2004/10/19

ソックチャンでH5

 鳥インフルエンザの話題は、俎上に載っては消え、また人々がすっかり忘れ去ったころに話題になる、といったことを幾度となく繰り返してきました。一時期ほとんど関連の報道を目にしなくなりましたが、ここのところその話を聞くことが増えてきました。本日の朝刊によるとメコンデルタ地域のソックチャンという町で感染した鶏が確認されたそうです。報道規制、検閲、あるいは自主規制の名の下に言論の自由を厳しく統制されているこの国の新聞で報道されるということは、実は現地では結構な問題になっているのかもしれません。
 実はテト前に始めて報道がされるようになってから10ヶ月近くもの間、鶏肉と卵を口にしていませんでしたが、この日曜日にホテルのバイキングに行った際に長い年月の禁を破り、禁断の果実に手をつけてしまいました。近所の市場やスーパーでは堂々と売られていますし、周りのベトナム人と話しても、まだ食べてないと言うと逆に驚かれるほどですので、私が気にし過ぎなのかもしれません。しかし、遠く離れた地のニュースといえども、そんな話を聞いてしまうと、やっぱりもう少し様子を見てからにしようという気になります。
 ベトナムへ来て地鶏を食べて初めて鶏肉の旨さを知りましたが、今やホーチミン市の中心で売られる鶏はブロイラーが多く、あえて危険を冒して食べたいという気もしません。

4 件のコメント:

  1. はじめまして。
    今度タイに旅行するのですが、やはり心配なのが鳥インフルエンザです。
    タイの英字紙をネットで読んでいますが、「政府が世界4位の鶏肉輸出産業を守るため鳥インフルエンザの存在を隠したまま制圧しようとして失敗 手におえなくなった」ようです。
    ベトナムのマスコミ事情や少数民族、選挙については全く知りませんでしたがやはり隠そうとするのでしょうか?
    アジア各国は地続きですから各国協力して制圧しないと難しいと思うのですが、現実には難しいようですね。

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  2. こんにちは。
    書き込みありがとうございます。
    確かな根拠があって隠していると言っているわけではないのですが、どこの国でも報道を自粛しなければならないものはありますよね。日本では天皇批判、タイでは王室批判となるでしょうが、ベトナムではたぶん「共産党に都合が悪いこと全て」となるのだと思います。メディアに限らず公共の場では口にしてはいけないという話題を共有していて、ベトナム人にはそれが小さいころから身にしみて理解していますのでよく教育されていると思います。単に誰に聞かれているか分からないところで怖くて口にできないだけで、家ではぼろくそ言ってるはずですが。
    ただ、ホーチミン市のような都会では鳥インフルエンザの話題なんてほとんど出ませんので、タイであっても都市部を旅行するだけなら全く問題ないと思いますが。ただ、鳥インフルエンザではないのですが、結構近い場所で最近、口蹄疫の影響で家畜が死んだという話を聞きました。
    観光客が行くようなところでは問題ないとは思いますが、外国まで来て風土病にかかったとあっては悔やしいと思いますので、気をつけていってらっしゃってください。(鳥インフルエンザの場合、ウィルスがあるところでは気をつけてもどうにもならないでしょうが)

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  3. こんばんは。
    たしかに国ごとに暗黙の自粛を要求されることってありますね。
    タイの場合は農民が「鳥インフルエンザだ」と騒いでも、政府が「鳥コレラだ、寒さのせいだ」と言うことをコロコロ変えながら屠殺を進めようとしました。
    ��結局失敗してバレましたが)
    この調子で高価な闘鶏にだけはワクチン接種を許可したりしたので、タイにおける感染制圧は困難を極めると思いますよ。
    共産主義(?)も開発独裁も危機管理には向いてないのかもしれませんね。

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  4. こんばんは。
    どこの国でも政府の発表を鵜呑みにはできないというのは同じですね。アメリカもあからさまに狂牛病をもみ消そうとしてますし。日本の鳥インフルエンザ終結宣言も怪しいものですね。
    タイはいちおう議会主義ですが、個人的には軍事政権だと思ってます。ベトナムに負けず劣らず思い切ったことをしてくれて、関係ない外国人としては見ていて面白いですね。ベトナムでは歴史的な背景からか、結構メディアを疑ってる人が多いですが、タイ人は心底信じてるんでしょうか。
    特に、本当に王室を尊敬しているんでしょうか。映画館の上映前に国歌を聞きながら起立している人や、毎日決まった時間に公共の場で足止めをくってるタイ人に一人ずつきいてみたいものです。

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