【NNA13日】ベトナム自動車工業会(VAMA)加盟外資メーカー12社の10月の販売台数は前月比3.8%増の3,117台となった。1~10月累計では2万4,094台、昨年同期比14.5%減と依然低迷している。ただ、前月比増加は3カ月連続、前年同期との乖離(かいり)幅は縮小傾向にあり、市場はすでに底打ちした感がある。一方、ベトナムの世界貿易機関(WTO)加盟によって低迷が続く自動車市場が活気づくと、期待を込めて報じられている。長らくベトナムの自動車市場が低迷しているとの報道を目にしてきましたが、やっと回復の兆しが見えてきたようです。ただ、不調なのは全メーカー通してのことで日系などは依然好調のようです。全体でマイナスなのに日系は軒並みプラスということから、自動車市場での日本車のブランド力を改めて感じます。首位のトヨタ・ベトナム(TMV)は1~10月の累計販売台数は前年同期比16.7%増の1万963台。新車市場全体に占めるシェアも45.5%。8月下旬にシビックを売り出したホンダ・ベトナム(HVN)の累計販売台数は516台となり、一カ月当たりの販売台数は約240台で、TMV、フォード・ベトナムに次ぐ、第3位の水準だそうです。
ベトナムの新車市場が去年から低迷した原因は、今年1月に完成車(CBT)の輸入関税と特別消費税(SCT)が引き下げられることによって価格が下落することへの期待と5月からの中古車輸入解禁でした。
【NNA3月24日】ベトナムでは5月から中古車輸入の原則解禁が予定さているが、23日付グオイラオドンによると、現行の各種税金を合算すれば税率は300%を超え、当初期待されたように安い中古車が大量に出回るわけではないことが明らかになった。期待された中古車の輸入解禁は想像を絶する課税率で完全に意味のない物となりました。ただ同然の価格で中古車を仕入れたとしてもしっかり輸入税に下限が設定されていて、5人乗りで排気量2,000ccの場合、輸入税の下限はなんと1 万米ドル。さらにその合計額にSCT50%が加算されて、またさらにVAT10%が上乗せされます。つまり、3,000米ドルの車が7倍強の2万1,450米ドルになるそうです。中古車の意味が全くありません。
ホーチミン市税関局税額算定部のグエン・クォック・トアン副部長によれば、中古車に課される税金は、◇輸入税◇特別消費税(SCT)◇付加価値税(VAT)──の3種類だ。昨年12月22日付の財務省決定98号に基づけば、輸入税の税率は150%で、SCTは50%、VATは10%とされる。
買い入れ価格が1万米ドルの中古車を輸入する場合、輸入税(150%)として1万5,000米ドルを納めることになる。SCT(50%)は買い入れ価格と輸入税を合計した額(2万5,000米ドル)を基に計算されるため、1万2,500米ドルとなる。さらにVAT(10%)は買い入れ価格、輸入税、SCTを合計した額(3万7,500米ドル)を基に算定されるため、3,750米ドルとなる。
こうして買い入れ価格1万米ドルの中古車への支払い額は、3種類の税金が加わって4万1,250ドルにもなる。累積的な課税により、312.5%もの税金を課せられたに等しい結果が生じる訳だ。輸送コストなどが上乗せされれば、販売価格はさらに上昇する。
【Thoi Bao Kinh Te Viet Nam=The Watch7月14日】専門家によると、今年下半期には安価な中国車や高級中古車が国内に流入するが、ベトナム国内の自動車メーカー各社は価格を据え置く見通しだ。中古車解禁は結局意味のないものでしたが、WTO加盟によって税率も改善されることから新車販売価格に影響を与えることになるでしょう。中国車はどうでしょうか。国内の自転車がこれほどまでに急速にバイクに取って代わったのは中国製の模倣車の功績によるところが大きいです。しかし、庶民でも買うことが出来るバイクとは違い現時点ではかなりの金持ちにしか手の届かない自動車となると、僅かな金をけちって中国車を購入するとは到底思えません。
��中略)ベトナム国内の自動車販売価格は他国に比べ高く、不満の声は多い。これまでの値下げも消費者の意に沿うものではなく、ヨーロッパの販売価格の2倍となっている車種もある。そのため中国車のほうが消費者の手が届きやすいが、市場をリードする存在になるかは、その性能面から疑問視されている。しかし、中国車がこれをクリアすれば、国内生産車も価格改定を余儀なくされるだろう。
中古車は、これまでに40台程度輸入されており、その大半を高級車が占める。輸入価格3万4,000ドルのLEXUS LX470の販売価格は10万ドル、申告価格9,500ドルのBMW-X5は、課税後の価格が7万ドルに達する。ハイフォン港から輸入された Mercedes S-500は販売価格が11万ドルだが、2004年式S-500は国内では2004年当時、20万ドルで販売されていた。保税倉庫では現在、Lexus、 Mercedes、Porscheといった高級車が数十台、市場での販売を待っている。高級車販売業者は、高い国内生産車は消費者の選択肢から外れるようになっていると言う。
Matiz、Lacetti、Kiaなど比較的低価格の自動車を扱うVidamco社の年初5カ月の販売台数は688台で、昨年の67%相当にとどまっている。これは中古車の輸入解禁の影響を受けたものだが、専門家は国内生産車は今後、中国車の影響も受けるだろうと指摘する。先にも触れたように品質には改善の余地が残るが、デザインや保証制度からみれば、バイクで起こした“革命”の再現もあり得る。中グレードのセダンは外的な競争相手がおらず高値が維持されているため、今後はHonda Civicの販売動向が注目される。
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