【共同通信】インフルエンザ治療薬タミフル(成分名リン酸オセルタミビル)をのんだ岐阜県と愛知県の少年2人が、直後に異常な行動を取り死亡していたことが、12日分かった。1人は昨年2月、トラックに飛び込み、もう1人は今年2月にマンション9階から転落した。今月になって鳥インフルエンザのニュースがよく目に付くようになった。昨日もこの話題の最新ニュースをいくつかまとめてみたが、日ごとに関連の報道はひっきりなしに入ってくる。そんな中、現在のところH5N1の特効薬とされるタミフルという治療薬に重大な副作用があるのではないかという疑いが強まっている。Inhouse Pharmacy Japanにタミフルの情報が記されているので一部抜粋して転載する。
昨年2月の事例の後に輸入販売元の中外製薬から報告を受けた厚生労働省は「薬との因果関係が否定できない異常行動による死亡例の報告は初めて」としている。
タミフルの添付文書には重大な副作用として、意識障害、異常行動、幻覚などの症状があらわれることがあると記載されているが、新型インフルエンザ対策で国がタミフル備蓄の大幅増量を決めた直後だけに、同省は、あらためて注意喚起するかどうか検討している。
●要注意事項:こうしている今も感染拡大の危険は迫っており、世界各国も特効薬の開発と対応策を練っているところである。この時期徐々に感染例が増加して、その中には死亡者もいくらか出るという状況はもう慣れたもので、ベトナム国内での反応はといえばさして例年と変わらずと言える。が、アジア以外での感染報告や各国の対応に対するニュースは去年などとは少し違っているような気がする。いよいよ2006年は世界的な大流行なのか。
慢性心臓疾患、慢性肺疾患、腎不全、リスクの高い病状を患っている人におけるタミフルの安全性と効果は、まだわかっていません。
●副作用:
これまでに報告された副作用には、吐き気、嘔吐、気管支炎、睡眠障害、めまいなどがあります。(副作用はこれ以外にも報告されています。詳細は医師に相談してください。)
【ロイター】クウェート政府当局は11日、同国のフラミンゴから検出された鳥インフルエンザのウイルスが、アジアで猛威を振るった高病原性(HPA)のH5N1型であることを明らかにした。政府当局は前日、採取された鳥の1羽からH5N1型が確認されたことを明らかにしたが、病原性については未確認となっていた。ついに中東クウェートでもH5N1が確認された。フラミンゴから検出されたというのがお国柄をよく表している。果たしてこの先どうなるか分からないが、今シーズンはちょっといつもと違う雰囲気を感じるので少し心配している。杞憂に終わればいいのだが。
H5N1型が確認されたのは、中東地域では初めてのケース。農業当局者はロイターに対し、「確認されたH5N1型は高病原性のHPA」と述べた。H5N1型にはHPAと、病原性の低いLPAの2種類がある。
今更だけど、読売新聞に鳥インフルエンザのイロハがまとめられていたので拝借してみた。鳥インフルエンザは日本でも騒がれた事があるので、まさか知らない人はいないと思うけど、もう一度おさらいのために読んでみてください。よくまとまってます。
【読売新聞11日】インフルエンザウイルスは、その構造の特徴でA、B、Cの3種類に分かれる。A型は人にも動物にも感染し、動物によっては発病しなかったり、症状も様々だ。このうち特に、鶏や七面鳥、アヒルなどに高い致死性を示すA型ウイルスを「高病原性鳥インフルエンザウイルス」という。今秋、アジアから欧州に流行が拡大したのはA型のH5N1というタイプだ。
鳥インフルエンザは家きん類に被害が出ることがあっても、これまで目立つことはなかった。しかし1997年に香港で起きたH5N1の感染例では、人にも感染し、感染者18人のうち6人が死亡したことで、状況が一変した。
H5N1が、まれにではあるが人に感染し、発病すると致死率が高いことがわかったのだ。これ以降、専門家はH5N1の流行状況から目が離せなくなる。
香港は家きん類をほぼすべて処分し、いったん流行はおさまったかに見えた。それが、2003年以降、東アジア、東南アジアで、H5N1の鶏の流行や人への感染が、散発的に起きるようになる。H5N1は一部の水鳥では病原性が弱く、健康なままフンから大量のウイルスを長期間にわたり排せつする。こうした鳥がウイルスを各地に運び、感染を広げている可能性がある。
日本では04年1~3月に山口県と大分県、京都府で鳥の感染が見つかった。国内での鳥インフルエンザの感染は、79年ぶりだ。タイやベトナムでは03年12月以降、死者の報告が増え、鶏など家きん類を処分して事態の収拾を図ってきた。
だが04年末にベトナムに端を発したH5N1の流行は、やや趣が異なる。流行が終息する気配がなく、カンボジアやインドネシアにも被害が広がり始めた。
今春、中国西部の青海湖でガンなどの大量感染が確認され、アジアから欧州に向かう渡り鳥ルートに、ウイルスが乗る可能性も出てきた。
7月に中央ロシア、8月にカザフスタンとモンゴルで野生の鳥や鶏の集団感染が発生。国連食糧農業機関(FAO)は、欧州や中東への拡大に警戒を促す。
10月、トルコとルーマニアでH5N1に感染したアヒルや七面鳥が確認され、ウイルスはついに欧州に及んだ。欧州連合(EU)は、感染国からの生きた鳥や羽毛の輸入を禁止。WHOの李鍾郁事務局長は、アジアに限局していたH5N1が「世界的な大流行になる可能性が高い」と警告した。欧州で人への感染例の報告はないが、鳥の感染はギリシャ、クロアチアなどへ拡大している。
日本では今年、茨城県や埼玉県でH5N2と呼ばれる、やや病原性の弱い鳥インフルエンザの抗体を持つ鶏が見つかったが、感染ルートは判明していない。渡り鳥がウイルスを運ぶ可能性がある以上、日本でH5N1の流行が再燃しないという保証はない。
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