2004/06/05

お手伝いさんとあほ韓国人

 家でテレビを見ていると窓越しに呼ぶ声がします。泣きながら立っていた彼女に話を聞くと、住み込みのベビーシッターをたった今クビになって行くところがないということでした。彼女の住み込む家はほんの数軒先なので子供を連れて歩く姿をよく見かけていました。

 話を聞くとその韓国人の主人は、子供を連れて散歩に回るときに近所のベトナム人に子供を抱かせたりすることが気に食わないようでした。その韓国人が言うには最近赤ん坊がよく風邪を引くのはベトナム人が近くに寄るからだというとんでもない言いがかりをつけてきたそうです。しかもそのアホ韓国人は、「ベトナム人がどれだけ汚いか知っているか」と彼女にのたまったそうです。さらにその場で彼女をクビにすると、北部出身のため今からでは帰るバスがないのでもう一晩いさせてほしいと頼む彼女の話も聞かずに、有無を言わさず家から放り出した上に、家を出る彼女の荷物をとりあげて中身を一つ一つ確認したそうです。その上給料日前だからという言い分で残りの給料をも支払わなかったようです。

 そのアホは、近くで韓国料理屋を開います。サイゴンでは一軒目を失敗して今は二軒目に賭けているようですが、聞くところによるとその店の経営状態もあまり芳しくないみたいです。韓国人ごときに、しかもその程度の人間に言われたことが相当悔しかったようで、彼女はその後もしばらく泣きつづけました。
 そのアホの店は韓国料理屋なので韓国語が出来るベトナム人を雇っていますが、当人はベトナムで店をしようと思っているにも関わらずベトナム語が片言のため、お手伝いさんに文句をいうときもそのベトナム人を通しているとのことでした。その韓国人も最低の人間なのは当然として、それを訳すベトナム人はどんな気持ちで彼女に話をしていたのでしょうか。もちろん主人の前では逆らえないのかもしれませんが、そのベトナム人アホ2号は、何の目的だかわかりませんがアホ1号が去ったあとも彼女を罵倒しつづけたそうです。
 彼女はかなり落ち込んでいましたが、彼女の仕事振りは近所でも評判でしたのであとからあとから近所のベトナム人が集まっては新しい仕事を紹介していました。というよりはかなりの争奪戦になっていたように私には見えました。自分の子供の食事代も満足に渡さないアホ一号でしたが、お腹がすいている他人の子供を不憫に思ったお手伝いさんは薄給の中から自腹で子供に食べ物を買いあたえていました。その姿を見ていた近所の人は彼女の行動にいたく感心していました。この国では、家のものを盗むのがお手伝いさんの常ですが、その逆をする人間を見て、さすがに近所のベトナム人も驚いたのでしょう。
 今はとにかく彼女に早く仕事が見つかることと、アホ一号が経営に失敗してとっとと韓国に帰ってくれることを願っています。
[追記 2004/06/18]
 その後、そのお手伝いさんが舞い戻ったという噂を聞きました。その噂を聞いてから数日後に赤ん坊を連れて散歩をする元気な姿を見ることができました。どうやら、彼女がいなくなった後、彼女のようなベトナム人を探すことが出来なかった韓国人の方からもう一度働くように頼んできたそうです。
 平然ともう一度頼む韓国人も脳みそが腐ってますが、戻ってくるベトナム人もどうかしてます。外国人の考えることはよく分かりません。

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