【NNA】日越の経済交流の進展とともに、南部で日本語学習熱が急速に高まっている。国際交流基金(ジャパンファウンデーション)が12月にホーチミン市で行う日本語能力試験への応募者は6,330人で、昨年(4,276人)の約1.5倍、一昨年(2,980人)比では 2.1倍へと急増した。さまざまなニュースを耳にするにつけ日本企業のベトナムへの入れ込み具合が日に日に加熱しているのが伝わってきます。であれば当然日本政府も後押しをするわけで、ベトナム支援もそれにつれて順調に拡大しています。
日本語学習熱の高まりは、日本語を教える民間の語学学校の増加によっても裏づけられる。ホーチミン市内の大学を除く日本語学校などは現在36校で、2003年当時の19校から約2倍に増加した。在ホーチミン日本国総領事館では、◇日系企業への就職を目指すベトナム人の増加◇マンガなど日本のサブカルチャーへの興味の広がり──を要因として挙げており、「学習者のすそ野が広がってきていることが最近の特徴」と指摘する。
記事によると日系企業のベトナム人労働者の賃金は入社10年目の管理職クラスで4、5百ドルだそうです。だいたいそんなもんだと思ってましたが、日本語が出来ると200~250ドル上積みだそうです。これは意外でした。そんなもらってるんですか。現時点では日系企業の幹部社員になるベトナム人はまだ少数だと推測しますので、外資系ではよく出世して千数百ドルか2千ドルってとこでしょうか。それにしてももらってますね。もちろんその額ではとても日本人としては働きたくはないです。でも、ベトナム人としてベトナムで暮らしていく分には十分な額です。大企業であれば日本人1人駐在させるのに月100万じゃ収まらないでしょうから、それを考慮すればまだ上がる余地はだいぶありそうですね。
■企業で有利な待遇
日系企業への就職や好待遇獲得への手段として日本語を学ぶベトナム人は少なくないとみられるが、南部ビンズオン省に展開するある日系製造メーカーは、「日本語ができるだけでは、月給はせいぜい30~50米ドル程度しかアップしない」と語る。貿易実務や会計総務など、業務に関係した能力が単なる語学力よりも重要で、「そうした仕事ができた上で日本語ができれば、100~200米ドルの上積みもあり得る」とした。
ドンナイ省のある日系製造メーカーは、「入社10年目の現場管理職クラスでは、日本語ができれば月給650~700米ドル前後が『相場』となっているようだ。日本語ができない、同じ能力の人材と比べて200~250米ドル高い」と語っている。
南部の日系メーカーやサービス企業などによると、日本語ができる人材の需要は高く、日系企業の進出や業務拡大が相次いでいるため、市場価値は今後さらに上がっていくと予想される。日系企業にとっては、日本語人材の採用によって日本人駐在員の削減が可能になるコストメリットがある反面、◇育成してもライバル企業の引き抜きに遭った場合は補充が困難◇同時に経営に関する機密情報が流失しかねない──などのリスクもあるという。
■日本語人材を養成
なお、ハノイ市やホーチミン市などの一部の中学校では、日本政府と教育訓練省による日本語教育プロジェクトが03年より始まっている。07年からは高校でも日本語教育を実施し、将来の日越交流を担うベトナムの人材養成を期待している。
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