電話会社が納税額や消費者への請求を不正処理していることが発覚して、捜査当局が内部調査を開始したようです。
最近徐々に値下げされてきているとはいえ、ベトナムの通信費は物価に比べてべらぼうに高く、周辺国と比較しても高額で外資系企業からも批判されていました。
ベトナムでの高収入就職先として、電気、水道、空港などのインフラ企業がまず挙げられますが、通信全般を管轄する郵政関係もそのひとつです。民間企業の場合も同じことが言えますが、もちろんそこで働くためにも多くの場合能力よりも縁故関係が重視され、特に上記のインフラ企業では共産党系の血筋も要求されます。
今回の場合は、共産党系の他の職種と比べても法外ともいえるほどの給与が原因となって、内部に軋轢ができた結果かもしれません。たとえば空港職員ですが、先進国では特に目立った職業ではありませんが、ベトナムでは新卒社員の場合で同年代と比較して数倍から時には十倍以上の報酬を得ていることもあるそうです。
外国人としてベトナムの給与体系には余り関心がありませんが、もし不正請求が本当にあるなら、これを機会に毎月の通信費が少しでも安くなればと期待してます。
また、数ヶ月前から薬品の価格が突然値上げされました。ベトナムでは欧米の薬剤を輸入して使用していますので、その値上げはベトナム通貨の下落による影響だと勝手に思っていましたが、どうやらそれだけではなさそうです。
今日の朝刊(『Tuoi Tre』=若者)によると薬品関連企業から医師へのリベートが問題視されていました。イニシャルで病院名と医師名が列挙され、本当かどうかはわかりませんが、最も少ない医師でも月5千万ドン(約35万円)ものリベートを受けているとのことです。日本の医療業界も同じようなことをしているのでやっぱり医者は儲かる職業ということなのでしょう。
知人のかかりつけの医師は、いつも薬を購入後に診察室に戻って購入した薬を見せるように要求するそうです。何でそんなことをするのか分かりませんが、もしかしたら自身のリベートの計算のためにメモってるのかもしれません。
とにかくベトナムの賄賂はあからさまです。よく行くスーパーの棚にはペプシしか並んでなく、別のスーパーにはコカコーラだけです。レストランに行ってもビールの種類が限られている事が多いのも、メーカーからの圧力が大きいようです。札束での脅迫は印象が悪いですが、金さえあればベトナムほど仕事のしやすいところはないでしょう。
日本でもアメリカでも形は違えど同じようなことをしているので、ベトナムだけを批判することはもちろんできません。
むしろ現ナマをたたきつけるベトナム方式は潔ささえ覚えます。
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