2011/01/20

新指導部決定

NNA20日】ベトナム共産党の第11回全国代表大会(党大会)で選出された中央委員会は、選出当日の18日に初回総会を開催し、党最高指導部に相当する政治局員14人を選出するとともに、グエン・フー・チョン国会議長(67)を新書記長に選出した。大会は19日、2001年から書記長を2期務めたノン・ドゥク・マイン氏からチョン新書記長へと党の指導が引き継がれたことを確認して閉幕した。19日付VNエクスプレスなどが報じた。
チョン新書記長は19日午前、党大会で、「わが国を2020年までに近代的な工業国に成長させる任務を完遂する」と決意を述べた。大会閉幕直後の記者会見では、「党の決議を忠実に実行するのが自分の任務」と、控えめな姿勢を表明した。チョン氏は、1944年4月ハノイ生まれ。67年ハノイ総合大学(現ハノイ国家大学)を卒業し、同年入党。党の理論誌「タップチーコンサン(共産雑誌)」に 20年間携わり、そのうち91年からの5年間は同誌編集長を務めた。81~83年にソ連に留学して博士号を取得。党建設理論を専門とする。00年以降、党ハノイ市委員会書記、党中央理論評議会議長を歴任。07年7月、国会議長に就任した。実務家というより理論家で、保守穏健派とみなされることが多い。「親中国派」と報じられることもあるが、国会議長就任直後に訪中したことから生じた印象にすぎないとの見方もある。
今大会では、書記長が大会代議員全体による直接投票で選ばれる可能性もあるとされたが、これは実現しなかった。
 書記長67歳。その他の顔ぶれを見ても高齢者揃いです。日本と同じくベトナムも年功序列から抜け出すにはまだまだ時間がかかりそうです。



■新政治局は14人、競争性も
新しい政治局は、チョン書記長、グエン・タン・ズン首相、チュオン・タン・サン党書記局常務など14人で構成された。うち9人が再任、5人が新任だ。ズン首相は、5月の総選挙で成立する次期国会で首相続投が決まるとみられている。サン氏も同国会で大統領(国家主席)選出が内定している。ズン氏とサン氏はいずれも南部出身。政治局員のうち、最高齢は67歳のチョン書記長。最年少は新任のチャン・ダイ・クアン公安次官で55歳だ。女性のトン・ティ・フォン国会副議長も政治局員に選出された。女性政治局員は、第8期(96~01年)のグエン・ティ・スアン・ミー党中央検査委員長に次いで2人目だ。チョン書記長は記者会見で、「今回の政治局選出では、定数に対して候補者数が70%多かった」とし、今回の大会に、一定の競争性が持ち込まれたことを画期的と評価した。チョン書記長を含めて、党の日常活動を指導する書記局7人も選出された。
■キエム副首相は中央委落選
政治局員に再任される予定だったファム・ザー・キエム副首相兼外相(67)が、17日の中央委員選出で、中央委員に落選するという想定外の事態が発生し、政治局員に再任される資格を失ったことも明らかになった。
中央委員は定数175人に対して、候補者が25%多い218人。若干の競争性が導入されたとはいえ、競争率は高くない。落選者の中には、唯一の自薦候補である党中央情宣局業務・資料科学研究センターのグエン・スアン・キエン副所長(45)もおり、副首相兼外相の政治局員が、ほぼ無名の自薦候補とともに落選したことになる。キエム氏落選の詳細は不明だが、当選に必要とされる得票率に達しなかったと報じられている。
■政治局(14人)
グエン・フー・チョン(67)、国会議長、書記長
グエン・タン・ズン(62)、首相
グエン・シン・フン(65)、副首相
レ・ホン・アイン(62)、公安相
フン・クアン・タイン(62)、国防相
チュオン・タン・サン(62)、党書記局常務
ファム・クアン・ギ(62)、党ハノイ市委員会書記
レ・タイン・ハイ(61)、党ホーチミン市委員会書記
トー・フイ・ズア(64)、党中央情宣委員長
��以下は新任の5人)
ディン・テー・フイン(58)、党中央機関紙ニャンザン編集長
ゴ・バン・ズ(64)、党中央事務局長
グエン・スアン・フック(57)、政府官房主任
チャン・ダイ・クアン(55)、公安次官
トン・ティ・フォン(57)、国会副議長、女性、ターイ族
■書記局(7人)
��政)は政治局員を兼任。
��政)グエン・フー・チョン(67)、書記長
��政)チュオン・タン・サン(62)、党書記局常務
��政)ゴ・バン・ズ(64)、党中央事務局長
ゴ・スアン・リック(56)、国防省政治総局副局長
ハー・ティ・キエット(60)、党中央大衆動員委員長
チュオン・ホア・ビン(55)、最高裁判所長官
グエン・ティ・キム・ガン(56)、労働・傷病軍人・社会福祉相

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