2004/05/10

COOPMART8周年

 去る4月30日、市の北東に位置するThu Duc(守徳)区にコープマートがオープンしました。当日は解放記念日で、しかも4連休の初日ということもあって新規オープンにはもってこいの日取りであったのでしょう。ベトナム人は中国文化を踏襲し、新築、引越し、開店、何につけても風水の通りに行動します。出産が帝王切開になった場合は、子供を取り出す時間まで指定するほどの熱の入れようです。4月30日の午前中が同店にとって風水的にどんな意味があったのかは分かりませんが、この場合は儲けを優先して開店日と時間を決めたと考えるのが妥当でしょう。

 コープマートはCong Quynh通りに第一号店がオープンしてから着実に店舗を増やし、今年で8年目を迎えたそうです。日本のスーパーでも数年前から始まったポイント制度を採用するなどして顧客の囲い込み戦略を行うなど、ベトナム人もマーケティングについてもいろいろ考えるようになったということでしょう。顧客サービスという概念は末端まで行き届いていないようですが。

 Thu Duc区には工場が立ち並び、大学などの機関が移転を始めるなど将来を約束された地であり、日を追うごとに道路とともに周囲の環境が整備されています。サイゴンからサイゴン川に架かるサイゴン橋を渡るとVILLAと呼ばれる、主に外国人駐在員に貸し出される月の家賃が数千ドルという大邸宅が立ち並ぶ風景を見ることが出来ます。市の中心部にも駐在員向けの住宅がありますが、場所柄から主には高級マンション形式になっていますので、移動の足を確保できさえすればこのあたりに住みたいものです。もちろんバイク通勤もいいですが、"VILLA"からバイク出勤する人はあまりいないでしょう。
 コープマートは、Thu Duc4差路の目の前にあります。サイゴン中心部から約20Kmほどですが、バイクで30分で来ることが出来ます。数年前にコープマートのもう少し先に仏系のCORAという大型スーパーが出来たので様子を見に行ったことがありますが、当時はやたら遠かった記憶がありますので、かなり道が改善されたということでしょう。道の両側は建設資材や建設機材、あまり見たことが無いほどの数のクレーン車などが数Kmにわたって並べられています。南サイゴンやサイゴンの西方にあるBinh Chanh区、このあたりの建設計画が一通り終わるころには、いよいよサイゴンは下町化してしまうのでしょう。
 サイゴンから来る道は片側3車線の大きな道路で、Xa Lo Ha Noiと呼ばれ、その名の通りハノイまで続く道だそうです。また、この道を進みThu Duc区を出ると、工業団地が立ち並び外国からこぞって投資が行われているDong Nai省、Binh Duong省へと向かいます。仏系CORAも当時の外国人駐在員の来客をある程度見込んで建設されたようですが、当時と比べてもこのあたりの周辺の外国人率は高まっているようです。
 しかしながら、周辺は工事中だらけで、サイゴンと違って道路は赤土だらけ、近隣住民にしても地上げにあったにわか成金ばかり。そんな事情もあって店の床はコンクリートうちっぱなしでした。しかも、品揃えも貧弱でなんか売り場が臭い。おまけにクーラーがかなり弱めに設定されているようで店内が暑い。新装開店といえど金のかけ方はちゃんと考えているようです。
 それから、道端で即席花売りが出没していたので何かと思ったら今日は母の日でした。ベトナムではまだあまりこの習慣は浸透していないようです。

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