2010/08/21

人身売買した商品がエイズ感染

Chosun Online21日】国際結婚仲介業者からベトナム人女性を紹介された韓国人男性が、この女性がエイズウイルス(HIV)感染者だという事実を知らずに3カ月間、結婚生活を共にしていたことが分かった。
 京畿道高陽市に住む34歳の男性(無職)は2008年、国際結婚仲介業者に1300万ウォン(現在のレートで約94万円、以下同じ)を支払い、ベトナムで26歳の女性を紹介され、結婚した。ところが、現地の書類手続きが遅れたため、男性は先に韓国へ帰り、女性はそのままベトナムにとどまった。
 男性は昨年7月、女性の父親から「娘が病気だ」という連絡を受け、妻の治療費として200万ウォン(約14万円)を送金した。不安を感じた男性は、仲介業者(50)に妻の健康状態を尋ねたが、「何の異常もない」という回答が返ってきた。妻は同月、韓国に来たものの「頭が痛い」と訴え、3カ月後の 10月には突然、姿を消した。行方不明になっていた妻は今年5月、京畿道金浦市内の病院から男性に連絡をしてきた。「病気だが健康保険証がなく、入院できない」という妻の話を聞き、男性は金浦に駆け付けた。そこで、男性は医師から「青天のへきれき」とも言うべき事実を知ることになった。妻がエイズを発症したというのだ。幸い、男性は感染していなかったが、妻は6月22日に死亡した。男性は、仲介業者・妻・妻の父親がエイズ感染・発症の事実を知っていたにもかかわらず、自分には知らせていなかったことに気付き、警察に通報した。警察は先月、この仲介業者を虚偽情報提供の容疑で逮捕した。
 警察庁は、先月19日から1カ月間、国際結婚仲介業者の違法行為に対する一斉取り締まりを実施した。その結果、仲介業者761人を逮捕、6人を拘束したと、20日に発表した。市長や道知事に届け出ず無登録営業を行っていた業者が414人(54.4%)で最も多く、そのほかには「在韓ベトナム大使館公式委託業者」などと虚偽・誇大広告を行っていた業者が195人(25.6%)、虚偽の情報を提供した業者が30人(3.9%)などだった。警察関係者は、「国際結婚は毎年増え続け、婚姻全体の約10%を占めている。国際刑事警察機構(インターポール)会議などで海外の警察と協力し、国際結婚仲介業者による違法行為の取り締りに取り組んでいく」としている。
 ここのところ斡旋業者によるベトナム女性の国際結婚に絡む事件をよく耳にしますが、今回はちょっと違った趣です。斡旋業者もベトナムの女も虚偽の申告をしてだましたわけですので、いくら人身売買目的の韓国人が非倫理的だとは言え、これは同情する話です。
 以前はベトナムで国際結婚手続きをする際はエイズ検査が義務付けられていましたが、人権問題からかいつしかそれがなくなったと聞いています。世の中の流れからしてそれをまた復活させるのは難しいでしょうけど、こういう事件が世に知れると個人的に検査させる外国人が増えるかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