2004/05/03

祝日と街の装飾

 先週末から祝日と週末が続いて、久しぶりの連休となりました。日本ではあまり見かけなくなった祝日の国旗掲揚ですが、ベトナムでは国民の義務とされているため、好むか好まざるかによらず強制的に旗を軒先に出さなければなりません。集合住宅などで見るその光景は、その旗の背景にあるものを度外視さえすれば、壮観なものであることには違いありません。

 また、祝日にあわせて市内のあちこちではお決まりの垂れ幕とともに様々な装飾が施されました。国に余裕が出来るにつれて祝日やイベントなどの装飾も年々金をかけたものになっていますが、最近はどこへ行っても豆球を巻きつけただけのものが多く芸の無さに辟易します。何かあるごとにクリスマスツリーもどきの装飾があちこちに出現することに対し、誰も指摘しないのでしょうか。あるいは、低予算で出来るあれが限界ということでしょうか。

 さらに、多少儲かっている店は外観の飾り付けに金を使うのですが、その多くが歓楽街と見まごうほどの趣味の悪いネオンライトで、美的感覚のズレに軽いショックを受けます。
 それもそのはず、この国の仏像からも分かるように精神の根本から、美に関する意識が違うようです。インドやタイに見るような、電飾が組み込まれていてミラーボールが回りそうな勢いの仏壇に手を合わせる感覚は、日本人にとって簡単には理解しがたいものなのかもしれません。

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