ベトナムで1700人以上の警察官が、偽造した学位証明や卒業証書を使っていたことが発覚し、降格や免職などの処分を受けた。政府が進める警察近代化に伴って、昇進や昇格に学位が重視されるようになったため、学歴詐称が横行しているという。監督官庁である公安省の副大臣は「警察官だって人間だ。組織の大きさの割に、(詐称する者の)数は少ない方だ」と述べ、身内をかばった。(AP通信)
詐称以前にベトナムでは裏口入学が横行し、それに最近は多少改善されつつあるとはいえ、正規の試験でもあからさまに出自や縁故が物を言うお国柄ですから、学歴詐称なんて些細な問題だろうと思います。共産党高官の子息を筆頭に下は旧南ベトナム政権関係者まで詳細なランク付けがなされ、それは大学入試だけではなく就職でも重要な要素であることは公然の事実です。現在はどうなってるのか知りませんが、鼻から合格点の違う入学試験をしたりすることもあったのだそうで、それを言い出せばベトナムの学歴なんてなんとも曖昧な物です。
副大臣の発言もそんな背景があってのことかもしれません。しかしまぁ、「組織の大きさの割に少ない」なんて日本の釈明で言っちゃったら、猛烈な批判にさらされて辞任は免れないでしょう。ベトナム政府はまだまだやり放題のようです。
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