【asahi.com9月29日】アオザイは女子中高生の制服に適しているか――。女子中学生の新聞投稿をきっかけに、ベトナムで民族衣装をめぐる制服論争が起きている。教育省は、11月に開くセミナーで識者や親たちの意見を聞くことにした。ベトナムの女子高生は白いアオザイが制服になっています。外国人にも愛されています。雨の降る日の下校時間などはカメラを持った外国人が校門に集まるほど愛されているのです。そのアオザイについて「アオザイは女子中高生の制服に適しているか」などという論争が起きているそうです(ぜんぜん起きてないと思うけど)。でも、起きていると書いてあるんだから起きているんでしょう。そんなことより、なんちゅうことを議論するんだ。頼むからやめないで下さい。
日刊紙「タンニエン(青年)」が今月初め、南部ホーチミン市に隣接するドンナイ州の女子中学4年生(最終学年)の投稿を掲載した。
中学生はこのなかで、アオザイの制服について「動きにくい」「素材が化繊中心で暑い日や雨の日にはべとつく」「1000円ほどして安くない。貧しい家庭には負担」などと列挙。「お祭りなど特別な日に着ることは誇りだが、毎日の通学には適さない」と訴えた。
実はかなり前になりますが、ベトナム航空のスチュワーデスの制服のアオザイにも廃止の噂がありました。いつもは窓側専門の私がベトナム航空では通路側を指定するほどアオザイを愛していましたので(うそ)、とても残念に思った記憶があります。結局今もベトナム航空ではアオザイを着ています。今回のアオザイ論争の投書でも全廃支持は6%にすぎないということで安心しました。
ただ、確かにアオザイは暑そうだし、乗り物に乗るのは危険だし、洗濯も大変だし、トイレも大変そうです。何より男が普通の服着てるのに女の子だけかわいそうな気もします。いずれはなくなる方向なのは間違いないと思いますし、それは仕方ないことだと思いますけど、式典の時ぐらいは着てもらいたいです。
以後、同紙には5000通近い反響が寄せられた。ところで、中学生ってみんなアオザイ着てたかな。それにドンナイ州って。ベトナムで最も大きい行政区分はTinhと言い、漢字を当てると省です。訳し方の問題で漢字が「省」だからそうしなければならないというのではありません。多分ベトナムに携わる日本人がドンナイを言うときは、十中八九ドンナイ省でしょう。ドンナイ州なんて言ってるので、書いてる人はベトナムを知らない人ですね。
「自転車通学の場合危険」「制服は白が多く、洗濯が大変」と中学生に賛成する意見もあったが、全廃を主張した投書はわずか6%。「民族の象徴、見栄えも良い」などと41%が制服を支持し、53%が週に1~3日の着用が適当とした。
ベトナム戦争中、動きにくさから着る人の少なかったアオザイは、戦後各地で復活。南部を中心に多くの中学高校が制服に採用している。
アオザイといえば先日こんなことがありました。往年のスターにTam Ca Ao Trangという3姉妹のグループ歌手がいます。日本語が分かるベトナム人との会話の中でそのグループの話題が出てきた時に彼女はこう言いました。
「白い着物の3人」
ベトナム語を聞くまで何のことかさっぱり分かりませんでした。Tam Ca Ao Trangを直訳すると「白い上着を着て歌う3人」という感じになります。そのグループの衣装がいつもアオザイだったこともあり、またそうでなくともこの国で「白い上着」がアオザイを指すことは明らかです。そこで私は「アオザイ3人娘」という邦訳を提案してみました。これ以上ない訳だと自負していたんですけどなぜか却下され、その後二人で考えた結果「アオザイトリオ」で意見がまとまりました。トリオと聞くと日本ではいろものが頭に浮かぶけど、まぁいいとしましょう。
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