2005/02/14

久しぶりのサイゴン

 テトを田舎で過ごし久しぶりに自宅に戻りました。もう少し早く帰ってくるつもりだったんですけど、家族が集まったら旅行の話が持ち上がってしまいました。旅行といっても私はお留守番でした。ベトナム人の旅行ほど恐ろしいものはありません。例えばサイゴンからなら、カントー、ハーティエン、カーマウ、ファンティエット、ダラットまでへも一泊で行ってしまう勢いです。当然旅のほとんどは車の中。以前は家族、親戚はもちろん友達などの誘いにも乗っていましたけど、もう無理です。喜んでお留守番を選びます。

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 しかし、ベトナムではお留守番も大切な仕事の一つなのです。郊外はもちろんのことサイゴンであっても、一日たりとも留守宅にはしないというのが一般的なベトナム人のやり方なのです。理由はもちろん空き巣防止のため。昼間であっても人通りの少ないところは狙われますから、夜間留守にするなどもってのほかです。金品はもちろん、テレビ、ビデオなどの電化製品、衣類、靴など売れるものなら何でも持っていかれます。前にも書きましたが、以前の借家で一階の窓枠に挟んでおいた7、8個の洗濯バサミがある日すべて持ち去られていました。怒りと共に軽い衝撃と笑いを誘う出来事でした。
 そう言っておいて里帰りや日本に帰国する際に私が留守宅にしているのは矛盾しているかもしれませんが、それはやっぱりバイクの1台や2台盗られたところで、すぐに忘れられる外国人の発想だからかもしれません。わざわざ割高な家賃を払って外国人向けの借家地区に家を借りてるのも多少安心感はあります。
 今年のテトは週末につながったので、明日から始業というところが多そうです。ベトナム人はテトが終わった虚脱感のようなものを感じる人も多いです。私はというとまだまだ旧正月に体が反応するまでには時間がかかりそうです。テトをベトナムで過ごしたのはたぶん4、5回目ですけど、まだしばらくの修行が必要です。

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