2005/11/06

胡錦涛国会で演説

 在日中国大使館のホームページに3日付で先日の胡錦涛訪越関連のニュースがアップされてました。ニュースは新華社による前日と前々日に報道されたものの転載でした。今回の訪越で胡錦涛がベトナムの国会で演説したんですけど、外国元首が演説するのは初めてだったんだそうです。いつから数えてるのかはっきりしませんけど、仮に現在のベトナム社会主義共和国からとすれば、29年の歴史の中で初めてということになります。同じ共産党でもベトナムはソ連寄りでしたから中国とは中が悪かったわけで、中国人が初めてというのは分かります。その他の国からはアメリカの意向で村八分にされていたというのも分かります。もちろん、国会で演説することがそれほど意味のある事とは思えませんけど、格下ということでソ連にもあまり相手にされてなかったんですかね。

【新華社1日】ベトナムを訪問している中国の胡錦涛共産党総書記・国家主席は1日、ハノイの同国国会で「友好と相互信頼を増進し、共同発展をはかろう」と題して重要演説を行った。ベトナム国会で外国元首が演説したのは初めて。
 胡主席は演説の中で「チャンスと挑戦(試練)が併存する国際情勢の中で、世界各国は協力を強化し、チャンスをとらえ、挑戦に対応し、平和が永続し、共に繁栄し、調和のとれた世界を共同で築くため努力しなければならない」と強調した。
 また「中国の外交政策の目的は世界平和を守り、共同発展をはかることである」とし、「相互信頼、互恵、平等、協力の新しい安全保障観を樹立し、対話と協力によって紛争を解決することを主張する」と述べた。
 さらに「中国の発展は平和的発展、開放的発展、協力的発展である。中国は内需拡大を経済・社会発展の基本的立脚点、長期的戦略方針とし、同時に対外開放の基本国策を堅持し、互恵・ウィンウィン(共に勝者となる)の開放戦略を実施し、世界各国と幅広く交流、協力する。中国の発展はいかなる人も妨げないし、いかなる人にとっても脅威とはならず、世界の平和、安定、繁栄に役立つだけである」と強調した。
【新華社2日】中国とベトナムは2日、胡錦涛中国共産党総書記・国家主席のベトナム公式友好訪問について共同声明を発表した。
 共同声明によると、両国は友好と相互信頼を増進し、互恵協力を推進し、共同発展をはかることは両国の根本的利益にかなうと確認した。
 また近年の両国間の経済・貿易関係の発展に満足を表明し、2010年までに両国間の貿易額を100億ドルにすることを目指すことで合意した。
 両国は地域的、国際的経済・貿易協力を強化し、中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)自由貿易圏設置を推進することで合意した。
 両国は遅くとも2008年までに陸地国境線の全線に標識を立てる作業を終わらせることを決めた。
 北部湾(トンキン湾)の境界線画定協定と漁業協力協定の真剣な実行、海上の治安と漁業生産の秩序維持、漁区の漁業資源の合同調査、境界線海域の石油・天然ガス構造探査協力、両国海軍による合同パトロールについて合意した。
 ベトナム側は一つの中国の政策を堅持し、中国統一を支持し、いかなる形でも「台湾独立」分裂活動に断固反対し、中国全国人民代表大会(全人代)の「反国家分裂法」(国家分裂防止法)の採択に理解と支持を表明した。また台湾と公式関係を結ばないとした。

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