2007/02/27

続サイゴン対ハノイ

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  前回のフォー対フーティウに続いて、都市対決サイゴン対ハノイ。単に無知だからか或いは故意にかは知らないが、物凄い悪意の籠もったレッテルが貼られているので、記事を抜粋してみる。
●ハノイ
【プライド】ベトナム戦争で勝利したという誇り。首都である。標準語を話している。
【外見】色白でかわいい女の子が多いが、服装がダサイのが難点。田舎出身者ほど髪が長い。男性はデプチャイ(イイ男)率が高い。いまだにベトナム戦争時のヘルメットを日常的に使っている人がいる。
【気質】厳しい気候と、戦時中、貧しい暮らしを体験していることから、計画的に物事を考えてる人が多い。節約&貯蓄型。
【食生活】塩味メインだが、「味の素」も相当使う。ホーチミンよりも質素な食事。リンゴ、栗など、隣の中国の食材が手に入りやすい。
【街の人に聞きました!サイゴンについてどう思う?】サイゴンの人たちは、ハノイ人のことをよく言わないけど、ハノイ人はサイゴン人に対して敵対心は持っていないんだよ。サイゴン人が過剰に意識しているだけ。僕は生まれ育ったハノイが好きだけど、サイゴンも好き。それにビジネスチャンスはやっぱりサイゴンにあると思っているよ。でもね、サイゴンの飯は勘弁。甘過ぎて食べられないよ。(32歳/男性/会社員)
●マユミ→マズミ
標準語。ザジズゼゾの濁音が多く、全体的に固い音に聞こえる。ヤユヨの音が言えずザズゾになってしまう。


●ホーチミン(サイゴン)
【プライド】経済都市として栄えている。外国文化が入りやすく刺激的。
【外見】やや色黒。ベトナムでは白い肌が美しいとされているので、日焼けを恐れて日中は完全紫外線対策(長い手袋、大型マスク、帽子など)夜は露出度の高い服。あか抜けている。韓国ドラマの流行でメイクは韓流。
【気質】恵まれた気候のせいか、あくせく働かなくても生きていけると思っている。我慢することが苦手で欲望のまま生きている。浪費型。
【食生活】容赦なく砂糖を入れるのでとにかく甘い。煮物にココナッツ果汁が欠かせない。一年中暖かいので作物が豊富。
【街の人に聞きました!ハノイについてどう思う?】ハノイはベトナムの首都だけど、私はベトナムの中心はサイゴンだと思っているわ。サイゴンにはハノイ出身者もたくさん暮らしているけれど、耳障りな言葉を話すからすぐにサイゴン人じゃないってわかるの。サイゴンに暮らすつもりなら、南部弁を覚えることね。北部弁なんてしゃべったらまず市場でボラれるわよ。(38歳/女性/ベトナム語教師)
●アオザイ→アオヤイ
南部弁。標準語を話す人はいない。ヤユヨの音が多く全体的に柔らかな音に聞こえる。
【気候】1月~4月は乾期、5月~12月は雨期。
 細かいことはあまり言わないことにするが、それでもかなり酷い。まぁアルクのネタなんだからそんなに目くじら立てずに、面白可笑しく楽しめばそれでいいのだろう。まさか書いた人も本気では思ってないだろうから。でも、その他の文章にもいろいろと気になるところがある。一つあげるとすれば、ホーチミンは政治的な名前なので昔のサイゴンという呼称をこだわりを持って使っているというところ。書いた人はほんとに何も知らないんだと思わされる。そもそもサイゴンとホーチミンの範囲は全然違うし。ベトナム人に聞いたら上の記事のような答えが返ってくることもあるだろうけど、少しでもベトナムを知るものが自分の頭で考えて書いたらこうはならないだろうと思う。
 だいたい、記事中に「標準語」を連発してるけど、アルクの記事で今時「標準語」だなんて言っててもいいんだろうか。ちゃんと校正してないな。
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ベトナム誌定期購読

 Fujisan.co.jpという雑誌の定期購読の申し込みが出来るサイトがあります。そこらの店頭に並んでるものやかなりマイナーなものまで取り扱いが多く、毎月送料無料で自宅へ配送してくれる便利なサービスです。もう相当昔のことですけど、富士山マガジンサービスがこの画期的なサービスを始めたときにはいろいろといちゃもんをつけられたというような記事を読んだ記憶があります。そりゃ既存の本屋は困りますからね。最近はアマゾンでも雑誌を購入できますが、定期購読はまだ出来ません。それにアマゾンでは1500円以上で配送料無料なので、雑誌1冊だけでは送料がかかってしまいます。先日bk1も海外向けに雑誌の配送サービスを始めました。国内向けはまだのようです。
 ベトナム関連でどんな雑誌があるのか調べてみました。もともとベトナムに特化した日本語の雑誌なんてそうないですから、たったの2誌しか探せませんでした。メコン通信Vietnam SKETCH (ベトナムスケッチ)です。

