2011/01/24

2010年度円借款

NNA24日】日越両政府は21日、2010年度前期(正式には10年4~9月)の一部となる円借款の交換公文(E/N)締結式をハノイの計画投資省で行った。ギソン火力発電所(第2期)など3案件に、581億8,000万円を供与する。昨年5月にも前期分の一部が緊急供与されており、前期は合計865億6,800万円が契約されたことになる。
 (中略)今回調印の3案件は◇ニャッタン橋(日越友好橋)建設計画(第2期)、248億2,800万円、金利0.2%(10年の据置期間含み償還40年)、日本タイド◇ギソン火力発電所建設計画(第2期)、298億5,200万円、金利1.2%(10年の据置期間含み償還30年)、一般アンタイド◇第9次貧困削減支援貸付、35億円、金利1.2%(10年の据置期間含み償還30年)、一般アンタイド──。
 日本にいると個々の事業が何のことか今一つピンときません。


ニャッタン橋はハノイ市の建都千年事業の一環として09年3月に着工したが、第1期分として借款契約が結ばれたのは2006年3月(05年度)の136億9,800万円だ。ギソン火力発電所は第1期分として209億4,300万円が07年3月に借款契約、昨年7月に起工式を行った。貧困削減支援貸付は世界銀行との協調融資。
 なお、今年度前期分の早期分として、工期遅延に伴って資金不足が問題になっていた案件など計3件、総額283億8,800万円の借款契約が昨年5月に結ばれている。◇サイゴン東西ハイウェー建設計画(第5期)、140億6,100万円◇ホーチミン市水環境改善計画(第3期)、43億2,700万円◇気候変動対策支援プログラム(第1期)、100億円──でホーチミン市の2つの建設事業は追加借款だ。
 日本政府は対越円借款額を、これまでの毎年平均1,000億円から1,500億円に増額する方針のほか、緊急性を要する事業に対応するため、09年度から前期と後期の2回に分けてE/Nを結んでいる。今年度後期分として約600億円分の円借款事業が3月末に契約される可能性もありそうだ。

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