2004/05/03

国際電話料金値下げ

 ベトナム郵電公社(VNPT)は、5月1日から日本向け国際電話料金を値下げした。それにより最初の一分の通話料金はこれまでの1.4米ドルから0.7米ドルへと大幅な値下げとなる。一瞬、かなり思い切った値下げをするもんだと思いそうになるが、実は数年前からVNPT以外にも電話サービスを行う企業があり、そこではすでに0.62米ドル/分という価格を実現している。ここでもかけ方は日本と同じで事前登録は必要なく、通常の電話番号の前に「171」を足すだけでよいという手軽さから利用者も多い。

 つまり今回の値下げはほとんど意味が無い。先行を許した「171」に近づけただけの改定にすぎない。ただ、ベトナムの通信行政はドル箱事業であるので、かなりの有力者が牛耳って独占経営しているものと思っていたのだが、新サービスの設立などを見るに、内部には熾烈な利権の奪い合いなどがあるのかもしれない。また、外資の呼び込みのためのインフラ整備の一環という意味合いもあるだろうが。

 しかし、つい10年前までは、日本まで1分3米ドル以上ふんだくられていた事を思い出せば、最近の値下げ傾向は大いに喜ぶべきことであろう。

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