ニューヨークでのテロから早3年が経ちました。マスコミの特集が無ければそんなことを意識しているのはアメリカ人以外にいないと思いますが、ベトナムでももちろんまったく注目を集めていないみたいです。いちおう国交も正常化しているので、あからさまには態度にあらわせませんが、政府の中にも当時のテロを好意的に受け止めている人も多いのではないかと思います。たしかに犠牲となった人の中には全く無関係だった人もいるのかもしれません。しかし、イラクで民間人を殺しまくった湾岸戦争後にパレードなんぞをしていたニューヨークが攻撃されてもそれは自業自得ではないかと思います。いわんや国防総省をやといったところでしょう。
しかし、あれほど破壊された場所もすっかり整備されて、再建計画が進んでいると聞くと時の流れを感じます。街中の変化の速さはベトナムも負けてはいません。以前は年に3、4回のペースでやってきていましたが、数ヶ月ごとに遷り変わる風景に驚きと興奮を覚えたものです。ここに住むようになってからは毎日同じ景色を眺めていますので、以前のように劇的な変化という印象はなくなりましたが、先日日本へ帰国してベトナムの変化の速さを再確認しました。今回は2週間ほど留守にしただけなのですが、近所の店が2軒立て直し始め、毎日前を通る基礎工事中だったマンションが既に壁の塗装を終えようようとしていました。
中でも一番驚いたのは8月革命通りとレロイ通りなどが交差するロータリーの整備でした。グエンチャイ通りからリートゥチョン通りへ抜けようとすると、8月革命通りに中央分離帯ができていて、直接回れないようになっていました。不便になった反面、ロータリーの侵入前には信号ができたので、特にラッシュ時によくみられるせめぎ合いが減ったことは歓迎すべきことです。ベンタン市場前にしろトンドクタン通りのグエンチャイ像にしろロータリーの整備は進んでいるようです。四方八方から突入してくるベトナム人と阿吽の呼吸でロータリーをやり過ごす緊張感がなくなっていくのは少し寂しい気もしますが、事故の危険が少しでも減るならやっぱりそんなことは言ってられないのかもしれません。
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