2004/10/12

郵便物の受け取り

 先月日本に帰省した時に船便で送っておいたものが届いたので受け取りに来るように、との御達しがあったので早速取りに行きました。海外からの郵便物の受け取りでは毎回いろいろなことを経験させてくれます。以前送った時は送り主と受取人に両方とも自分の名前を書いていたことからなんだかいろいろと言われました。確かに送り主が同じでは、入国の際に別送品の申告もしてないし、そんなことも通関手続き上問題になるのかもしれません。その時は、結局まぁいいからということでそのまま荷物を持って帰ることが出来ましたが、今回はそんな経験もあったので、送り主を父親にして送ることにしました。が、受け取りに行くと窓口のおばさんがなにやらまたややこしいことを言ってくるではないですか。中身は古本を含む書籍と衣類などがほとんどでしたので、一見して本人が使用することは一目瞭然なのですが、おばさん曰く、そのようなものを免税で受け取るには送り主が同一であることが必要で、本人以外から送られたものは、贈り物とみなされて課税されるとのことでした。それを免税にするためには、品物が本人であることを証明する必要があるらしく、あれこれたらい回しされた挙句に白紙のA4用紙に免税申請のようなものを書かされました。
 「この荷物は確かに私の物です。私はベトナムの法律を知りませんでした。どうもありがとうございます。…」
 おばさんが口頭で言う通りに紙に書き、署名をしました。しかし、よく考えてみると私の物で私が使用するものかどうかはむしろ送り主に確認するのが筋で、受取人が証明することに何の意味があるのでしょうか。免税になるなら誰でも言われた通りにそう書くでしょう。販売目的ではないという宣誓なんでしょうか。

 いろいろ書かされている時に、前に家族から贈られた品物を免税で受け取ったことや、送り主を本人にしていたのに課税されたこと、そもそも何度も海外から荷物を受け取ってるのにこんな宣誓書のようなものを書いたことがない、ということをそのおばさんに質問してみました。案の定答えはありません。知らないこと、分からないことにはベトナム人の必殺スットボケ&聞こえないふり作戦です。恐らくその場その場で対応が違うのだから、模範解答のようなものは用意されていないのでしょう。そんなこともあり、今日はいつになくやたら待たされましたが、いずれにしろ免税なのだからよかったです。税額がいつものように10万ドン程度で済むなら、ややこしいことに付き合う代わりに金を払ってさっさと帰ってきた方がましだという考えもありますが。
 そう言えば事の発端は、私が現在ビザの延長申請中なので、外国人が海外から荷物を受け取る際に必要になる、入国の際にもらえる入国カード兼税関申告書の原本が手元にないことでした。なんだか能書きをいろいろ言ってくるので、めんどくさくなって来週か再来週にまた来るといったところから話がややこしくなりました。最初はそのことしか言ってこなかったのですが、私が帰ろうとすると取ってつけたように、次回出直して来てもなんだかの手続きが必要だといい始めました。結局ベトナムの通関では不透明なことが多くてよく分からないので、言われた通り従うのが一番です。問題は税額にせよ手続きにせよ確固としたマニュアルがないところにあるのかもしれません。同じような物を送っても税額がぜんぜん違うのはどういうことなんでしょうか。品物の査定をする官吏の裁量の範囲が大きすぎるようです。
 今回は4箱で総重量約60Kgでしたが、支払ったのは総額3万1,000ドンでした。そのうち2万8千ドンは通関手続き料のようで領収書もありましたが、後の3千ドンはなんだか分かりません。そういえばいつも領収書やら課税額やらを足すと3千ドン計算が合いません。なんなのでしょうか。ベトナムでは役所で何かを頼むと、申請書代と称して3千ドンばかり徴収されるので、そんな金なのかもしれません。
 数ヶ月前家族から本を数冊送ってもらった時には数万ドン課税されましたので、いろいろありましたが今日はむしろ運が良かったと思います。少なく見積もっても本だけで100冊以上ありましたから。

0 件のコメント:

コメントを投稿