昨今、ベトナム人女性の間では、外国人、越僑との結婚が流行になっている。経済的に厳しい境遇にあるベトナム人なんかよりも、より豊かな財産のためだけに少しでも良い条件の配偶者を狙う彼女たちは、実にしたたかなのである。外見や職業、能力など相手の魅力なんてどうでもいいのである。大事なのは、国外に脱出できる口実を作ること。そんな需要があるベトナムでは、結婚相手に恵まれない者や障害を持った人々などがこの国に押し寄せている。ベトナム人側はただ外国へ行きたい一心なので、普通には結婚などできなさそうな人間でも、ここでは超売り手市場なのである。それを裏付ける根拠として結婚斡旋ビジネスというものがある。様々な形態があろうが、驚くべきことに、そんな相手と結婚するベトナム人側が仲介料を支払うことも多い。いわゆる偽装結婚であり、国籍を無事取得できたら籍を抜いたりするなんてこともよくあるらしいのだ。しかし、その仲介手数料は決して安いものではなく、時には数万ドルにもなると聞く。そんな方法でしか目的を実現することができないような海外行きを夢見る貧しい一家にとっては、かなりの賭けになるだろう。娘が無事国籍を取得した暁には、一族郎党が呼び寄せられることを願い、親戚一同が掻き集めたなけなしの金での一世一代の大博打なのである。そんな話を聞いていると、ふと蛇頭という言葉を思い出し、なんだか親近感を覚えてしまった。。
サイゴンでこんな話を聞いた。嫁探しツアーでやって来た台湾人と彼の滞在中に婚約し、一緒に帰国したある女性は、数ヶ月後にサイゴンに独りで帰ってきた。もちろん多額の慰謝料と土産を抱えて。当然、全てがそうとは言えないが、会う前から伴侶を決めてしまうことさえもあるなんて、かなり怪しい。
��この記事は1998年5月に書いたものに加筆・修正しました。内容は当時のものです。)
【お詫び】
事実確認を怠り噂をそのまま掲載した個所がありました。
噂のどの部分が真実でどの部分が噂に過ぎないものか
判断できかねますので、個人を特定可能な内容を含む
該当個所を全て削除しました。
0 件のコメント:
コメントを投稿