【読売新聞】国際的なジャーナリスト団体「国境なき記者団」(本部パリ)はこのほど、今年、報道の自由度が最も低い国は北朝鮮だったと発表した。国境なき記者団が今年もまた報道自由度のレポートをまとめました。日本は5つ順位を上げて37位でした。上位の国は欧州の小国ばかりで、ドイツでやっと18位、イギリス24位、フランスは30位です。アメリカは最近のCIA工作員情報漏えい疑惑で米紙記者を収監したあの事件のため昨年の22位から44位に大きく順位を落としました。
調査対象は167か国で、北朝鮮は4年連続の最下位。日本は37位(前年42位)だった。
同記者団によると、北朝鮮の金正日体制は、表現の自由を全く認めていない。記者は政府のプロパガンダを伝えるのみで、当局の脅しや監視に直面している。自由度が低い国は東アジアや中東に多く、イランが164位、ミャンマーは163位、中国が159位、イラクは157位だった。(以下略)
肝心のベトナムはというと158位でした。ベトナム以下は中国、ネパール、キューバ、リビア、ミャンマー、イラン、トルクメニスタン、エリトリア、そして北朝鮮と続きます。
納得いくようでどうもしっくりこない順位です。どんな方法で順位が決まってるのか気になったので調べてみました。
Reporters Without Borders compiled this Index of 167 countries by asking its partner organizations (14 freedom of expression groups from around the world) and its network of 130 correspondents, as well as journalists, researchers, legal experts and human rights activists, to answer 50 questions designed to assess a country’s level of press freedom. Some countries are not mentioned for lack of information about them.どうやらジャーナリスト、研究者、法曹専門家、人権保護団体らへのアンケートらしいです。ランク付けの根拠となるポイントを見るとどうも減点方式みたいなので、日本にとっては不利になってます。何があろうとも日本には不利な投票をする国が周辺に少なくとも3カ国ありますので。それで日本は37位、韓国が34位になってるのもうなづけます(34位はジャマイカ、モーリシャス、韓国が同点なので、韓国は日本の一つ上)。日本が3カ国以外の国々に指摘される問題はなんでしょうか。皇室報道あたりも問題なんでしょうか。とにかくこの調査方法を見ると大国が上位に入らず、当たり障りのないどこだか分からない国が無難に上位に入る理由が分かるような気がします。
【朝鮮日報】北朝鮮が全世界で最も言論弾圧のひどい国に選ばれた。韓国は世界言論自由指数で167か国中34位、アジアでは最も高い順位だった。朝鮮日報の日本語版はかなりまともな記事でした。北朝鮮のことはちゃんと書いてあるし、自国の問題点も指摘してます。日本はスルーでしたけど。
��中略)韓国(34位)と台湾(51位)は欧州式の民主主義に最も近いが、相変らず権威主義の残影が残っているとRSFは指摘した。
順位のよりどころになるポイントを見てみると首位は0.5で、37位日本は8.0、44位アメリカで9.5です。でもって、158位のベトナムは73.25。ベトナムの問題は根深そうです。ただ159位の中国がすぐ下とはいっても83.0なので中国には大幅に勝っています。しかし喜ぶのはまだ早い。すぐ上の157位イラクが67.0です。戦闘地域の危険度も加味されるようですので、イラクに大差をつけられてる一見平和なベトナムはやっぱりぜんぜんだめみたいです。どの新聞も同じことしか書いてないしなぁ。
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