【NNA7日】世界貿易機関(WTO)は7日ジュネーブで開いた一般理事会で、ベトナムの加盟を承認した。ベトナムは今後、国会での加盟議定書の批准などの国内手続きを経て、遅くとも来年初頭までにWTO150番目の正式メンバーとなる。予定通り本日WTO加盟が承認されました。現時点で関税引き下げ予定品目が1万600だそうです。すぐには末端の生活に影響はないでしょうが、じわりじわりと効いてきそうです。引き下げ率の最高は衣料・縫製品の63.2%。ベトナムは衣料品が安いと言われますけど、個人的には周辺国に比べて割高感を常々感じてました。ベトナムでは品質の悪い衣類は確かにかなり安いです。でも、個人的に着ても良いかと思える部類のものは、もちろん日本と比べたら安いですけど、あまり安くないです。ベトナムの縫製品が安いというのは現地生産して輸入する側だけのことです。安い労働力を使って安く海外に売りたたき、海外からの製品にはこんな関税をかけていたわけです。それで、安いパック旅行でバンコクなんかに行った人が服が安いと言っているわけです。発展してるとはいえ軽工業ばかりのベトナムにいながらブランド物でもない普段着などのショッピングが目的で海外旅行に行く大して金持ちでもない庶民がいるというのは珍しい構図です。
これまでの報道によると、ベトナムはWTO加盟各国・地域との合意に基づいて、1万600品目について5~7年かけて関税の引き下げを行う。引き下げ幅が最も大きいのは衣料・縫製品の63.2%で、このほか、◇海産物、38.4%◇皮革ゴム、21.5%◇農産物、10.6%──などとなっている。
中国と同様に社会主義体制下で市場経済改革を進めるベトナムにとって、海外からさらなる投資を呼び込むためにも、WTOに加盟して国際ルールにのっとった経済運営を行うことは必然の措置だった。初めて加盟申請を行った1995年1月から約12年たっており、今回の加盟承認は悲願の実現ともいえる。今後、政府が推進している国営企業の株式会社化をはじめ、あらゆる経済分野で構造改革が進み、市場に大きな変革がもたらされることが予想される。一方、関税障壁の低減は、これまで労働コストの安さに頼っていたベトナム生産のメリットを薄めることになる。域内経済の統合が進む中、ベトナムは何を次代の成長の柱に据えていくのか、明確な産業政策を打ち出す必要に迫られそうだ。
2006/11/08
WTO加盟承認
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