【NNA4日】統計総局(GSO)によると、ベトナムの2006年の輸出総額は前年比22.1%増の396億500万米ドルと順調な伸びを示した一方、輸入総額も20.1%増の444億1,000万米ドルで、入超額は48億500万米ドルと一昨年の45億3,000万米ドルから約6.1%拡大した。順調に輸出が伸びて昨年は2割増しでした。主要輸出産品に「履物」というのが並んでいるのを見ると、長いことEUにいちゃもんを付けられていたことを思い出します。結局あの騒ぎはどうなっちゃったんでしょうか。先進国の常套句であるダンピングを持ち出して輸入規制をしようとしてましたが、品質の悪いベトナム製品が廉価なのは当たり前です。記事にもあるとおりWTO加盟によって、EUの主張も以前のようには通らなくなるでしょう。
10億米ドル以上の輸出額を記録したのは、◇原油◇縫製品◇履物◇水産物◇木製品◇電子部品・パソコン◇コメ◇ゴム◇ コーヒー──の9品目。対中輸出が好調だったゴムが58.3%増の最も高い伸びを示した。また、電子部品・パソコンが24%増、水産物が23.1%増といずれも好調だった。コメは主要輸出品目の中で7.2%減と唯一のマイナスを記録した。
原油を輸出して精製した物を輸入するという寂しい現実もそろそろ改善されそうです。ベトナムの原油埋蔵量がどの程度なのか知りませんけど、オイルマネーで貿易黒字を大幅に拡大させるほどはなさそうです。
昨年の貿易の傾向について商業省情報センターのファム・タト・タン所長は、「原油の伸びが輸出額を押し上げた。輸入品も、消費材よりも機械や設備、技術が多く、良い傾向となっている」と肯定的な見方をしている。
石油製品の輸入額は16.4%増の58億4,800万米ドルとなった。09年に国内初のズンクアット製油所(中部クアンガイ省)が稼働すれば、輸入額は大幅に減るとみられる。また、縫製品(58億200万米ドル)と履物(35億5,500万米ドル)は、世界貿易機関(WTO)への加盟によってさらに輸出額が増えると予想されている。
なお、今年の目標輸出額は468億米ドルだ。タン所長は、「ベトナムの目標は輸出と輸入の均衡だが、一朝一夕に達成できるものではなく、さらに数年を要するだろう」と語っている。
0 件のコメント:
コメントを投稿