一ヶ月をかけたタイガーカップもいよいよ佳境に入ってきました。今回は決勝もホームアンドアウェー方式で行われています。10ヶ国しか参加してない上、時には中1日とかの強行日程なのに1ヶ月もかかるのは、そんなことをしてるからでしょう。10ヶ国が2つのグループに分かれて総当りでまず4試合、準決勝と決勝からはホームアンドアウェーで各2試合。つまり決勝に進出すると全部で8試合もすることになります。東南アジア域内といってもさすがに移動は疲れるでしょう。前回のワールドカップでは32ヶ国が出場して予選リーグで3試合、決勝トーナメントに入って、準々々決勝、準々決勝、準決勝、決勝の4試合ですから優勝までに7試合です。総試合数でもワールドカップが64試合(予選リーグ48、決勝トーナメント16)に対して、タイガーカップは26試合(予選リーグ20、決勝トーナメント6)もしています。たいした放映権も期待できないのにここまで大規模に行うのですから、冠スポンサーのタイガービールも何か期するものがあるのかもしれません。
ベトナムであれどこであれ東南アジアの国々はみんなタイガービールの収益に貢献しているようですから、それなりの広告効果があるのは確かです。しかし何といってもシンガポールの企業ということもあり、今回の成り行きにはスポンサー側も大満足でしょう。
この時点でベトナム人のほとんどは既に試合を見ていません。
見ているのは本当にサッカー好きな一部の人と、あとの残りは違法賭博に熱狂するちょっと危ない人達だけです。今大会ではインドネシアは順当と言えますけど、特にシンガポールの快進撃はベトナム人にとっては予想もしていなかったみたいなので、大きく金が動いたかもしれません。
ベトナムは予選リーグでシンガポールと同組でした。結果的にシンガポールと引き分けたことでベトナムは予選敗退が決まりましたが、どういうわけか試合前のベトナム人の予想では、誰もがシンガポールに負けることなど想像もせず、勝って当然というような雰囲気でした。ベトナム代表も多少は上達しているようです。しかし外国からしてみれば、ベトナムの未熟さを棚に上げそこまで楽観できる根拠が良く分かりません。ベトナムにはベトナムはサッカーが強いと勘違いしている人も多いということです。
ラオスもミャンマーもいい試合をしてましたし、ベトナムに限らずタイもインドネシアも今後は東南アジア内だからといって簡単に勝てる試合がなくなっていきそうです。そう遠くないうちに東南アジアの国が日本に勝つ日も来るでしょう。日本がチェコに勝ったり、イギリスと引き分けたりできるんですから、それに比べれば東南アジアが日本に勝つのはたやすいのではないでしょうか。そんな試合を早く見てみたいものです。
今日の決勝第一戦はジャカルタでした。シンガポールは試合開始後にまたもやバーネットのロングシュートが相手ディフェンダーに当たり幸運な得点を得ました。今日のシンガポールはアウェーにも関わらず、インドネシア顔負けのイエローカード攻勢で完全に主導権を握ってました。それなりにインドネシアにも攻めさせてましたが、そこは駆け引きでうまくやりすごしほとんど危ない場面もなく、前半に加点し後半に追加点を上げて3点差としたところで今日の試合は決まったと言えます。
そのまま試合終了となれば次の試合が盛り下がるところでした。ただ、3-0でロスタイムといってもまだもう一試合ありますので、当然ながら最後までインドネシアも頑張ります。そこはうまいもので、最後の最後でフリーキックが入って、3-1となり次の試合の視聴者を何とか繋ぎとめることができました。
今日のシンガポールはよかったです。特にインドネシアのお家芸ともいえる汚い当たりをアウェーで実践し、前半に一人を負傷退場に追いやりました。前半だけでイエローカードを4、5枚もらって、後半にももらい続けてました。個人的には、よくやったと言いたいです。ただインドネシアもレオナルド張りの裏拳でレッドカードをもらうあたりさすがです。
ブログで何度も書いてますけど、シンガポール優勝の予想がいよいよ現実となりそうです。まぁたまたま当たっただけなんですが、嬉しいので何度も言います。
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