ってるのかよく分かりませんでした。アホベトナム人の頭の中では「バス>4輪>バイク>シクロ>自転車>歩行者」という事故った時の強度と財産価値によるヒエラルキーが常識となっていますので、バイクが車に道を譲るのは当然だと考えているのでしょう。誰でも車が買えるようになってこのような考えがなくなると嬉しいですが、ベトナム人には無理かもしれません。
 でも、自分がバイクに乗ってて車と張り合うのは停まってるときだけです。走ってる時に怪我でもしたら泣くに泣けません。そんなベトナム人に勝っても意味ないし。
 もちろんベトナム人にも交通ルールをちゃんと守ってる人はたくさんいます。彼らには本当に敬意を払いたいと思います。
 ベトナムのバイク市場は2004年で約140万台で、今後も20%増に近いペースで伸びる見込み。うち日本メーカー製のシェアは、ライバルの中国製などを抑え、50%を超す。事故多発で「バイクは有害」との見方が社会に広まると、自らのビジネスに悪影響を与える公算が大きい。
 自工会は安全講習とともに、バイクで危険な思いをした体験談を投稿してもらい、優秀作品を表彰する作文コンクールも実施。今後はインドなどにも講師を派遣し、日本発の交通安全をさらに広める構えだ。
 個別の企業も、最大手のホンダがベトナムやタイ、中国などで交通教育活動を展開するなど、独自の取り組みを進めている。
 トヨタがベトナム進出10周年を記念して財団を設立します。TOYOTA車を見かける機会はほんとに多いです。ベトナムでは儲かってるみたいですので、政府との関係をより強固なものにするということでしょうか。特に途上国では儲けた分はそれなりに還元することが求められるんでしょう。
【読売新聞14日】トヨタ自動車は13日、ベトナムの現地生産会社「トヨタ・モーター・ベトナム」(TMV)が設立10周年を迎えたことを記念し、「トヨタベトナム財団」を設立すると発表した。
 財団の設立基金約4億4000万円は、TMVが全額出資する。ベトナムの小学生に対する交通安全教育、大学生への奨学金支給を行うほか、ハノイ工科大学に「ものづくり講座」を開設し、産業をリードする人材を育成する。同日、第1回ものづくり講座が開かれ、張富士夫副会長が記念講演した。トヨタは、東南アジアでは、同様の財団をフィリピン、タイ、インドネシアに設立している。

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