こちらのマスコミでもしっかり報道されています。フラッシュでさらっと事実を伝えるのみで論評なんてものはありません。でも、逆の立場だったら日本は完全に無視するでしょうから、やはりベトナムにとって日本の存在は大きいです。今回もまた、家族への誹謗中傷がひどいと聞きました。言いたい気持ちは分からないでもないですが、実際に電話やFAXをしてしまうのはどう考えても傲慢としか思えません。きっとそういう人達が新聞に投書して政治や社会を論じてしまうでしゃばりなのでしょう。
前にも書きましたが私も個人的には月並みな自業自得論を支持しています。無事に帰れるに超したことはないですが、もし駄目でも潔く諦めるしかないでしょう。江川紹子女史は前にボランティアやフリージャーナリストが人質にされたとき、江川紹子ジャーナル ~ 社会のこといろいろ ~で意見を述べられていました。女史のサイトの主張はよく分かります。ただ一つしっくりと来ないのは、誰がどのように彼らの計画を検証するのかということです。当人たちの責任つまり入国の計画に落ち度がなかったかどうかは結局のところ客観的には判断できないのではないかと思います。今回の場合は特にかなり無謀だったとしか思えないような情報が伝わっています。人質になった人間が旅行目的だった場合にはどう弁護するのでしょう。それとも弁護しないんでしょうか。
家族は当然ながら入国目的をかなりいいように解釈してますが、やっぱり自慢目的のバックパッカーだったのではないかと思います。いくら言ってもこれは家族の問題なので、とにかく無事帰れますように。
ベトナムの定時のニュースでも国際コーナーではほぼ確実に報道されています。
Yahoo!ニュース - イラク日本人人質事件
イラク日本人人質
【追記 2004/11/02】
犯行グループが犯行声明とともにいつものように映像をアップしました。見てみましたが、いつもと同じような段取りでした。非常に残念で悲しい気持ちでいっぱいです。この犯行を弁護する気は全くありませんが、ただ、犯行グループの家族や友人も多数殺害されているかもしれないとふと思うことがあります。日本のテレビは大抵自粛して放映しません。でも、ベトナムでは、アメリカの攻撃の巻き添えになったりして怪我をした一般市民のかなり衝撃的な映像なども見ることが出来ます。それらを見ていつも思うのは、もし自分の家族がそんな目にあったら、その国の誰でもいいから報復をしたいと思う気持ちになるかもしれないということです。日本は当然アメリカの手先です。日本は本当にイラクで歓迎されているのでしょうか。
しかし、今回の犠牲者である彼に対しては批判する気はありません。ちょっと調子に乗っていて事故にあったようなものですから。合掌。
自由旅行してると、日本にいたら考えられないような体験をします。自分ってけっこうやるじゃんとか思ったり^^
返信削除そういう延長線上でいったんちゃうかなーと思うんですが。
自慢ネタ作りということもあったとは思いますが。
結果は重大だけど、動機はパッカーやり始めにはありがちかなと。経験上でしたm(_ _)m
はじめまして、PWPやまぐちさん。
返信削除残念ながら人質の遺体が確認されたみたいですね。ご冥福をお祈りします。
私も学生時代にバックパッカーのようなことをしてましたので、多少は彼の考えが分からないでもありません。でも、私ならきっと行かないでしょう。怖いですから。危険なら危険なほど後々ネタにもなるというものですので、今回の試みも家族が言うほど高尚なものではなかっただろうと思ってます。もし無事に帰ってきたら、恐らく自慢げに話す彼がいたのでしょうから、リスクが現実になっただけというほかないと思います。
ただ、どうも納得がいかないのは、外務省関係者が殺害された時との対応の違いです。旅行者は非難されるのに、政府関係者は英雄扱いされていました。もちろん政府としては、自分たちの手先を非難するはずがありませんが、マスコミや世論もほとんど何も言わなかったことです。それを言ってしまうと非国民扱いされるのではないかと恐れて言えなかったのかもしれません。だれか、外務省の役人の自己責任を糾弾する人はいないのでしょうか。
あちら側からすれば、むしろ外務省関係者こそ標的にすべきものだと思います。日本がいくら平和のためと言ってもそんな理屈はあちらには詭弁としか映らないのではないでしょうか。
��無辜」の国民とはよく聞く言葉です。でも、アメリカとそのしもべの国々は、はるかに多くの「無辜の人々」を殺しまくっているわけですから、日本人が殺された時だけそう言うことは出来ないと思います。
同時多発テロの時もそうでした。個々の亡くなられた方々は本当に気の毒でした。しかし、湾岸戦争で「無辜の」イラク国民を殺しまくって帰ってきて、ニューヨークで凱旋パレードなんかをやっていたのも事実です。そんなパレードに参加している人間は死んでも仕方ないと思います。
いわんやペンタゴンをや、ではないでしょうか。いくらなんでも国防総省の人間は民間人ではないでしょう。
話がそれました。
個人的には自衛隊の派兵には賛成です。行かないに超したことはないですが、日本の国として政治的に必要なら綺麗事ばかり言ってられないと思います。徴兵制ではないのだから自衛隊員も行くのが本当に嫌なら転職という道もありますし。他の業界では当たり前のことなのに、自衛隊員だけ、「家族を養わなければ」なんて理屈は通らないです。自衛隊に残って戦地に赴くという決断をすることも、自己責任だろうと思います。