 しかもメコン通信はまだ手配できません。唯一自宅まで届けてもらえるのがVietnam SKETCH (ベトナムスケッチ)です。そうあのスケッチです。ベトナムではそこらで無料で配ってるあれです。広告ばっかりでほとんど記事がないし、その記事も似たようなものがホームページで読めます。どう考えても販促用のフリーペーパーです。確かにただでもらえるのであれば、新しい店を知ることが出来ますし、装丁も以前と比べてかなり良くなったし、暇つぶしにもなるし文句はありません。でも、1冊500円も払う価値があるかどうかは難しいです。販売サイト内には好意的なコメントが付いてますけど、やっぱり関係者かなって思ってしまいます。
メコン通信 ベトナムスケッチ

2007/02/17

謹賀新年2007

Chúc mưng năm mơi!

 今年は久しぶりにテトをベトナムで過ごせなくなり残念です。ベトナムを離れていたので長いことテトは18日だと思ってたんですが、ベトナムでは17日でした。去年は閏7月があったから30tếtがありませんでした。ベトナム人はそう教えてくれましたが、中国や台湾とずれた本当の理由は違うようです。ベトナムと中国では一時間の時差があり、それによって少し狂いが生じるんだそうです。でなければベトナムが中国よりも遅くなることや、一日ではなく数日、数週間の差が出ることを説明できません。細かい算出方法は今ひとつ分かりません。今度よく調べてみます。一般のベトナム人や中国人も分かってないですけど。
 来年もテトをベトナムで過ごすのは難しそうです。再来年はどうかなぁ。西暦の休みが明けての時期だから、旧正月を祝う習慣のある国で働いてなければ休みを取るのはやっぱり難しいです。

2007/02/04

閲覧前に安全性チェック

INTERNET Watch2006年12月1日】Webシステム構築を手掛けるブイモールは1日、メールなどに記載されたリンク先のURLを入力することで、サイト情報を調べられるサービス「aguse.net(ベータ版)」を公開した。利用は無料。
 aguseでは、調べたいサイトのURLを入力するだけで、当該サイトのIPアドレスや逆引きホスト名、スクリーンショット画像などを確認できる。これにより、初めてアクセスするサイトの内容を事前にチェックできる。
 また、Googleマップを利用したサーバーの位置情報や詳しいドメイン・管理者情報のほか、企業や団体が提供するフィッシングサイトブラックリストとも照合できる。なお、サイトによっては情報の取得に時間を要する場合もある。
 特別で目新しい情報は何にもないけど、シンプルな画面で気軽にドメイン情報を検索できます。tracerouteの表示画面もすっきりしています。シンプルが一番です。1月中にメールの送信経路追跡サービスが始まるとのことでしたが、それはまだみたいです。

無料ニフティID

 海外にいてもネットでニュースを読むことが出来るので、新聞がなくてもそれほど困ることはありません。が、やっぱり紙をめくりながら記事を読みたいという欲求もあります。ネットだとヘッドラインの中から読みたい記事をクリックしたりするのも面倒です。特集やインタビュー、コラムなどネットには載らない記事もたくさんあります。
 ベトナムにいたときはダイヤルアップだったので産経新聞をテキストでダウンロードしてオフラインで読めるサービスを使ってました。今は国も変わって、遅いながらもいちおうはADSLです。産経NetViewというのが安いし便利そうです。しかし、今のIDはファミリープランの子IDになってます。つまり、このIDで買い物をすると親元に請求が行くことになっているわけです。この料金ぐらいだったらたいしたことないので構わないですが、電子書籍@niftyなどで本やマンガもダウンロードしたい。大人買いしたマンガの請求を親に送るわけには行きません。で、調べました。現在、ニフティでは月額料金なしでコンテンツを利用できるアカウント取得サービスが2つあります。PLEASY@nifty IDです。前者はウェブマネーでも支払いが出来ますが後者はクレジットカードが必須な分、利用できるサービスが多かったりします。前者にしかないものもあるしその逆もあって少し利用できるサービスが違っていますが、利用したいサービスが全て@nifty IDでしかできないので、自ずとどちらを選択するかは決まっていました。

