2005/05/28

ベトナム共和国健在

 夏に一時帰国するときにベトナムに持って来ようと思って、最近はネットショッピングです。実家を送り先にしておくというのは、たぶん海外在住者の人たちはみんなやってることでしょう。普通のネットショッピングにとどまらずこのところオークションにも精を出している毎日です。たいていのものはここベトナムでも手に入りますが、日本人が好みそうなちょっと質の高いものは、成金と特権階級のものであるために価格競争があまりなく、どうも買う気になれません。特に電化製品は一世代前のものであるだけでなく根付けは田舎の電気屋並みです。というわけでいろんなネットショップを物色しつつ徘徊していたら、ビックカメラにたどり着きました。そこでサイト内にあった住宅用プラグ一覧表というページ内に驚くべき記述を目にしました。

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 いちおう簡単に解説します。現在のベトナムは「ベトナム社会主義共和国」と言い、いわゆるベトナム戦争後の1976年に北ベトナムが南ベトナムを統合して出来上がった国です。国際的にはそういうことになっています。統合前はというと、1946年、日本軍の撤退後にホーチミンが建国した「ベトナム民主共和国」と、1955年、フランスの植民地支配から脱した後、ジュネーブ協定により作られた「ベトナム共和国」でした。その両国がベトナム戦争を戦ったわけです。
 今のベトナムはもちろん「ベトナム民主共和国」の流れを汲むものです。現在も「ベトナム社会主義共和国」を祝わずに、1946年9月2日の「ベトナム民主共和国」の独立記念日のみを祝日として祝っていることが、それを端的に表しています。
 実は、旧「ベトナム共和国」の勢力は今も海外で活動しているとも言われ、現在のベトナムでも敵性国家であります。もう今更何をすることも出来ないわけですが、それでもベトナム共産政府としては、タブーであり目の敵にしていることは間違いないでしょう。
 ビックカメラもただ間違えただけで、メールででも指摘すればすぐ更新されるのは確実ですが、ベトナムに関わりを持つものとしてはそんなどうでもいいことでもちょっと興味を惹かれます。

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