2005/04/07

死刑者数3位続伸

[ロンドン5日ロイター]国際人権擁護団体アムネスティ・インターナショナルは5日、2004年の死刑執行数は過去25年間で最高となり、その大半が中国が占めている、との報告を発表した。また、中国とイランでは、依然子供が処刑されているという。
 アムネスティ英国支部の関係者は、「執行数は恐るべき水準で増加しており、特に中国の件数は恐ろしいとしか言いようがない」と語った。
 しかも中国など多くの国は執行件数を公表していないことから、実際の件数はこれをはるかに上回っている可能性があるという。
 報告によると、2004年に処刑された人は3797人、このうち中国での処刑は少なくとも3400人に達した。これは、10人に9人の割合。
 2位はイランの159人。次いでベトナム(64人)、米国(59人)の順になっている。

 去年の今頃もこのネタで同じようなこと書いたなぁと思っていたらやっぱりあった。アムネスティは毎年この時期になると前年度の結果を発表するらしい。昨年は中国では726人に死刑が執行された。それがなんと今年は少なくとも3400人。アムネスティによると一昨年の統計では死刑が執行されたのは世界の28カ国で、分かっているだけで1146人とのことだったので、2004年の中国は2003年の全世界の死刑の約3倍の数をこなしたことになる。そもそもアムネスティの調査が正しい根拠も全くないけど。

 さて気になるベトナムは昨年は64人。なんと一昨年も64人。どっかから批判されないように毎年上限でも決めているのか。人数は変わらないものの一昨年65人だったアメリカが昨年は59人に減少したので、ベトナムはアメリカを抜き去り堂々の3位に躍り出た。しかし、2位のイランは2004年、前年比約5割増となる159人に数を増やしたのでイラン抜きはちょっと難しいか。1位の中国はちょっと別格だが、人口差を考えるとどうだろう。仮に中国10億人、ベトナム8千万人だとすると、もしベトナムの人口が中国と同じで死刑の比率も変わらなければ、800人(1,000,000,000/80,000,000*64)。昨年の中国は少なくとも3400人。やっぱり勝てそうにない。

 死刑は賛否両論あるが、個人的には死刑の理念には大いに賛成である。特に殺人犯などは死んでもらわなければ納得いかない。ただベトナムや中国なんかの場合経済犯なんかもかんたんに死刑になるので、そこはちょっと感覚が違うと思う。政治犯なんかも世界の批判をそらすために別件で死刑にされてるのかなぁ。

2004年死刑執行ランキング
【1位(-)】中国 3400人 (+2674?)
【2位(-)】イラン 159人 (+51)
【3位(↑)】ベトナム64人(0)
【4位(↓)】アメリカ59人(-6)

【2005年2月1日】死刑制度

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