2005/11/06

闇の株式市場拡大

【共同4日】ベトナムで闇の株式市場が拡大している。1日の売買代金は公式の証券取引所の3倍以上といわれるが、「投資家保護のルールがない闇市場がこれ以上肥大化すると、株価暴落で経済全体に打撃を与えかねない」(金融関係者)と懸念する声もある。市場経済化を柱とする「ドイモイ(刷新)」の加速を目指す政府は頭を悩ませている。
 ベトナム政府は1993年に国有企業の株式会社化に着手。多くの社員が自社株を手にしたが、株式市場が未成熟なベトナムで株券は紙切れ同然だ。現金化を求める人のために闇市場は自然発生したという。
 2000年にはホーチミンに同国初の証券取引所がオープンしたが、これまで株式会社化された国有企業2600社以上のうち上場したのはわずか30社。上場に義務付けられる情報開示や経営改革を嫌がる企業が多いためで、1日の売買代金は約73億ドン(約5100万円)にすぎない。
 一方、金融関係者やブローカーらの話を総合すると、闇市場の規模は公式市場の3倍から10倍もある。政府や証券取引委員会の職員までが闇市場で取引している。
 ベトナムの株には闇市場があってその規模は取引所経由の3倍から10倍なんだそうです。闇市場と言うと聞こえが悪いですけど、証券会社なんかがツカエナイから直接売買してるだけなんじゃないでしょうか。あるブローカーは顧客が100人いるとか。ある銀行員は副業でブローカーをしていて、規制に引っかからない範囲で顧客同士が売買できるサイトを立ち上げたそうです。率直な感想ですけど、それって闇じゃないじゃん。
 そんな事よりもベトナムの証券取引所の1日の売買代金がわずか約73億ドン(約5100万円)と聞いて愕然としました。ぜんぜん知りませんでした。そりゃ外国の機関投資家が大々的に手を出せないわけです。その分まだまだ個人にチャンスが残っているわけですが。今はなんかすでに個人的に乗り遅れ感いっぱいなんですけど、中国みたいに一度思いっきり調整してくれないかなぁと思ってます。そしたら買ってみようかな。

 ベトナム最大の商業都市ホーチミン。男性銀行員(31)の副業は闇市場のブローカーだ。規制の網がかからないため「正規の市場よりも手軽に売買でき、利益を得られる」。株の情報提供や売買は携帯電話で行うが、最近、友人とウェブサイトを立ち上げ「(インターネット競売大手の)イーベイのように」顧客同士が直接株を売買できるようにしたという。
 約100人の顧客を持つ闇市場のブローカー(37)は「株はどこかで売買されなければならない。闇市場はベトナム経済の成長に役立っている」と豪語する。4年前に株価が暴落し、資産の半分を失った経験もあるが「リスクは高いけど、見返りも大きい」と楽観的だ。
 政府も闇市場対策に腰を上げた。今年3月、未上場株だけを取引するハノイ証券取引所をオープン。チャン・バン・ズン所長は、取引所開設の狙いは「闇市場を縮小すること」と断言する。政府は約500の国有会社を来年末までに上場させる方針を打ち出しており、ズン所長は「上場が進めば闇市場は縮小するはずだ」と期待する。
 だが、政府の掛け声とは裏腹に上場は進んでおらず、闇市場のブローカーたちは「闇市場の需要はまだまだ大きい」と意気込んでいる。

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