2005/02/06

枯葉剤訴訟


 ベトナム戦争中にまかれた枯れ葉剤の影響に苦しむ人々をとらえた写真展が、新宮町立図書館で12日まで開かれている。同町国際友好協会主催。
 海外ボランティアに取り組む市民グループ「プラス1(ONE)ネット」(神戸市、西山安子代表)が提供した約80点を展示。
 「プラス1」のメンバーが昨年と一昨年、ベトナムの病院でサポート活動をした際に撮った写真が中心。肌や頭皮がめくれる障害に苦しむ子供、リハビリに取り組む人たちの様子などが写されている。西山代表は「ベトナム戦争から30年たっても、いまだに後遺症に苦しむ市民がいる。このことを知り、私たち市民同士がどのように支援し、協力し合えるか、考えるきっかけにしてもらえれば」と話している。
��毎日新聞)2005年2月5日〔播磨・姫路版〕

 ベトナムでは昨年から「オレンジ色の枯葉剤」という言葉を前面に押し出して、被害者を支援しようという動きが広まっています。それ自体はとても大切で良い行いだと思います。
 しかし、うがった見方をすればそれには政府の別の思惑が見え隠れしています。実は、ベトナム戦争に従軍した兵士(米国籍以外も含めて)で枯葉剤の影響を受けた人々が生産企業を相手取って訴訟を起こしていましたが、ベトナムでキャンペーンが始まる前に原告側が勝訴して多額の賠償金を勝ち取る判決を受けたという伏線があるのです。

 今回に限ったことではないことなのであえて言及する必要もないことですけど、ベトナムのキャンペーンは一見学生が中心になって行われているように見えます。しかし、大学生などはほとんど共産党員候補となる青年団というのに参加させられています。いわばパシリです。そんな具合ですから、「ベトナムで大学生が中心となって」といっても、完全な上意下達にほかなりません。政府が命令するよりも学生などから扇動させたほうが効果的だろうという幹部の戦略なのだと思います。
 今回のキャンペーンも判決結果を見た政府高官が、自分たちも大金をせしめる事が出来るかもしれない、もしくはそうならなくても米国との外交カードに有効かもしれない、などと政治的な判断を下しての結果かもしれません。
 もちろん、枯葉剤で苦しんでいる人たちも事実で、その多くは罪が全くないのかもしれません。どのような経緯でキャンペーンが始まったとしても、当然私もアメリカ人のボケから賠償金をふんだくって来ることを希望しています。また、その金が本当に被害者に行き渡ることを願ってやみません。
 ところで、日本の市民グループの写真展。神戸市ということなのでベトナム人の知人でもいたんでしょうか。それか、以前から枯葉剤被害を追い続けてきたとか。思いつきであっても、それで救われる人がいればそれでいいわけですけど。

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