2004/05/14

南沙諸島に飛行場建設

 わが国では尖閣諸島を巡って盛り上がって(?)いますが、アジアの領有権問題の筆頭はやはり南沙諸島でしょう。位置的にはちょっと中国は遠いんじゃないかと思いますが、軍事的に役立つのかもしれません。しかしながら、先日のベトナム人ツアーの際にもそうでしたが、口先介入だけのようですので、ここは他国に譲って何か別の外交カードとして使おうと思ってるのかもしてません。今日の報道では、ベトナムが諸島最大の島に空港を建設しているとのことですが、中国が実力行使に踏みきらないことからもそう思えます。
 カンボジア紛争や中ソ間でベトナムの立場が揺れたときには、中越戦争で制裁を受けましたが、この問題ではそこまで発展することはなさそうです。もちろんベトナムも中国も当時とは状況が全く違いますが。

 もっと離れた国も権利を主張したりしているいるのは、ちょっとどうかと思いますが、国益を考えれば言ったもん勝ちということでしょうか。もう遅いかもしれませんが、日本も名乗りをあげてみたらどうかと思います。
 建設中の滑走路は、600メートルとも800メートルとも言われていますが、しかし、島の全長がほぼ同サイズだそうですので、ベトナムの必死さが伝わります。
【元記事】
越、南沙に飛行場建設 中国の反発必至
 【ハノイ14日共同】ベトナム政府当局者は14日、ベトナムや中国、フィリピンなど6カ国・地域が領有権を主張する南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島の島の一つに、ベトナムが飛行場の建設を始めたことを明らかにした。
 ベトナムはことし4月に南沙諸島への観光ツアーを初めて実施、中国から強い非難を浴びた。今回の飛行場建設で中国が一段と反発し、緊張が高まる恐れがある。
 飛行場を建設しているのは、南沙諸島の中でベトナムが実効支配する23島のうち、長さ約800メートル、幅約400メートルと最大の島でベトナム名「チュオンサロン島」。人民軍の施設などがあり、兵士数十人が駐留している。
 滑走路は島を縦断、長さ800メートル近くで今年10月末の完成を目指している。軍の物資輸送用だが、観光客の輸送もあり得るという。
(共同通信)

2 件のコメント:

  1. 中越の関係は、日中とは異なる微妙さがあると思います。果たして、飛行場建設は進んでいるのでしょうか。教えていただければ幸いです。

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  2. 関口さん、はじめまして。
    申し訳ありませんが飛行場の状況は良く分かりません。
    もともとそれを知ったのも海外メディアでしたし、
    国内のニュースではこれといった話を聞きません。
    もちろんすべてに目を通しているわけではありませんが。
    何人かのベトナム人に南沙諸島の事を聞いてみましたら、
    あれは当然ベトナムのものだと言っていました。
    係争中だということをあまり知らないようです。
    日本が領土問題を報じる感覚とベトナムメディアの役割は
    はちょっと違うみたいですね。

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