このブログでは何度も話に出てくるCOOP MARTへまた買い物に行きました。ベトナムのスーパーでは、まだ全てがパック詰めされているわけではなく、町の肉屋でのように必要な分だけ秤に載せて店員に値段とともに印字されたバーコードを貼りつけてもらいます。好きな量を買うことが出来るので一見合理的にも思えますが、それは店が空いていればの話であって、週末の混雑時には月曜日の道徳の授業を受けたことがないベトナム人たちが、我先にとあちこちから袋に詰めたものを店員に突き出します。肉はもちろんのこと魚屋、野菜、果物まで量らなければなりません。ときにはりんご一個とかをビニール袋に入れて量っているベトナム人を見かけることもあります。そのことに関しては別に文句などないですが、何人も並んで待っているときだけは流石に「空気読めよ」と物申したくなることもあります。
今日は最初に魚売り場でイカを2杯袋に入れて量りました。33000ドン。その後別の魚が目に付いたのでイカは1杯にすることにしました。すると2杯のイカはほぼ同じ大きさにも関わらずなぜか24000ドン。1杯で24000ドン、2杯で33000ドンなら2杯買うのがあたりまえだろうと思い、かなり疑念を抱きながらやっぱり2杯買うと店員に言うと、店員はバーコード作成のためにもう一度量りました。なんと、46000ドン。
「ババァ。お前なめてんのか。」喉元まで出かかった言葉を飲み込んでやさしく聞いてみると、そのおばちゃんはすっとぼけながら言いました。「だから最初に量ったときに買っとけば良かったのに。」開き直ってそういわれると怒る気もうせます。ベトナム人は感謝の言葉を滅多なことでは言わないのと同じように謝罪の言葉もほとんど発することがありません。素直に謝ればなんてことないのに、ふざけた言い訳をこねくり回すのでベトナム人は嫌われるのでしょう。
基本的に市場でもどこでもまず正確に量っていることはないことは経験上知ってはいましたが、まさかスーパーでもやってるとは思いませんでした。因みに市場の量りは細工してある事が多いので、針が指す数字を確認しても全く意味がありません。前にカニを買って帰って家でよく見たら砂がすり込んであって唖然としたことがありました。それがベトナム人のやり方なのです。ベトナム人もそれを見て文句をいいながらもまた買っているので、それもベトナム文化なのだと受け入れるしかなさそうです。
2杯のイカは結局別のお姉ちゃんにもう一度量ってもらったら32300ドンでした。その間問題のおばちゃんは隣にいながら聞こえない振りをしていました。
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