2004/07/09

ベトナムに違法ソフト

 世界の違法ソフトに関する状況が各紙に載ってました。ベトナムは中国と並んで堂々世界一位でした。違法コピー率はなんと92%。すばらしい数字です。そんなことよりも私がもっと驚いたのは、ベトナム人が使う8%ものソフトが違法コピーではないという点でした。私はベトナムに住んでいますが、違法コピー屋の店はすぐに10ヶ所以上思い浮かべることができますが、正規販売をしている店はさっぱり分かりません。おそらく上述の8%に貢献しているのはオフィスや公的機関のパソコンにインストールされているものではないかと考えられます。個人使用で正規の製品を買うような奇特なベトナム人なんていないでしょう。

 それからもう一言。違法コピー使用率は多少納得できますが、損害額をどうやって算出しているのかはなはだ疑問です。途上国なんかでは、違法ソフトが使用できない状況になったからといって誰が正規品を買うというのでしょうか。ホームページを作りたくなったからといって月給以上のDREAMWEAVERを買うバカはいないでしょう。この数字もかなりソフトメーカー向けに捻じ曲げられたものと見るべきではないかと思います。
【ニューヨーク7日時事】
 コンピューターソフトの権利保護団体、ビジネス・ソフトウエア・アライアンス(BSA、本部米ワシントン)は7日、2003年の違法コピーに関する全世界の調査結果を発表した。違法にコピーされたソフトが全体に占める割合を示す違法コピー率は、日本の場合で29%、損害額は16億3300万ドル(約1772億円)となった。
 世界全体の違法コピー率は36%、損害額は290億ドルに上った。国別に見た違法コピー率が最も高かったのは中国とベトナムの92%、最も低かったのは米国の22%。日本の違法コピー率は英国、ベルギーと並んで下から5番目だったが、損害額は上から5番目だった。

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