日本から知り合いが遊びにきたので空港まで迎えに行った。日曜日なのに到着ロビー(といっても外)はいつもより空いていた。飛行機の利用にはあまり週末と平日は関係ないのだろうか。むしろ休日に帰国する人が多いので、出発ロビーの方が混むのだろうか。
伝えられていた時間から25分遅れで飛行機は到着した。早速タクシーを捕まえなければならないのであるが、空港の空き具合から推察するに外から出発客を連れてきたタクシーはない。あまり気が進まなかったのだが、最悪のエアポートタクシーに乗車しなければならなさそうだ。蝿のようにたかる運ちゃんたちがスーツケースを奪い合いに来た。外も暑いし近くのホテルだったので今回はエアポートタクシーで我慢することにした。ところが走り出したのはいいものの、案の定メーターが回っていない。そのことを指摘すると渋々メーターを動かし始めたものの、少し走ったところでテンプレ通り悪徳シクロ張りの物言いを始めた。
「スリーダラー、オーケー?」
かなりむかついたが、身内以外も乗っていたこともあり一言断った後は無視することにした。結局メーターで18,000ドンであった。(3ドル≒48,000ドン)
このエアポートタクシー、国内のマスコミからも再三批判されている。しかし、改善する意思は全くないようである。共産党がその気なら容易にできることだと思うのだが、今はその時期ではないと考えているのだろうか。個人的には空港を管轄する共産党員がかなり嫌なやつなのではないかと思う。重要施設であるホーチミンの空港を管轄しているので相当な大物だと想像がつく。そいつにあまりやる気がないのかもしれない。
75年以前、空港周辺には米軍関係者が多く住居を構えていたことから、戦後それらは全て北ベトナムに略奪されたので、今あの辺りに住んでいるのは特に最初に侵攻して来た北ベトナム軍とべトコンが多いという話である。空港に乗り入れられる特権を持つエアポートタクシーももちろんそれらの関係者だろうから、あのような態度は共産党の気質なのだろう。
そうはいっても、どこの国にも悪人はいてベトナムにも善人ももちろん大勢いるのは言うまでもない。外人が最初に接するベトナム人があんな奴らばかりでは、国の印象を損ねかねないと外人ながら心配になってくる。是非早期に改善を求めたいものだ。
また、ホーチミン市は各国の都市と比べてもかなり狭いので、諸外国のようにエアポートバスでも走らせたら便利になると思うのだが、それは空港を管轄する共産党の金づるを奪うことになるので、絶対に手放したくない利権なのだろう。(その後しばらくして空港と市内を結ぶバスが運行を開始した)
日本からの来客があると市内でもタクシーの利用頻度が増える。空港も何往復かした。相変わらずタクシーはひどい。乗るたびにむかついて精神的によろしくない。
家の近所で拾ってるのに、路地を回ったりして距離を稼いでいる馬鹿がいたので「おまえどこ行くんだ」と聞いてみると、いつものことながら返事はないまま車は行き先に向け方向転換をしたことがあった。どのタクシーも基本的にたちが悪いとは思うが、それはタクシーの運ちゃん特有の問題というより、ベトナム人の精神構造に問題があるようにも思う。ベトナム人同士では運ちゃんと乗客がお互いにどう思っているのかというと、それは外人の場合と変わらないようである。つまり、現地人であろうともタクシーにはむかついているわけだ。ただ、ベトナム人の場合は自分が逆の立場だったら同じことをすると思うので、これは自業自得だろう。
先日遠回りした馬鹿が運転していた車は私がお薦めしているタクシー会社"VINASUN"だった。
VINASUN(TEL8272727)
2Kmまで12,000ドン、その後200m毎に1,200ドン(長距離乗ると距離当たりの価格が割引される)
2004年4月4日現在のホーチミン市内燃料価格
MOGAS92 6,000ドン(1リットル)
MOGAS90 5,800ドン(1リットル)
DIESEL 4,650ドン(1リットル)
��この記事は2004年3月30日、4月4日に書いたものに加筆・修正しました。内容は当時のものです。)
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