2005/01/28

CITIBANKの金利

 邦銀のネットバンキングの画面を眺めていたらあることをふと思い出しました。そういえばCITIBANKはセキュリティのために1年ログインしないとロックされるんだった。前にログインしたのはいつのことだったっけ。あわててログインしていつものように自口座間で振り替えして利用実績を残しておきました。

 CITIBANKは新聞沙汰の事件を定期的に起こしてくれるもののなぜか変わらぬブランド力を保持しています。いつも解約しようという気になりながらも踏み切れないのは、私自身にもブランド志向があるからかもしれません。

 外貨預金、24時間ATM、土曜営業など、私が初めてなけなしの金で口座を開設した1996年当時はどれも画期的なサービスでした。しかし、時が経つにつれそんなサービスは標準的なものになり、今ではかねてから言われてきたCITIBANKの悪い面ばかりが目立つようになりました。
 キャンペーンを駆使して短期間の高金利で定期を集め、その後はただ同然の金利で資金を囲い込んでおくという戦略はことさらよく知られています。それでもそんなことで集金できてしまうところはやっぱり海外で揉まれたうまさなのでしょう。もちろん日本人の無知がなせる業という面も大きいことは承知です。
 ついでに作ったCITIBANKカードも、機能的には他の一般的なクレジットカードと変わらないのに他のカードの一般的な年会費(税込1,312円)より高めの年3,150円を設定しています。そこまで分かっていながら、使いもしないのに「持ちたい」と思ってしまったのは私がまだ何も知らない学生だったからです。当然「ステータス」を得たいという理由からですが、はっきり言ってCITIBANKカードの入会審査は他と比べても甘い方だと思うので、その「ステータス」も見せ掛けだけのものです。
 確かにCITIBANKを含めCITIグループの経営は株主にとっては有能であるわけですが、それは必ずしも消費者に対しては当てはまらないようです。
 CITIBANKカードはその後しばらくして解約しましたけど、口座の方は10年近く放置したままです。月間平均30万円の最低預金額を下回ると口座維持手数料として2100円も徴収されるのに、利息もつかない口座で金を遊ばせておくのは我ながらあほかとも思います。そろそろCITIBANKに稼がせるのをやめないといけないなぁといつも思っています。思ってるだけでなかなか実行に移せません。

通貨 普通預金 1W 2W 1M 3M 6M 7M 9M 12M 24M 36M 60M
USD 0.05 0.1 0.1 0.35 0.4 0.5 0.55 0.8 1.1 1.3 1.5 2.0
GBP 0.05 0.1 0.1 1.85 1.9 2.0 --- --- 2.3 --- --- ---
EUR 0.05 0.1 0.1 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.65 0.9 1.4

 今日現在の一般的な邦銀が扱う米ドル一ヶ月もの定期の金利は1.4%です。それが上のCITIBANKのページから一部抜粋した金利表を見ると0.35%。60ヶ月もの、つまり5年定期が2.0%。金利上昇局面にあるのは疑念の余地もない事実であるのにかなり舐めてます。そう文句を言いながらも解約せずに持ち続けてしまうのは、やっぱりCITIBANKのブランド力の凄さです。
 余談ですけど、海外旅行や転勤にはCITIBANKなどと広告で刷り込まれて信じている人がいますけど、サービス内容は邦銀と変わりません。もちろんベトナムでも同じです。邦銀のキャッシュカードでも、普通にATMから現金下ろせます。もちろん海外でも使えるキャッシュカードに切り替えておくことは必要です。
 サイゴンの最中心部であるグエンフエ通りで一番高いビルの一番高いところにあるCITIBANKのネオンを見るたびに、「やっぱりCITIBANKだよなぁ」とここでもまたブランド戦略に引っかかっている私ですが、「CITIBANKに口座持ってるんだ」と言ってみたところで、「何それ」なんてベトナム人には言われるのがオチです。

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