 で、早速ネットビューと契約してみました。ディスプレイで読んでるんだからサイトで読むのとたいして変わらないような気もしますが、やっぱり紙のレイアウトの方が落ち着きます。開始月が無料ではないばかりでなく月末に申し込んでも日割りもなく1ヶ月分の料金が請求されるのはかなりせこいです。解約月はそれでいいけど、申し込みの月にそのやり方では中旬を過ぎると契約者数が相当落ちみそうです。
 コンテンツ利用についてサイト内を検索してたら、アット・ペイというサービスを見つけました。そういえばかなり昔にこのサービスを始めるというニュースを見たことがあります。まだやってたんですね。以前は利用料がかかったのに今はそれがかかりません。写真でも撮って売ったら売れるでしょうか。

アマゾンポイント開始

INTERNET Watch1日】アマゾンジャパンは1日、同社が運営するオンラインストア「Amazon.co.jp」において、購入商品に応じてポイントを付与するサービス「Amazonポイント」を開始した。1ポイントを1円として、Amazon.co.jpでの支払いに利用できる。
 Amazon ポイントでは、商品の詳細ページなどに表示されるポイントを獲得することが可能。注文確定後に仮ポイントが発行され、商品の発送から40日後を目安に、支払いに使える確定ポイントに変わる。
 やっとアマゾンもポイントサービスを始めました。これまではアマゾンで検索してビーケーワンで購入してました。理由はビーケーワンだとアフィリエイトで本人の購入が認められていて3%貯まるから。それに、ここ数ヶ月は1万円以上購入すると1000円分還元される上に、3000円以上の購入で使える300円のギフト券が頻繁に送られてくるからです。アマゾンの還元率がディスカウントショップ並みだったら乗り換えようかと思ってたけど、おおむね1%。中には還元なしの商品まで。だめだこりゃ。未だにアフィリエイトの本人購入も認められてないし。
 一方、アマゾンのアフィリエイトは去年の暮れから絶好調です。今年に入ってからは既に10万円以上の売り上げがありました。何が転機となったんでしょう。よく分かりません。

2007/02/01

サイゴン対ハノイ

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 アルクという雑誌の企画で各国のライバル対決なる特集があったのを見つけた。日本で言えばさしづめ東京対大阪ってなところだろうが、記事に日本はない。まぁ意識してるのは大阪だけで、東京は大阪をライバルだなんて全く思ってはいないけど。実はその記事、昨年の5月号なのだが、面白いので紹介してみることにする。

 ベトナム関連では南北都市対決と麺に関する記事が掲載されていた。麺はフォーとフーティウである。執筆者によると、「ベトナムを紹介した本には「ベトナム人の朝はフォーで始まる」などと書かれていることもあるが、フォーの本場はあくまでもハノイ。国民の全てが毎朝フォーを食べているわけではないのだ。」だそうである。確かに南部は朝食にフォーを食べている人は少ない。朝に食べる麺と言えば圧倒的にフーティウであろう。しかし、だからといってハノイの人たちが毎朝フォーばかり食ってることもないだろう。さらにこの人はフォーの本場はハノイだととにかく強調したいようだ。

「北部出身者も多いホーチミンには、フォーを食べさせる店はもちろんある。しかし、専門店なら「「Pho Hanoi」とフォーの本場であるハノイ出身者の店であることを強調する看板は欠かせない。」
 この人あんまりベトナムには詳しくないようである。確かに書いてある店もあるだろう。でも、中心部で「旨い」とされる有名店にはあまりそんな看板は見あたらない。そもそもハノイのフォーとサイゴンのフォーは全く違う別物なのである。フエのブンボーフエとサイゴンのブンボーフエの味付けが全く違うように。その言い分はラーメンの本場は中国だと言うようなもんだ。基本的に北部や中部の食は貧しい。フエのブンボーが貧素なのと同じように、ハノイのフォーには基本的に具がないのである。当然外国人向けの店やある程度いい店に行けば肉も入ってるだろうし、最近はハノイも豊かになってきたから付け合わせの野菜も量や種類が増えたかもしれない。が、基本は具はネギのみ。それがフォーハノイなのだ。「Pho Hanoi」以外にも「Pho Bac Hai(北海)」という店名を見かけるが、それはつまり、具は入れてませんということを告白しているのである。嘘だけど。
 というわけで、今さらフォーの本場がハノイだなんていうのはあんまり意味がないことではないか。それに、記事を読む限り南部でフォーの店を探すのは難しいような印象を受けるが、そんなことはない。少なくともフーティウだけを扱っている店と同じぐらいはフォーだけ売ってる店がある。
つづく