2005/01/20

ベトナムの電気代

 ベトナム情報市場の記事によると統一電気料金が改正されて、2005年1月1日より適用されたそうです。ベトナム人と外国人との電気料金二重価格が撤廃されて統一料金となったとあります。電気代も二重価格だったんすか。知りませんでした。

 料金計算方法には、従量制料金と時間別料金の2種類があるそうです。以下抜粋します。
従量電気料金(1世帯あたり)
■月300KWh以内の場合
→100KWh 550ドン→150KWh 900ドン→200KWh 1210ドン→300KWh 1340ドン
■月300KWhを超える場合
→200KWh 1100ドン→300KWh 1340ドン→400KWh 1400ドン、401KWh→ 11501500ドン
(400を超えると単価が下がるのはなんででしょうか。間違えですかね。)
■時間別電気料金(1世帯あたり)
Off-Peak 750ドン/KWh、Peak 1950ドン/KWh、その他 1300ドン/KWh
 月300KWhを超えると最初から値段が高めに設定されてしまうというこの斬新な価格設定。300KWhだと294,500(100*550+50*900+50*1210+100*1340)ドンなのに301KWhだと355,400(200*1100+100*1340+1*1400)ドンになってしまうこの不公平さ(さらに10%の税金がかかってきます)。電力使用量をどうにかして抑えたいというがための懲罰価格以外のなにものでもありません。ただでさえ燃料費が高騰して光熱費の値上げに汲々としているベトナム人のことですから、300KWhが近づいたら次回算定日を過ぎるまで蝋燭で生活する一家なんてのも出てくるかもしれません。特に大家族なんかは。
 我が家は二人だけで、電気代は毎月300KWh弱といったところです。ただ、外国人向けだけに適用されるのかどうかは分からないのですが、借家の場合は営業用の電気料金が適用されるため、いくら使おうが1KWhあたり1,410ドンで計算されています。ですので、その価格が変わらない限り今回の改定もほとんど関係ありません。
 前の借家も同じ地区でしたが少々電気料金の計算方法が異なっていました。総使用量のの30%は生活用の価格で1KWhあたり550ドン、70%は営業用の価格で1KWhあたり1,410ドンで計算されていました。当時の大家が隙あらば騙そうと機会を窺っている信用できないベトナム人だったので、計算方法を電力会社に確かめたわけです。因みにその時聞いた生活用の価格は以下の通りでした。これを見ると今のものと同じです。ということは、その借家の価格は外国人価格だったのかベトナム人か価格だったのか、いったいどちらなんでしょうか。外国人価格だったとすれば全てそちらに統一されての値上げになり、ベトナム人価格であれば割高な外国人料金が目出度く撤廃されたということになります。でも、私の場合は実質的に何も変わってないので、どうなんだかなぁというところです。
→100KWh 550d→150KWh 900d→200Kwh 1210d→250KWh 1340d、250KWh→1400d
 ここで、前の家での例をあげてみましょう。ある月の使用量は276KWhでした。ですので、その30%に当たる83KWhが550ドン、70%に当たる193KWhが1,410ドンとなります。本当は82.8と193.2ですけど、そこは安い方の生活用を切り上げでしょうか。あるいは四捨五入かな。計算すると317,780(83*550+193*1410)ドンになり、さらに10%のGTGT(税金)を加算すると349,558ドンとなります。またいつものように端数が出ましたが、それはもちろん利用者負担です。それでも349,600ドンでいいはずなんですが、たいていは釣りがないだのなんだの言ってくるので、ぴったり払わない限り350,000ドンになるでしょう。
 上の家の場合は大家が離れて住んでいたので、30%は大家が同じ敷地内に住んでいるものと仮定した分の価格なんだろうと思います。
 そういえば前の入居者はスイス人でした。スイス人が出た後に家で以前の電気代の請求書を見つけて驚きました。一人で住んでいて日中はほとんど家を空けていたはずなのに、なぜか800KWhの請求が来てました。電気製品が少ないベトナムの借家でどんな使い方をしたら一人で800KWhなんていくんでしょうか。謎です。
 今の借家は一軒はさんで大家が住んでいます。ベトナムではよくあるように家が離れているのに住所が同じというやつです。元の家が土地を切り売りした場合なんかにもよくあります。前の家はもともと相当広い土地だったようで4軒並んで全て同じ住所でした。この辺どうにかならないものかと思います。郵便物がちゃんと届かなかったりして不便極まりないです。続いていればまだいいもののぜんぜん違う場所に同じ住所があったりするのもどうかと思います。そこら辺を改善しなければならないという気持ちはベトナム人の発想にはまだないようです。
 というわけで、地続きではないものの今の借家は大家と同じ住所なので、我が家の電気料金は営業用価格の1KWhあたり1,410ドンとなっているわけです。
 話が戻りますが、前の家でスイス人の後に入った時、電気料金は100KWhまで550ドンだと言われて、スイス人が使った分の金を渡されました。スイス人は家をあけわたすまでに107KWhを使用していましたので、それで大家は107*550ドンとして58,850ドンを渡してきました。今考えれば123,350(107*30%*550+107*70%*1410)ドンが正しい価格です。そもそも100KWhを超えるものは別料金なわけだし、税金の10%も含まれていないわけですが。外国人が知らないのをいいことにそういう細かいところでせこく騙してくるので注意が必要です。入居時には不覚にもそのことを見抜けませんでしたが、家を返すときには同じように550ドンで計算してやりました。ただ、大家の応対ぶりを見ていると、仕方なくというよりほんとに知らなかった可能性も否定できません。何しろそれまで数々の無能ぶりを見せつけられてきましたので。

3 件のコメント:

  1. >ベトナム人と外国人との電気料金二重価格が撤廃されて統一料金となったとあります。
    マジですか!!
    私の記憶によると前はかなり不公平だったはずです。
    もっと早く統一してほしかった・・・

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  2. 産業分野では以前からこの2重価格は大きな問題になってました。
    一応日本との「共同イニシアティブ」という取り組みで
    2004年末までに格差を撤廃する約束していて、
    なんとか実行したといったところでしょうか。

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  3. 不公平さがなくなるのはいいことですけど、
    我が家の場合変わってないので非常にビミョーなところです。

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